甲津畑〜清水頭〜雨乞岳☆山頂ホワイトアウト→360度大展望激変☆

2022年01月30日(日) [日帰り]

• GPS: 10:23
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,107m
• 下り: 1,107m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:07
• 休憩: 2:17
• 合計: 10:24

6:13 スタート地点
6:27 6:27 岩ケ谷林道起点
7:01 7:02 杉谷善住坊のかくれ岩
7:28 7:31 桜地蔵尊
7:36 7:37 タイジョウ分岐
7:41 7:42 甲津畑、避難小屋
8:06 8:06 ツルベ谷出合
8:18 8:22 蓮如上人旧跡
11:10 11:20 南雨乞岳
11:33 13:00 雨乞岳
13:25 13:39 杉峠
13:43 13:43 杉峠、西避難小屋
13:50 13:50 一反ぼうそう
14:08 14:08 向山鉱山跡
14:11 14:12 シデの並木
14:27 14:37 蓮如上人旧跡
14:47 14:47 ツルベ谷出合
15:03 15:05 甲津畑、避難小屋
15:09 15:10 タイジョウ分岐
15:15 15:15 桜地蔵尊
15:43 15:45 杉谷善住坊のかくれ岩
16:18 16:18 岩ケ谷林道起点
16:37 ゴール地点

天候

☆山頂到着まで周囲の山はほとんど見えませんでしたが（涙）、山頂で一気にガスが取れました（祝）。風は弱かったです、本当に助かりました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆岩魚の里　永源寺グリーンランドに下るポイントまでは除雪が入りますが、その先は除雪してくれません。今回はそのポイントから数十メートル進んだ所に停めました。
☆駐車できるキャパは5〜6台です。永源寺支所（永源寺コミュニティセンター）で待ち合わせ、駐車場の隅に車を置かせていただいて2台で現地に向かいました。

コース状況／危険箇所等

☆コンスタントに甲津畑から雨乞岳には登っていますが、雪の多い今年は下記の点が特に危なく感じました。千種街道は渓谷沿いの斜面に作られた狭い登山道をトラバース気味に詰めて行きます。全面雪が乗って斜面と一体化した登山道に細いトレースが付いているという感じで、踏み外すと川底まで滑落してしまうデンジャーゾーンが例年以上に長く続きます。落ちたらただでは済みそうにないです。
☆奥の畑谷は二つの大きな稜線に囲まれたエリアで川が何本も枝分かれしています。奥の畑谷を通って清水頭の稜線に出ますが、目印となるものが無く大変道迷いしやすいです。登山者もほとんど会いません。できることなら無雪期に何度か歩いて地形を確認されてからの方が無難だと思います。
☆杉峠から下る千種街道も積雪期は注意が必要です。登山者は好き勝手にトレースを付けていて（雪山の楽しさの一つですが）、注意して進まないと崖の方向等に向かってしまう危険があります。杉峠に着いたよ〜後は千種街道をのんびり下ろう・・・もう少し緊張感を持って。日没時間から逆算して、杉峠には13時には着いていたいところです。
☆今回はスノーシュー（ワカン）で歩きました。軽アイゼン以上は必携です。奥の畑谷から清水頭稜線に出る最後の急登と雨乞岳から杉峠に下る急坂で場合によっては使う可能性があります。

その他周辺情報

☆時節柄直帰しました。

写真

1/30 6:11

ヘッデンよし！！
18キロ、10時間の長い一日の始まり・・

1/30 6:26

15分程歩いて本来の登山口へ。

1/30 6:52

何とかしてくれ〜笑、長い長い林道歩き

1/30 7:19

ecopasoさんとJr.さん
そっくりです(k)

1/30 7:28

桜地蔵さんの前、今日の無事を祈願。

1/30 7:35

登山開始から1時間20分です。林道終了です。

1/30 7:35

イワナいます。

1/30 7:39

いつか宴会したいですね。

1/30 7:52

千種街道の登山道、いきなり難所です。

1/30 8:29

蓮如上人の避難小屋の手前で奥の畑谷方面に進み、まずは渡渉一回目。合計3回、ドボンしないように。

1/30 8:52

第一奥の畑谷、スノーシュー付けました。

1/30 8:59

二回目です。このポイントを渡らずに進むとちょっと大変かな。

1/30 9:08

奥の畑谷通行中。清水頭の稜線は超ガス状態。

1/30 9:21

シオジの大木を右手に。昔はこの大木の下を通って歩いていました。そうすると渡渉回数がかなり増えます。

1/30 9:29

三度目の渡渉で奥の畑谷での渡渉はおわり。

1/30 9:41

少しずつ標高を上げて、霧氷が付いてきた。

1/30 9:48

もう少しで川が隠れる。

1/30 10:02

計画のルート通り、さぁ清水頭稜線への最後の急登です。

1/30 10:06

霧氷の森

1/30 10:06

雨乞岳方向、あぁ青空が欲しい〜

1/30 10:10

相当な斜度、雪が固いとアイゼンが必要かな。スノーシューでいけました。

1/30 10:21

割れています。

1/30 10:24

稜線までもう少し

1/30 10:30

ヒュッテの熊さん、がんばれ。雨乞岳登頂で鈴鹿セブンマウンテン制覇。

1/30 10:33

雨乞岳も上部はガスガスです。取れるかな？

1/30 10:37

稜線に乗った！！ガスガスです、涙。今日は清水頭はやめましょう。

1/30 10:43

・・・少し悲観的になってきました。

1/30 10:44

でも時明るくなってきましたよ。清水頭方向、下を向いています。

1/30 10:44

今日も太陽を呼んでます(k)

1/30 10:45

ふわっと〜全山霧氷祭り。

1/30 10:47

稜線がふわっと。

1/30 10:48

仙ヶ岳も伊勢湾も。

1/30 11:03

期待できるかな？と一瞬思いましたが・・・

1/30 11:08

本来であれば大展望の南雨乞岳、ホワイトアウトです。

1/30 11:22

笹の斜面、崩壊が凄い。

1/30 11:31

完全ホワイトアウトの雨乞岳です。

1/30 11:35

ヒュッテの熊さん、セブンマウンテンのコンプリートおめでとうございます。本当は大絶景なんですけど・・・汗。

1/30 11:44

西尾根が〜！！

1/30 11:46

あー太陽が（e)

1/30 11:36

が(k)

1/30 11:52

とりあえず、山頂直下の風除け地を探して昼食取って晴れるのを待ちましょう。っで、すぐに結果が出ました。東雨乞が見えた！！

1/30 12:21

カップラーメンすすってから山頂へ〜きっと晴れる！！！

1/30 12:25

白黒もよかったが、光明が（e)

1/30 12:27

やっぱり晴れてきました。山頂から東雨乞岳

1/30 12:30

北に目をやるとイブネ

1/30 12:31

おっ、鎌だ！！

1/30 12:31

鎌尾根もドーン

1/30 12:32

お〜い、熊さん！！是非見に登って来てください〜。

1/30 12:34

御在所もドーン、背後には伊勢湾。

1/30 12:34

やりました〜

1/30 12:35

やっぱり登って良かった今日の雨乞岳

1/30 12:35

霧氷がびっしり

1/30 12:36

完全ホワイトアウトだった南雨乞岳・・・戻りますか？笑

1/30 12:36

ガスと晴れの波が交互に訪れる。

1/30 12:37

御在所と鎌

1/30 12:46

綿向山も見えてきましたよ〜

1/30 12:46

大好きな稜線です。

1/30 12:46

雪面から顔を出す鎌と鎌尾根

1/30 12:47

南雨乞岳と清水頭

1/30 12:47

熊さん、いつかもう一度トライしてください清水頭へ。

1/30 12:49

霧氷の森がアクセント

1/30 12:51

贅沢な光景

1/30 12:51

夏は背丈を超える笹原なのにね。

1/30 12:55

師匠からのレクチャー（e)

1/30 12:55

そろそろ見納め、下山時刻が迫っています。

1/30 12:56

山友さん、下山しましょうか。

1/30 12:58

今日もやりました（e)

1/30 12:59

名古屋マラソン頑張れ北緯42度！（e)

1/30 13:00

竜も見えてきました。

1/30 13:06

竜と釈迦

1/30 13:10

雨乞岳から杉峠へ下山

1/30 13:16

一時はどうなることかと心配しましたが、晴れて良かった。

1/30 13:24

杉峠の一本杉

1/30 13:31

なかなかの激下りです。

1/30 13:37

気を付けていきましょう(k)

1/30 14:03

何度か渡渉を繰り返して、今日のドボン被害者はゼロでした。

1/30 14:15

この吊り端への下りは少し激です。

1/30 14:27

蓮如上人さんが一夜を過ごしたという小屋

1/30 14:45

道が細く、左に滑落したら結構ヤバイ。

1/30 14:57

少しハプニングがありましたが（笑）、みなさん御無事で。楽しい一日でした。

撮影機器：

EOS 70D CANON

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

よしくん

☆冬の雨乞岳はひと冬に一度は登りたいですね。特に好きなのが、甲津畑から奥の畑谷を通り清水頭を経て南雨乞、そして雨乞岳に登頂するルートです。清水頭の稜線に立った時の展望は本当に格別です。長い長い林道歩きが課されるこのルートですが、やっぱイイです。

☆ヒュッテの熊さんはセブンマウンテンは今日の雨乞岳登頂でコンプリートです。おめでとうございます。ずっとホワイトアウトでどうなることかと心配しましたが、山頂でミラクルが起きて良かったです。

☆今シーズン、冬の鈴鹿の主な山は登れました。藤原岳、竜ヶ岳（2回）、御池岳、霊仙山、そして雨乞岳。次は金糞岳かな？上谷山かな？それとも銀杏峰〜部子山？またタイミング合いましたらご一緒しましょう。

ecopaso

　久しぶりのロングコースを息子と参戦させていただきありがとうございました。
先日の伊吹山とは真逆の静かな山歩きができました。
これから徐々に北上していくシーズンになりますね、コロナに負けずに歩きましょう！

kuri2013

初めての雪の雨乞岳、今日も最高でした…
yosikun1さん、忘年会から続く鈴鹿フルコースを堪能させていただいてありがとうございました。
もうすぐ始まる北陸遠征も皆さんとご一緒するのを楽しみにしています。

Hareyama2

　3度めの正直で悲願達成！やっと冬の雨乞岳に登ることができました。2度も挑戦するや奥の畑谷界隈で敗退（泣）1度目はラッセルで力尽き(所詮無理な話)、2度目は西尾根からと挑み尾根の洗礼を受けて撃沈(無知、無謀)で敗退。

　半ば諦めかけた計画でしたが決行となり、半端なく心の準備をし、気合を入れて挑みました。
(何が何でもやるぞ〜敗退ありえん)

　そう意気込んでみるものの現実は、いつものそうそうたるメンバーで、大船にしっかり乗っかり心の内は意外や穏やかで楽でした。これは本当に皆様のお陰です。

　奥の畑谷は、沢が幾つも派生してて初見で登るのはこれも至難の業。3回目もソロで登っていたら恐らくまた敗退だっただろうと思いました。
　
　山頂では、またミラクルが絶妙なタイミングでやってきて、長年見たかった景色を、楽しみにしていた樹氷林を見ることができ、本当に嬉しかった。

　最高に長くて、楽しくて、素敵な、劇場に拍手喝采感動しました。

　毎度ながら、yoshikunさん初め、ご同行の皆様、感謝です。有難うございました。