談合坂SAから不老山〜権現山〜扇山 周回
match1128
cafemikita
体力度について
- GPS
- 10:22
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,545m
- 下り
- 1,547m
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| 天候 | 晴れ 春霞がひどく展望はいまいち |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険な場所はない 浅川峠から扇山はやや踏跡が薄い。 |
写真
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展望がない山だと思っていたが、南側が刈払われ好展望
感想
2週間ぶりの登山は郡内三山の一つ権現山へ。
1月11日の百蔵山〜扇山、12日の笹尾根〜三頭山でそれぞれ南北から権現山を眺めて、次はここに登ろうと決めていた。
我が家は基本的にはマイカー登山だが、この山にマイカーとなると浅川か和見棚頭林道に止めてピストンという形になってしまう。何とかして周回ルートは取れないものかと頭をひねっていたときに閃いたのが中央道の談合坂サービスエリアの利用。
談合坂には一般道からサービスエリアを使うためのぷらっとパークが設置されており、外部との往来が可能になっており、ここに車を止めれば不老山〜権現山〜扇山という周回コースが取れる。
最後サービスエリアに戻るために2キロほど車道歩きとなるがそれくらいはやむを得ない。
ということで、例のごとく2月1日午前3時に起床、4時に自宅を出て中央道で上野原ICまで向かい、ここから一般道で談合坂下りSAのぷらっとパークに駐車。
トイレはSAのトイレを使った。
いつものように午前5時40分、まだ真っ暗な中ヘッデンをつけて出発。登山口のある桑久保西区まで車道を歩く。
集落を抜け墓地の先から登山道。植林の中を高度を稼ぎ25分ほどで金比羅神社へ。
南側が開け富士山から道志の山々、丹沢までが一望できるが春霞のせいか富士山が薄ぼんやりとしている。
ところで百蔵山でもそうだったが郡内地方の山にはなぜか登山道半ばに海運の神様である金比羅神社が多い。
尾根伝いの急登を登り詰め墓地から1時間ちょっとで不老山山頂。地図では『南側に少し展望』とあるが、南側はきれいに刈り払われ富士山から丹沢、相模原方面まで一望できるが、あいにくの春霞。
おまけに持参したEOS5はバッテリー切れで使えず、望遠レンズ合わせて2キロが無駄な荷物になってしまった。
不老山から小さな登降をを経て100メートル弱登れば高指山。ここは展望はない。
植林帯の中を西に方向転換し、棚頭からの道を合わせると和見棚頭林道に飛び出す。ここで一瞬視界が開け雨降山から権現山に続く稜線が壁のように立ちふさがる。
旧和見峠を過ぎると植林の中の急登となり高度をどんどん上げる。やがて尾根西側をトラバースし、雨降山への直登コースを分けると一息で稜線に到達。山と高原地図では『和見分岐』と書かれた地点だ。
稜線に出れば登降は緩やかになり、樹間から左手に扇山、右手に三頭山をチラ見しながら進む。
日陰や稜線北側ではアイスバーンとなった雪が残るがアイゼンをつけるほどではない。
大ムレ権現を過ぎ急坂を登り切れば権現山山頂。
時間とともに春霞がひどくなるが、南には富士山、北は三頭山から笹尾根、その背後に飛竜、雲取、御前山、さらには川苔、蕎麦粒、東は大岳山から生藤山、陣馬高尾方面まで何とか同定できる。
無人の山頂でちょっと早めの昼食大休止。コンビニで買った生ラーメンを調理しているとソロの男性が到着。
景色を眺めながら山談義が弾む。さらにもう一人ソロの男性が来られたが、こちらはすぐに下りてゆかれた。
話が弾んだソロの男性も先に下りられ、その後もなんだかんだで1時間半も休憩してしまった。
さすがに、根が生えそうになってようやく扇山に向けて出立。
まずは浅川峠まで440メートルの下りだが、その先に270メートルの登り返しが控えているため、意識してゆっくりと下る。ゆっくり下ったのはいいが、右足小指の魚の目が痛み出し、浅川峠まで地図の標準タイムよりも遅い1時間もかかった。
下る途中扇山からの登山者3組6人とすれ違い。結局今回山で出会ったのは都合5組8人だけだった。
扇山への登り返しは特に厳しい登りはないものの、終始踏跡が薄くなっているが、尾根上を意識して歩けばルートをはずすことはない。
これまた標準タイムをオーバーして午後2時前に扇山に到着。
さすがに人気の扇山もこの時間には人っ子一人いない。
10分ほどで山頂を辞し南西斜面を下る。鳥沢への道を分け東に進み、さらに犬目への道を分けるとすぐに犬目丸。
円い小山に松が生える南側の展望が開ける。
さらに東に向かい、荻ノ丸を過ぎると新田集落への下りとなる。
この下り途中にもやはり金比羅神社が祀られている。
新田集落を横切り県道に出れば新田下のバス停。でも次のバスまで1時間半待ち。
ここからはかつての甲州街道だった県道上野原大月線を2キロちょっとでようやく談合坂SAへ帰還。
まずサービスエリア来客用の駐車場に車を止めての登山は、マナー上の問題はあるかもしれない。
季節柄談合坂のぷらっとパークが満車になることはほとんどなく、下山後にSA内のフードコートでそれ相応の買い物をしたことで容赦していただければと思う。
今回は腰痛は出なかったものの、右足の魚の目が痛み、後半はピッチがいい気に落ちてしまった。
あちらがよくなるとこちらが故障と齢を感じてしまう。
今日登った不老山の御利益があればいいのだが。
これで百蔵、扇山、権現山と郡内三山を制覇。
権現山から先麻生山、西原峠、奈良倉山、大マテイ山辺りはまだ未踏の領域なので、雪が消える季節に歩いてみたいと思う。
この時期は渋滞もなくスムーズに帰宅。
日曜日は天気がいまいちなので土曜日だけの登山にとどめた。
次の週末は雨だか雪だかの予報だが、できれば晴れてほしいものだ、
あ、でも選挙に行かなきゃ！！
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山頂で一緒だったものです。
お話できて嬉しかったです。
素敵なルートたくさん、行かれてますね。
参考にさせていただきます。
フォローさせてください。
よろしくお願いします。
skinnybody さん、コメントありがとうございます。
地味な山が好きという点では嗜好が一致しています。
またご一緒できればいいですね。
扇山まで登った時、行ってみたかった権現山からの景色、やっぱりいいですね
富士山は見えないから12景からもれているけど、さすが郡内三山と言われるだけありますね
談合坂のプラットパーク、初耳でした。
この方法だと、トイレや売店も充実でいいですね〜
今度パクリます
秀麗富嶽１２景は大月市が選定したもので、権現山は山頂が上野原市にあるので洩れているだけで富士山は見えます。
１２景の山はえてして富士山方向だけが開けていますが、ここは北側や東側も開けていますので、春霞がなければ奥多摩、奥秩父はもとより、北関東の山々や都心、横浜方面まで見ることができたと思います。
サービスエリアのトイレは便座暖房、温水ウォシュレット付ですのでこの時期は快適この上なしです。
match1128 さん
13の
自分の
hamburg
渋描き隊長、コメントありがとうございます。
登山の起点となる駐車場ですが
『関東周辺登山口情報』（双峰社）という本があります。
基本これを参考にしながら、ターゲットの山周辺の公共施設や駐車場情報をパソコンで検索して探しています。
意外に知られていませんがたとえば奥多摩町や道志村のように休日は登山者や観光客用に駐車場を開放している地方自治体は意外に多いんですよ。
match1128さん
本購入します。
本とありがとうございました。
また滑ったかな
hamburg
渋描き隊長
関西人にしてみれば、それがギャグであることさえ気がつきませんでした。爆
権現は中央道や中央線からだと扇や百蔵のもう一つ奥になるので、とっても地味な山かと思っていましたが、同じ日に石砂・石老・嵐から眺めて山容の大きさを感じましたよ
権現と扇をつなぐ浅川峠のくぼみもはっきり分かったし・・・。
特に権現の裾の長さと端正な佇まいには驚きました
写真43番（上野原）の右に写っているのは、石老山ではないのでしょうか？
山の格好では分りませんが、方角としてそうかなぁ・・・と。
拙者が石老山（大明神展望台）から眺望
隊長こんばんは。
郡内三山のうち百蔵と扇山は下界からすぐにそれと分かる独立峰ですが、権現山は用竹から西原峠まで続く長い稜線の最高点で、この稜線を権現山としてみるなら非常に大きな山体ですが、ピークとしての権現山は稜線上の瘤みたいでなかなか視認しづらいですね。
４３番は左手に相模湖があるので仰るように石老山ですね。
石老山もまだ未踏の山なのでまた機会があれば登ってみようと思います。
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