御池岳ースリリングでした

2022年02月17日(木) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,134m
• 下り: 1,130m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:37

4:57 国道306冬期ゲート
6:10 6:10 コグルミ谷右岸尾根取り付き点
6:31 6:39 コグルミ谷登山口
8:22 8:33 カタクリ峠
9:06 9:06 幻ノ池
9:38 9:38 道池
10:11 10:17 御池岳
10:38 10:39 御池岳・鈴北岳分岐
10:42 10:43 幻ノ池
10:51 10:51 カタクリ峠
11:34 11:36 コグルミ谷登山口
11:47 11:47 コグルミ谷右岸尾根取り付き点
12:31 12:31 国道306冬期ゲート
12:34 ゴール地点

天候

ほとんど風雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

林道からの谷はデブリだらけ

写真

2/17 6:26

ようやく明るくなってコグルミ谷口への入り口ですが……

2/17 6:40

デブリだらけでカチンコチン

2/17 8:29

ようやく尾根へー

2/17 8:49

何か標識をみるとホッとします。途中はこれだけでした

2/17 10:04

風雪、プチホワイトアウト

2/17 10:15

あと少しか？

2/17 10:15

やっぱり風雪で景色は無し

2/17 10:18

着きました。あと少しで埋まるか？

2/17 10:18

早く降りんとトレースが……

2/17 10:18

向こうの方が高いように見える

2/17 10:19

あっちへ行くか？

2/17 10:28

ボタンプチはやっぱりヤンペ

2/17 10:31

多分登山道、1m以上の高さ

2/17 10:53

あれ、少しだけおひさま

2/17 11:22

こんなん快適！薮のウチに入らない？

2/17 11:34

戻って来た。デブリのトラバースは久しぶりに緊張！

2/17 11:34

国道は広くて法面からの雪崩は大丈夫

2/17 11:48

ここらは吹き溜まり？

2/17 11:52

この橋、よーーみたら怖そう！一休さんなら真ん中を歩くのか？

2/17 12:34

帰って来た！帰りは雪がつながって早かった

2/17 13:09

パーキング藤原で横殴りの雪、こんなんで普通は山へは行かないですね。

10/31 6:04

雪が無い時はこんなんです。

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

shige227ky

　石榑峠の雪は落ち着いた模様であるが、またまた雪が降るらしい。何度かチャンスを逃しているので、今度こそ御池岳でスキーとした。当初は滋賀県側からと思っていたが、鈴北岳へは北面となるのでキャンセルとした。石榑峠を車で走っていると、側道に雪は積まれているが、山は少ない。いなべ市に入り闇夜に藤原岳が見えるが同様である。

　朝5時に鞍掛峠を目指して出発、道に雪はあるでしょう！っと思っていたが、あちこち舗装となり何度も板を脱いで担ぐので時間がかかる。法面も雪はほぼ無く、ここ2〜3日で溶けた様であった。風雪は徐々に強まるが、予定していた尾根は暗闇で分からずコグルミ谷を目指す。しかし、板の着脱もあり中々着かない。ようやく明るくなって谷の入り口に来ると、デブリでかなりヤバそう。一旦シールで行くが、沢に滑落しそうなので戻ってクトーを着ける。そのまま沢を進むがデブリランドが凍って進退が極まる。板を脱いでチェーンアイゼンを着けるが、このまま沢を進むと踏み抜きで奈落の底に落ちそう。というわけで選択肢は尾根を登り稜線に出るルートになったが、これまた急登である。

　重いスキーを担ぎようやく尾根が落ち着いたので、シールにて登るが新雪に下が凍っていて滑る。当初の予定の稜線に上がり、そのまま小さなポコに出てスマホを見ると、何と予定していたカタクリ峠は超えていたので降りる。地形は複雑で藤原岳とは違い、ルーファイが求められる。7合目の看板の所でスノーシューの跡がいくつかあるが、そのまま尾根を登っている。そこは登らずに、時計回りにトラバースとする。

　小さなコルからまわり沢には降りずに御池岳の北の窪地を目指す。夏道は一旦沢に降りて登り返しているが、スキーでは回った方が良いと判断した。そこからの登りは益々風雪とラッセルとなるが、スキーなら問題無し。プチホワイトアウトで頂上に着くと、標識の頭が出ていた。

　帰りはシールをつけたまま滑るが、もう既にトレースは消えている所もあり。カタクリ峠手前でシールを外して滑るとあっという間にコグルミ谷のデブリに来た。カチンコチンのデブリをトラバースするが、下を見ると沢が開いている。50度位をトラバースして林道に降りるとホッとした。ここが核心であった。国道は行きと違い雪が積もって全てスキーで降りられてラッキーであった。