残雪の涸沢
- GPS
- 29:20
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 330m
コースタイム
05:50上高知バスターミナル→07:30徳沢園→08:20横尾(30分休憩)→
09:35本谷橋→11:40涸沢ヒュッテ
<24日>
06:30涸沢ヒュッテ→08:30徳沢園(30分休憩)→10:25ビジターセンター
(30分休憩)→11:05バスターミナル
天候 | 23日:晴れ 24日:雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・今回、結果的にアイゼンは使わなかったが、必携の状況。 ・涸沢までの雪渓を歩くときは落石に注意。(ルート近くでの落石を2度目撃した) ・帰路の途中、沢渡にある「梓湖畔の湯」に立ち寄った。時間が早かったことも あり二人での貸し切り状態でのんびりできた。洗い場が4つというこじんまり したお風呂なので(でも露天風呂もある)空いている時間であれば、お薦めです。 |
写真
感想
六か月ぶりのテント泊ということで、工程が比較的楽な涸沢へ行ってみた。
上高地は新緑で、林床はニリンソウの真っ盛り。サンカヨウ、エンレイソウ、
ツバメオモトなども咲いており横尾までの長い道が苦にならない。(と、この時点
では思いましたが、帰り道も考えるとやっぱり長い。自転車でも使えるといいの
ですが。。。)
空気はとても澄んでいて明神岳、前穂高岳、屏風岩とすばらしい景観が続く。
本谷橋を渡ると急に雪が多くなり、穂高から槍の稜線が正面に見えてくる
(まだ真っ白)。屏風岩からは、この時期だけだと思われる雪解け水の滝が幾筋か
流れ落ちており、ここは何処?みたいな景色になっている。さらに雪が多くなり
雪渓の中を進むと穂高連峰が姿を現し気持ちがさらに高まる。
涸沢ヒュッテがポツンと遠くに見え出すあたりから谷は雪で埋まり、一面の雪原
になっている。
絶景!!で気分は最高!!なのだが、荷物が重い。。。(六か月ぶりの重荷で予想
以上に体がなまっている)
昨年の秋に来たときに下山路として使ったパノラマコースは雪原の一部となって
おり、跡形もない。
ヒュッテに到着し、雪原にテントを張ったのだが、最終的にこの日のテント場は
5張りのテントしかなかった。この時期、山はどこへいっても空いていていいですねえ。
あわよくば北穂でもと思っていたのだが、北穂高や奥穂高へのルートの上部は
完全に冬山であっさりと断念し、涸沢ヒュッテで生ビールとともにラーメンと
おでんをいただく。美味。
(この後、北穂高へ向かったチームが表層雪崩のため引き返してきたという一幕もあった)
夕方、カール内を1時間程散策したのだが、少し登ると(登り出すと欲が出て結構
登ってしまった)前穂から奥穂の稜線も近くなり、反対側には常念岳から蝶ヶ岳
まで見えて来る。とても贅沢な散歩です。
21時くらいまでは星も見える天気だったのだが、夜中から雪が降り出し、翌朝
には山頂部の岩が雪で真っ白になっていた。
雨の中(5時過ぎから雨に変わった)テントを撤収し、下山。
徳沢の辺りで雨も止んだ。ビジターセンターで少し休憩し11時20分発のバスで
上高知を後にした。(今年最初のテント泊は大成功!)
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