念願の白い赤岳へ。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
天候 | くもりがち。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・トレースは全ルートで明瞭。しかし、吹雪くとあっという間に隠れてしまうところも…。 ・森林限界以上が傾斜もきつく、高度感あり。鎖や梯子は出ていた。 ・身の隠し場所がないので強風時はつらい。 ■温泉 八峯苑鹿の湯(http://happoen.jp/hotspa.html?id=182) ⇒広くて清潔。湯あがり後に濃厚ソフトクリームがおいしい。 |
写真
感想
雪山に登りはじめて4、5年になるが、
やっと”本格雪山の登竜門”に登ることができた。
今回はもっともメジャーなルートからだったので、
今度は横岳や権現や阿弥陀から縦走してみたい。
【1日目】
美濃戸口に車を置き、まずは2時間程の林道歩き。
石堤広場から登山道になり、南沢沿いを進む。
横岳付近の岩峰群も見えはじめ、アルペンムードが高まる。
1時間ほどで赤岳鉱泉着。
天気も良好で、赤岳展望荘まで行ってしまいたくなるが、
本日はここまでとする。
宿泊手続き後、食堂のストーブを囲んでまったりタイム。
3時頃からのそのそ動きだし、
明日の下見も兼ねて中山展望台までお散歩へ。
雪を纏った赤岳〜横岳の稜線が素晴らしくカッコイイ!
下山時はヒップそりでらくらく下山♪
小屋に戻ってすぐに夕飯。
おかずも豪華でご飯も食べ放題!
テント泊で水作りから始めることを思えばパラダイス。
やっぱり営業小屋泊りは快適だなぁ。。。
夜はたまたま開催されていたアバランチナイトに参加。
映像もいろいろ見れて、とても勉強になった。
【2日目】
あいにくの曇り空だが、条件はさほど悪くなさそう。
まずは行者小屋をめざす。
行者小屋でアイゼン装着、ストックをピッケルに換え、地蔵尾根に入る。
だんだんと傾斜がきつくなり、鉄階段や鎖場も現れ始める。
やがて樹林帯を抜けると、風が少々きつくなる。
一歩一歩、慎重に登っていく。
途中で背後からカモシカが登ってきた。
その距離3mほどだが、全然逃げようとしない。
どうやら彼も登山道を通りたいようで、われわれが邪魔なよう。
しばらくにらめっこ状態。
写真を撮り続けているとやがて登山道をあきらめ、
ルート外の急斜面を力強く登って去っていった。
登山再開。
急斜面で高度感はあるが、
足場はしっかりとしており、
特に大きなリスクもなく、地蔵の頭に辿り着く。
赤岳展望荘の陰で風に耐えつつ一休みして、
赤岳山頂までもうひと頑張り。
そして、無事に登頂!
展望はほとんどないが、
山頂に立った達成感はあり。
記念撮影を済ませた後、
帰路は地蔵尾根を下る。
こちらも足場はしっかりして、鎖も出ており、
大きなリスクはない。
行者小屋まで一気に下りる。
行者小屋からは南沢を下る。
緩やかな下りの雪道は気持ち良くて、
ウォーキングハイ状態で歩く。
結果、夏山コースタイムの7割くらいで美濃戸山荘に到着。
林道をのんびり歩いて、美濃戸口の駐車場に戻る。
お待ちかねの下山後温泉は、
富士見高原にある八峯苑鹿の湯へ 。
堀辰雄の『風立ちぬ』の舞台なんだとか。
とても広く清潔な温泉で、
冷えて疲れた体をじっくり癒す。
湯上り後に濃厚ソフトクリームがとてもおいしかった。
かもしかさん かわいーです。
どこかで逢いたいなー。
逃げないんですねー
シャッター速度の遅い私のカメラでも撮れるかな?
はい、全然逃げませんでしたね。
5分ほどじっくり観察できました。
もう触れるんじゃないかと思うほど近くで(笑)
何かの本に書いてありましたが、
一般的な習性としてあまり人間を怖がらないんだそうです。
あの辺りは目撃情報多いですよ!
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