冬山演習4回目は快晴の赤岳

2014年01月27日(月) [日帰り]

• GPS: 09:50
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,401m
• 下り: 1,383m

コースタイム

2:30静岡
5:20美濃戸口（八ヶ岳山荘） 6:00　-12℃
6:40美濃戸
8:45行者小屋 9:30 -13℃
10:40地蔵の頭
10:50赤岳天望荘 11:05
11:50赤岳山頂12:10
12:40文三郎分岐 -5℃
13:25行者小屋 13:55 -3℃
15:05美濃戸
15:50美濃戸口（八ヶ岳山荘）

天候

快晴、ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

◯美濃戸〜行者小屋　トレースがしっかりあり歩きやすい。少し凍結箇所があります。
◯行者小屋〜地蔵の頭　階段は半分ほど埋もれています。鎖はほとんどでています。地蔵尾根上部はトレースが風で消えやすいかもしれません。
◯地蔵の頭〜山頂　しっかし締まった雪で、アイゼン、ピッケルもよく効く。
◯山頂〜文三郎分岐　山頂からすぐ下のところでルートミス。後ろを巻いて行かなければならないところを直接下りかけてしまった。まだ鎖は出ています。この辺りを下る場合は特にしっかりとしたアイゼンワークが必要だと感じました。
◯文三郎分岐〜行者小屋　階段はほぼ埋まっていてひっかかることはありませんでした。

ルートは手書きです。

写真

1/27 6:22

美濃戸口6時出発。-12℃。鼻毛凍ります。

1/27 6:43

今日は南沢で

1/27 7:20

トレースもしっかりありました。

1/27 8:19

白河原あたりでようやく展望がひらけます。まずは硫黄岳。

1/27 8:38

本日登る予定の赤岳。

1/27 8:38

赤岳アップ。テンションあがります。

1/27 8:45

右手には阿弥陀岳。

1/27 8:48

行者小屋到着。

1/27 8:48

行者小屋から見上げる赤岳

1/27 9:32

地蔵尾根から登ります。

1/27 9:54

最初の階段。中途半端に出ていてかえって登りにくい。

1/27 10:12

左手には硫黄、横岳

1/27 10:12

右手には中岳、阿弥陀岳

1/27 10:13

鎖はまだ出ていました。

1/27 10:20

1/27 10:20

イケメンのお地蔵様は肩まで埋まっていました。

1/27 10:21

1/27 10:25

1/27 10:30

ミニナイフリッジ。確かに両側切れ落ちている。10歩程度なのでエイッと行くしかありません。

1/27 10:33

1/27 10:34

赤岳だいぶ近づいてきました。

1/27 10:35

地蔵の頭到着。風は数メートル。

1/27 10:35

穏やかな顔のお地蔵様と赤岳。

1/27 10:36

横岳

1/27 10:38

定番のショット。富士と赤岳。

1/27 10:38

この角度からの赤岳はかっこいい！
地蔵尾根から行くとこの景色を眺めながら登れるのでおすすめです。

1/27 10:40

阿弥陀岳

1/27 10:42

赤岳アップ

1/27 10:51

赤岳天望荘でコーヒータイム。味はまぁ。やっぱり中はとっても暖かい。天気のよくない時はそうとう助かると思う。

1/27 11:07

天望荘のトイレに向かう通路。秘密基地みたいで楽しい。

1/27 11:15

一息入れて出発。この辺りからは雪が固く締まっていてアイゼン、ピッケルがガシガシ効いて気持ちいい。

1/27 11:26

岩と氷と雪のミックス。

1/27 11:33

1/27 11:37

阿弥陀岳を見おろすところまで登ってきました。

1/27 11:38

こんなところや

1/27 11:39

こんなところを越え

1/27 11:40

あと少し

1/27 11:48

ここを越えれば

1/27 11:50

山頂到着

1/27 11:55

山頂でご一緒した方に撮っていただきました。ありがとうございました！

1/27 11:50

権現岳の後ろには北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳

1/27 11:51

阿弥陀岳

1/27 11:51

北アルプス　穂高連峰

1/27 11:51

北アルプス　鹿島槍や白馬岳と思われ。

1/27 11:52

横岳、硫黄岳、天狗岳

1/27 11:52

御嶽山

1/27 11:52

木曽駒ヶ岳

1/27 11:58

阿弥陀が凛々しいんだ。何枚でも撮ってしまう。

1/27 11:59

富士山、きれいな裾野です。

1/27 11:59

奥秩父、金峰山。

1/27 12:02

阿弥陀南稜

1/27 12:02

権現岳から旭岳、ツルネ、キレットを越えてくる稜線。かなりのアップダウン。とても険しそうです。

1/27 12:14

ちっちゃなエビの尻尾がいたる所に出来ていて

1/27 12:15

下りは文三郎尾根で。

1/27 12:16

ルートを間違えそうになったとき、前を行く方に正確なルートを教えて頂きました。ありがとうございました。

1/27 12:20

1/27 12:20

かなりの傾斜ですが、一歩一歩確実にいけば大丈夫。

1/27 12:22

赤岳の岩稜越しに見る阿弥陀岳

1/27 12:25

1/27 12:41

美しい阿弥陀岳。登ってみたいがかなりハードルは高そう。本日トレースはありませんでした。（中岳までのトレースはあり）

1/27 12:41

文三郎分岐。時間があったら中岳辺りまで行ってみたかったのですが今日は下山します。

1/27 12:46

文三郎尾根。階段はほぼ雪に埋もれています。

1/27 12:52

高度を下げるにつれ中岳が大きく見えるようになる。

1/27 12:58

阿弥陀岳山頂部

1/27 12:58

中岳山頂部

1/27 13:01

1/27 13:05

美しい山肌

1/27 13:16

樹林帯まで下ってきました。

1/27 13:17

阿弥陀を見上げる。

1/27 13:19

ミニモンスターたち。

1/27 13:48

行者小屋に戻って来ました。もう急ぐことはないのでまったりしてしまいました。風の音もせず、静寂に包まれている。陽が当たってぽかぽか。

1/27 14:02

ゆっくり下ります。

1/27 15:13

赤岳山荘から少し行ったところで雌鹿、3頭いました。

1/27 15:29

こちらは体が小さめな雄鹿。お食事中だったのでしょうか。

1/27 15:33

美濃戸から美濃戸口の林道。美しいカラマツ林。

1/27 16:01

八ヶ岳山荘駐車場まで戻ってきました。

1/27 16:13

美濃戸口（八ヶ岳山荘）手前の道路状況。

撮影機器：

DMC-FX37 Panasonic

NIKON D3200 NIKON CORPORATION

感想

petercat

冬山演習の4回目はついに赤岳に挑戦。昨年末から八ヶ岳に通い、東天狗、硫黄岳、権現岳を登ってきました。
天気予報では午前中は雲が出やすく風も強い、昼に近づくにつれ風も落ち着き、晴れ間が広がるとの事だったので、あまり急がず、12時頃山頂に立てるくらいに行ければいいとゆっくり目のペースで登りました。
朝はさすがに冷えましたがその後ぐんぐん気温は上昇。
冬の八ヶ岳ではめずらしく、稜線にでても風は数メートルといったところ。寒さもほとんど感じませんでした。
360度、雲ひとつない快晴。
山頂は陽もよくあたり、ほぼ無風で暖かく、のんびりと景色を楽しむことができました。

今回の赤岳は風もなくとても穏やかでした。恵まれすぎの天気でした。
冬山は風があるかないか、降雪直後かそうでないかなど、気象条件によって同じ山でも困難さは全く違ってきます。
今までの雪山山行は条件に恵まれていたからできていた部分がかなりあり、実力がついてきたなどと思い上がらないようにしたいなと思いました。