大倉から蛭ヶ岳 野焼きの黒煙

2022年02月26日(土) [日帰り]

• GPS: 10:27
• 距離: 26.2km
• 登り: 2,309m
• 下り: 2,306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:37
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:27

6:02 丹沢クリステル
6:20 6:20 観音茶屋
6:33 6:33 雑事場ノ平
6:38 6:38 見晴茶屋
6:51 6:52 一本松
7:07 7:07 駒止茶屋
7:16 7:16 堀山
7:23 7:25 堀山の家
7:42 7:42 天神尾根分岐
8:06 8:07 花立山荘
8:15 8:15 花立
8:20 8:20 金冷シ
8:37 8:37 塔ノ岳
8:40 8:40 尊仏山荘
9:07 9:07 日高
9:20 9:21 竜ヶ馬場休憩所
9:24 9:24 竜ヶ馬場
9:43 9:43 丹沢山
10:01 10:01 早戸川乗越
10:15 10:15 箒杉沢ノ頭
10:22 10:23 不動ノ峰休憩所
10:30 10:30 不動ノ峰
10:42 10:42 棚沢ノ頭
10:58 10:58 鬼ヶ岩ノ頭
11:02 11:03 鬼ヶ岩
11:08 11:08 中ノ沢乗越
11:27 11:27 蛭ヶ岳山荘
11:31 11:33 蛭ヶ岳
11:34 11:51 蛭ヶ岳山荘
11:55 11:59 蛭ヶ岳
12:01 12:02 蛭ヶ岳山荘
12:17 12:18 中ノ沢乗越
12:25 12:25 鬼ヶ岩
12:29 12:29 鬼ヶ岩ノ頭
12:43 12:43 棚沢ノ頭
12:53 12:53 不動ノ峰
12:58 12:58 不動ノ峰休憩所
13:03 13:03 箒杉沢ノ頭
13:13 13:13 早戸川乗越
13:32 13:32 丹沢山
13:37 13:37 みやま山荘
13:37 13:42 丹沢山
13:44 13:44 みやま山荘
13:59 13:59 竜ヶ馬場
14:02 14:02 竜ヶ馬場休憩所
14:14 14:14 日高
14:37 14:38 尊仏山荘
14:41 14:46 塔ノ岳
14:58 14:58 金冷シ
15:02 15:02 花立
15:07 15:07 花立山荘
15:18 15:18 天神尾根分岐
15:27 15:29 堀山の家
15:36 15:36 堀山
15:42 15:42 駒止茶屋
15:51 15:51 一本松
16:00 16:00 見晴茶屋
16:05 16:05 大倉高原山の家
16:11 16:16 観音茶屋
16:28 16:28 丹沢クリステル
16:29 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大倉登山口の丹沢クリステルそばの山屋SLOW(休業中)の駐車場。1日500円也。

コース状況／危険箇所等

・大倉尾根は金冷シあたりから積雪あり。
・塔ノ岳より北側はチェーンスパイク、アイゼン必須。
・雪の照り返しが強いので日焼け止め、サングラス奨励。
・丹沢山から蛭ヶ岳にかけてはさらに積雪が深く、滑落に注意。
・雪の踏み抜きに注意。
・下山時は、大倉尾根は雪がシャーベット状、またはドロドロ。

その他周辺情報

大倉尾根の観音茶屋で、牛乳プリン1個150円也。

写真

2/26 6:15

標高の低いところでは、ジンジョウゲ科のオニシバリが開花を始めている。ジンチョウゲ科だけに、花の形がジンチョウゲそっくり。ちなみに、3月咲くミツマタもジンチョウゲ科。

2/26 8:02

いつも通り、大倉尾根で登る時の最初の休憩は花立山荘で。

2/26 8:02

花立山荘から見る富士山。快晴に恵まれてこの素晴らしさ。この時点では。

2/26 8:36

塔ノ岳での富士山の眺めもこの通り。南アルプスもくっきり見える。

2/26 9:04

塔ノ岳を過ぎると積雪量が増え、登山道は圧雪状態。アイゼン、またはチェーンスパイク必須。雪の照り返しが強いので、日焼け止め、サングラス奨励。

2/26 9:42

丹沢山に到着。今日は富士山がきれいに見えた。この時までは。

2/26 9:59

丹沢山から蛭ヶ岳に向かう途中、不動ノ峰の手前で、御殿場方面に謎の噴煙を目撃。富士山が噴火したのか？とかなり焦った（後で正体が判明）。

2/26 10:08

この区間は積雪量が多く、真っ白な世界を堪能するが、あの噴煙が何なのか非常に気になる。

2/26 10:31

不動ノ峰を通過した時は、富士山はこの通り。

2/26 10:36

ここは滑落の危険性が高いので、特に特に注意。この後の鬼ヶ岩の鎖場も同様。

2/26 10:37

と、富士山は時間が経つにつれて、どんどん謎の黒い煙に隠れてゆく。ネットもつながらず、何かよからぬことが起こったのではないかと心配になった。

2/26 10:44

どんどん隠れてゆく💦

2/26 10:47

ほとんど見えなくなってしまった。え❓　ナニコレ❓　って感じ。

2/26 11:00

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳を見ると、煙が西風に乗って早くもこんなところまで流れてきている。

2/26 11:31

蛭ヶ岳に付いた頃はこんな感じ。蛭ヶ岳山荘でカレーを食べ、山荘の御主人や居合わせた登山者と話をしたが、誰も煙の正体が分からない状態。

2/26 11:33

蛭ヶ岳から塔ノ岳に至る稜線は、いちおうははっきり見えているのだが。

2/26 11:34

宮ヶ瀬方面はこの通り。この時点でスマホがかろうじてネットにつながったが、何もニュース速報がない。逆に非常に気になる。

2/26 12:02

そして下山開始。

2/26 12:17

鬼ヶ岩の鎖場は積雪量が多く、特に特に注意。

2/26 12:54

不動のノ峰を過ぎたあたりから、宮ヶ瀬、相模原方面と丹沢山を望む。上空は依然として黒い空気が漂う。

2/26 13:43

丹沢山に戻ってきたころには、富士山が少し見える状態に。

2/26 14:41

帰りの塔ノ岳ではこんな感じ。

2/26 14:41

依然として上空には黒い空気が漂う。

2/26 16:13

今までに大倉尾根を何度も行き来しているのに、今まで観音茶屋には一度も立ち寄ったことがなかった。ということで、今日は名物の牛乳プリンを賞味。1個150円とお手頃価格。中にパイナップルとバナナが入っていて、下山時の疲れた体に染み渡るおいしさ。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

engeisamurai

　2月11日(金)に、積雪直後の蛭ヶ岳を楽しもうとして大倉から登ったが、積雪量が多すぎて丹沢山で断念。あれから2週間が経ち、積雪量も減っただろうと思って再び蛭ヶ岳に向かい、確かに2週間前に比べて雪は減っているが、それでもなかなかに積雪量が多く、非日常の世界を存分に味わった。
　で、今日は途中で謎の噴煙を目撃し、それが富士山の麓のように見えたので、もしや富士山が噴火したのかとかなり焦り、ネットもなかなかつながらず、蛭ヶ岳山荘の御主人も他の登山者も誰もその噴煙の正体が分からない。これほど大規模な噴煙が上がっているのに、ヘリが飛んでいる様子もないし、蛭ヶ岳山荘のそばでかろうじてスマホがネットにつながったのに、ニュース速報もなく、非常にやきもきさせられた1日となった。
　そして、先ほど、その正体が判明。あの噴煙は、陸上自衛隊の東富士演習場の野焼きによるものだったとのこと。野焼きの噴煙が、あんなにも大規模なものになるとは初めて知った。本当に、冗談抜きに富士山が噴火したのかと焦ってしまった。真相を知ってホッとした。積雪量の多い丹沢で、野焼きの噴煙を見るという、貴重な体験をさせていただいた。

コメント

snow42195

雪の大倉ピストンお疲れ様でございます。自分も同じく、情報収集しながらヤキモキして下山しました。富士山が無事でホッとしました。

engeisamurai

snow42195さん
コメントありがとうございます。
登山者の誰一人として煙の正体が分からず、
本当に胸騒ぎのする一日でした。
ある意味貴重な体験をしました。
富士山が無事でよかったです。