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Yamareco

記録ID: 3990608
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳(電車で日帰りトライ:山頂直下で撤退)

2022年02月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:23
距離
15.9km
登り
1,309m
下り
1,340m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
1:20
合計
9:19
9:56
10
10:06
10:06
35
10:41
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6
10:47
10:49
3
10:52
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75
12:07
12:14
77
13:31
14:10
9
14:19
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62
15:33
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8
16:24
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17
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41
17:29
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50
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4
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18:30
3
18:33
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29
19:02
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11
19:13
19:14
1
19:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
あずさ1号で茅野駅に9時7分着。タクシーで美濃戸口へ(約6000円)。帰りも美濃戸口からタクシーで茅野駅へ(約6000円)。
コース状況/
危険箇所等
文三郎尾根分岐から赤岳山頂までは風雪でトレースがなくなっており注意。
その他周辺情報 美濃戸口付近の八ヶ岳農場の敷地には、今年行われる諏訪大社御柱祭の柱8本が置かれていました。
赤岳山荘で小休止。アイスクライミングの講習を受けている人たちがいました。
2022年02月11日 10:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 10:46
赤岳山荘で小休止。アイスクライミングの講習を受けている人たちがいました。
美濃戸山荘前から南沢コースに入ります。
2022年02月11日 10:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 10:54
美濃戸山荘前から南沢コースに入ります。
トレースはついていますが、結構沈みます。
2022年02月11日 12:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 12:38
トレースはついていますが、結構沈みます。
行者小屋から赤岳を望みます。
2022年02月11日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/11 14:58
行者小屋から赤岳を望みます。
文三郎尾根を登って行きます。月が見えます。
2022年02月11日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
2/11 14:58
文三郎尾根を登って行きます。月が見えます。
横岳。
2022年02月11日 14:58撮影 by  DSC-RX100M, SON
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横岳。
中岳。
2022年02月11日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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中岳。
阿弥陀岳。
2022年02月11日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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阿弥陀岳。
文三郎尾根分岐を越えて赤岳山頂直下。トレースがなく、山頂へ向かって岩場の出ているあたりを右側に登って行ったりしましたが…
2022年02月11日 15:43撮影 by  DSC-RX100M, SON
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2/11 15:43
文三郎尾根分岐を越えて赤岳山頂直下。トレースがなく、山頂へ向かって岩場の出ているあたりを右側に登って行ったりしましたが…
阿弥陀岳方面を振り返ります。
2022年02月11日 15:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:45
阿弥陀岳方面を振り返ります。
風が結構あり、雪が吹き付けてきます。
2022年02月11日 15:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:45
風が結構あり、雪が吹き付けてきます。
あともう少しの山頂までの道がはっきりわからず、下山時間を考えると、タイムアップ😭
2022年02月11日 15:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:45
あともう少しの山頂までの道がはっきりわからず、下山時間を考えると、タイムアップ😭
文三郎尾根を下っていきます。
2022年02月11日 15:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:49
文三郎尾根を下っていきます。
横岳と硫黄岳を見ながら下りて行きます。
2022年02月11日 15:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:49
横岳と硫黄岳を見ながら下りて行きます。
中岳と阿弥陀岳が雄大です。
2022年02月11日 15:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:52
中岳と阿弥陀岳が雄大です。
北八ヶ岳方面まできれいに見えます。
2022年02月11日 15:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 15:52
北八ヶ岳方面まできれいに見えます。
山頂付近は風が強く吹いています。
2022年02月11日 15:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/11 15:52
山頂付近は風が強く吹いています。
文三郎尾根を下っていきます。
2022年02月11日 16:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 16:00
文三郎尾根を下っていきます。
月と横岳。
2022年02月11日 16:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 16:02
月と横岳。
横岳。
2022年02月11日 16:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 16:02
横岳。
赤岳山頂を振り返る。
2022年02月11日 16:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/11 16:03
赤岳山頂を振り返る。
中岳が尖っています。
2022年02月11日 16:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 16:03
中岳が尖っています。
行者小屋に戻りました。
2022年02月11日 16:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 16:41
行者小屋に戻りました。
大同心・小同心?
2022年02月11日 16:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 16:41
大同心・小同心?
綺麗な赤岳。
2022年02月11日 16:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/11 16:41
綺麗な赤岳。
帰りの南沢コースから振り返るとアーベンロートが見えました。
2022年02月11日 17:08撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/11 17:08
帰りの南沢コースから振り返るとアーベンロートが見えました。
日が暮れていきます。
2022年02月11日 17:08撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 17:08
日が暮れていきます。
日没後は月明りの中をナイトハイクして美濃戸口まで戻りました。
2022年02月11日 17:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/11 17:50
日没後は月明りの中をナイトハイクして美濃戸口まで戻りました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

 この連休は、赤岳鉱泉1泊での赤岳登山を考えましたが、赤岳鉱泉は満員とのこと。車があれば早朝に赤岳山荘に駐車して日帰り登山ができそうですが、車がないため、当日朝のあずさ1号で茅野駅に9時7分に着いた後、美濃戸口までタクシーで移動し、赤岳に日帰り登山するという難しめの計画を立てました。
 当日10時前に、美濃戸口からチェーンスパイクを履いて林道を歩き始めます。自家用車は赤岳山荘までは入れるようですが、タクシーは美濃戸口からは入れません。林道を歩いて登って行き、赤岳山荘に到着。しばらく進んで美濃戸山荘から南沢コースに入ります。
 南沢コースは結構アップダウンがあり、沢を何回も渡って登って行きます。このコースは結構登りがあり、前日の雪が結構積もっていたので、行者小屋へは想定よりも時間がかかり、股関節あたりが少し筋肉痛のような感じになりました。
 行者小屋で軽く昼食を取り、アイゼンとピッケルに換装し、文三郎尾根を登り始めます。この時点で14時を過ぎており、時間的には結構タイトになりつつありました。
 文三郎尾根には雪が結構積もっており、坂道でステップがなかなか作れず、足に負担がかかります。上から下りてきた人と話すと、「雪が重くて朝一で登った人も諦めて撤退した」、「地蔵尾根はトレースがないので文三郎尾根をピストンした」ということでした。マムート階段も完全に埋まっていて、アイゼンの前爪とピッケルで登って行きます。
 途中ですれ違った別の人によれば、「山頂はアイゼンが効かない」とのことで、また15時過ぎて登頂しようとしていたので驚かれました。その後も何とか登って行って、中岳・阿弥陀岳方面との分岐点に到達。分岐点は風が強く雪が舞って吹き付けてきます。この時点で15時半を回っていました。山頂までの道には誰も見えず、風でトレースは完全に消失。しばらくは山頂めがけて岩と雪のミックス地帯を、時には膝下くらいのラッセルもしつつ登って行きますが、その道が正しいのか自信が持てません。何度か道を変えつつ登って行きますが、既に時間は15時45分を過ぎています。山頂まであとちょっとですが、帰りのことを考えると、これ以上ルーファイしながら登って下りるのは難しいと判断し、タイムアップ。
 そこからは、赤岳リベンジを決意しつつ、赤岳、横岳、硫黄岳、中岳、阿弥陀岳の綺麗な姿を楽しみながら、文三郎尾根を下って行きました。行者小屋に戻ると、登る前よりもテントの数が増えていました。行者小屋から見る山も綺麗でした。ここでピッケルをストックに代えましたが、ストックの伸縮部分が凍結して伸びません。時間がもったいなかったのでアイゼンもそのまま付けたままでで下ります。途中で振り返ると、夕日が山にあたるアーベンロートが見られました。
 南沢コースの途中で日没となりましたが、しばらくは道が見えており、その後暗くなった後も月の光を雪が反射するので、樹林帯の中でもヘッデンをしないでナイトハイクできました。時々雪をかぶった木が人に見えたり、樹林が看板に見えたりしましたが。赤岳山荘まで戻り、電話でタクシーを美濃戸口に来てもらうようにお願いし、さらに下って美濃戸口まで下りました。
 今回の登山ではいろいろ学びました。雪山の赤岳に日帰り登山をするのであれば、車で早朝に赤岳山荘に行くのでなければ難しく、公共交通機関のあずさ1号に乗って日帰りするのは難しそうです。朝一の電車で行く場合には、当日は赤岳鉱泉か行者小屋でテント泊するのが無難です。
 また、文三郎尾根を過ぎて山頂直下への取り付けまでのルートを事前に確実に把握できていなかったため、誰もいないトレースのない広い場所で確信を持てずに登るのもリスクがありました。南沢コースも雪が深いと結構体力を使いました。
 車を手配するのはすぐには難しそうなので、次のリベンジは、事前のルーファイをしっかりしつつ、1日目は赤岳鉱泉泊りか行者小屋でのテント泊をして、時間に余裕をもって山頂にトライしたいと思います。

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体力レベル
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技術レベル
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体力レベル
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