表登山道のルートに車で乗り入れられる最奥の地点からスタート。
標高はおよそ800m。先行者の車が1台停まっていた。
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6/2 8:22
表登山道のルートに車で乗り入れられる最奥の地点からスタート。
標高はおよそ800m。先行者の車が1台停まっていた。
緩やかな登山道は、途中でスタート地点の林道の支線と2回出合う。
この支線は入口にゲートがあり一般車は進入できない。
2回目の林道出合いで標高990mほど。
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6/2 8:54
緩やかな登山道は、途中でスタート地点の林道の支線と2回出合う。
この支線は入口にゲートがあり一般車は進入できない。
2回目の林道出合いで標高990mほど。
2回目の林道出合いから程なく"しなの木"に到る。
標高およそ1,050mで、シナノキの巨木が木陰を作る小広場の休憩適地。
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6/2 9:03
2回目の林道出合いから程なく"しなの木"に到る。
標高およそ1,050mで、シナノキの巨木が木陰を作る小広場の休憩適地。
七曲りの最初の屈曲地点で木々の間から四阿火山群〜奥志賀にかけての山並が望める。
標高およそ1,100m。
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6/2 9:16
七曲りの最初の屈曲地点で木々の間から四阿火山群〜奥志賀にかけての山並が望める。
標高およそ1,100m。
七曲りといっても単に七回ほど屈曲するというだけのことで、勾配はそれほどきつくない。
七曲り上が四合目で、標高1,230m付近。
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6/2 9:43
七曲りといっても単に七回ほど屈曲するというだけのことで、勾配はそれほどきつくない。
七曲り上が四合目で、標高1,230m付近。
ブナの木が目立ち始める辺りから徐々に勾配が増してくる。
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6/2 9:59
ブナの木が目立ち始める辺りから徐々に勾配が増してくる。
ブナの幹に刻まれた落書き。
一人がやると次々とやりたくなる者が出てくるようだ。
恥を知ってもらいたい。
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6/2 10:01
ブナの幹に刻まれた落書き。
一人がやると次々とやりたくなる者が出てくるようだ。
恥を知ってもらいたい。
標高1,300mくらいからルート上に火山性の露岩が現れ始める。
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6/2 10:06
標高1,300mくらいからルート上に火山性の露岩が現れ始める。
五合目の"日ノ出岩"で最初の休憩を取る。
この岩に登ってみたが、木に遮られて展望はない。
標高1,400m付近。
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6/2 10:08
五合目の"日ノ出岩"で最初の休憩を取る。
この岩に登ってみたが、木に遮られて展望はない。
標高1,400m付近。
日ノ出岩から先がいよいよ頑張りどころの登りとなる。
七合目には"だけかんば帯"の標識。残り標高差500mを切る。
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6/2 10:59
日ノ出岩から先がいよいよ頑張りどころの登りとなる。
七合目には"だけかんば帯"の標識。残り標高差500mを切る。
八合目に向けて急登だが、要所は整備されていて比較的にまだ登り易い。
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6/2 11:01
八合目に向けて急登だが、要所は整備されていて比較的にまだ登り易い。
急登の足休めに後ろを振り返ると、野尻湖と斑尾山が清々しい。
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6/2 11:05
急登の足休めに後ろを振り返ると、野尻湖と斑尾山が清々しい。
八合目の"ひかりごけ"。
後ろに見えるように、標高1,800mを超えてくると残雪が現れ始める。
ここから先であれほど手こずることになろうとは…。
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6/2 11:09
八合目の"ひかりごけ"。
後ろに見えるように、標高1,800mを超えてくると残雪が現れ始める。
ここから先であれほど手こずることになろうとは…。
下から見上げてもう登山道に残雪はないだろうと思って今日登ってきたのだが甘かった。
これくらいならまだいいのだが…。
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6/2 11:13
下から見上げてもう登山道に残雪はないだろうと思って今日登ってきたのだが甘かった。
これくらいならまだいいのだが…。
中途半端に大きくて空洞になった小雪渓はタチが悪い。
迂回せざるを得ず、藪の急登を笹を掴んで登るような破目に。
ルートも隠れて不明瞭なため何回も前進と後退を繰り返した。
テープ等のマーキングの少なさも残雪時には心許ない。
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6/2 11:33
中途半端に大きくて空洞になった小雪渓はタチが悪い。
迂回せざるを得ず、藪の急登を笹を掴んで登るような破目に。
ルートも隠れて不明瞭なため何回も前進と後退を繰り返した。
テープ等のマーキングの少なさも残雪時には心許ない。
どうにかルートを辿って九合目"あおとど帯"へ辿り着くも、八合目から44分も要した。
ここで右に折れて画像の雪田を行けばよかったのだが、直進してしまい行く手には再び藪が立ちはだかる。
もう稜線間近なのでそのまま強引に突き進む。
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6/2 11:53
どうにかルートを辿って九合目"あおとど帯"へ辿り着くも、八合目から44分も要した。
ここで右に折れて画像の雪田を行けばよかったのだが、直進してしまい行く手には再び藪が立ちはだかる。
もう稜線間近なのでそのまま強引に突き進む。
藪との格闘の中、稜線を通る登山者のクシャミが間近に聞こえ、道がすぐ近くであることが確認できた。
元気付いて一気に稜線の縦走路に飛び出す。
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6/2 12:12
藪との格闘の中、稜線を通る登山者のクシャミが間近に聞こえ、道がすぐ近くであることが確認できた。
元気付いて一気に稜線の縦走路に飛び出す。
縦走路から頚城アルプスと乙見湖が見える。
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6/2 12:15
縦走路から頚城アルプスと乙見湖が見える。
同じ場所から高妻山・乙妻山。
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6/2 12:15
同じ場所から高妻山・乙妻山。
5〜6回目ではあるが、7〜8年振りくらいの2,053m黒姫山頂上、他にはやはり着いて間もない単独登山者が二人。
3人で弁当を広げながら山談義を楽しむ。
「黒姫山がこんなにいい山だとは知らなかった」とはよく聞く感想であり、地元民としても誇らしい。
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6/2 12:22
5〜6回目ではあるが、7〜8年振りくらいの2,053m黒姫山頂上、他にはやはり着いて間もない単独登山者が二人。
3人で弁当を広げながら山談義を楽しむ。
「黒姫山がこんなにいい山だとは知らなかった」とはよく聞く感想であり、地元民としても誇らしい。
先週登った霊仙寺山(左のピーク)と飯縄山(中央が本峰、右が南峰)。
この方向からはバランスがよく取れていて格好いい。
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6/2 12:58
先週登った霊仙寺山(左のピーク)と飯縄山(中央が本峰、右が南峰)。
この方向からはバランスがよく取れていて格好いい。
信濃町の田園地帯と上信国境の山並。
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6/2 12:58
信濃町の田園地帯と上信国境の山並。
中央右に高妻山と乙妻山、左手前から奥へ戸隠山・西岳連峰・北アルプス五竜岳。
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6/2 13:01
中央右に高妻山と乙妻山、左手前から奥へ戸隠山・西岳連峰・北アルプス五竜岳。
頚城アルプスの雄姿、右から妙高山(外輪)-火打山・影火打-焼山-金山・天狗原山-雨飾山と全景が見える。
話をしながら撮っていたら妙高山本体を撮り忘れてしまった。
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6/2 13:03
頚城アルプスの雄姿、右から妙高山(外輪)-火打山・影火打-焼山-金山・天狗原山-雨飾山と全景が見える。
話をしながら撮っていたら妙高山本体を撮り忘れてしまった。
野尻湖・斑尾山と信濃町中心部。
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6/2 13:04
野尻湖・斑尾山と信濃町中心部。
恒例の頂上1時間滞在のあと、火口原経由・小泉登山道下山を予定して南の分岐コルへ下る。
行ってだめだったら戻ってくればいいとタカをくくって峰ノ大池へ向けて降りていったのだが…。
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6/2 13:36
恒例の頂上1時間滞在のあと、火口原経由・小泉登山道下山を予定して南の分岐コルへ下る。
行ってだめだったら戻ってくればいいとタカをくくって峰ノ大池へ向けて降りていったのだが…。
正面に小黒姫を見ながら中間辺りまでは調子よく下ったが、岩ゴロの沢筋に残雪が現れるととたんにルートが怪しくなる。
だが、雪のある沢筋さえ下ってしまえば、と思ってしまったのが迂闊だった。
七ツ池方面への分岐が見つからない…。
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6/2 13:52
正面に小黒姫を見ながら中間辺りまでは調子よく下ったが、岩ゴロの沢筋に残雪が現れるととたんにルートが怪しくなる。
だが、雪のある沢筋さえ下ってしまえば、と思ってしまったのが迂闊だった。
七ツ池方面への分岐が見つからない…。
峰ノ大池のほとりまで来たが、その先の道は落ち葉に隠れた底なし沼状態で通行不能、手前にあったはずの分岐もどうしても見つからない。
遂に決心して引き返し始めたが、途中で完全にルート喪失、身動きつかない薮の中で遭難気分を味わう破目に…。
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6/2 14:03
峰ノ大池のほとりまで来たが、その先の道は落ち葉に隠れた底なし沼状態で通行不能、手前にあったはずの分岐もどうしても見つからない。
遂に決心して引き返し始めたが、途中で完全にルート喪失、身動きつかない薮の中で遭難気分を味わう破目に…。
とにかく上に登ればいいのだが、進むにつれ斜面は急になり、ネマガリの嵐の中をハイマツやコメツガなどの根や枝が入り組み、しかも岩ゴロという悲惨な状況に。
時間にも追われかなり消耗もしたが、頂上への道が見えたときは心底ホッとした。
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6/2 15:20
とにかく上に登ればいいのだが、進むにつれ斜面は急になり、ネマガリの嵐の中をハイマツやコメツガなどの根や枝が入り組み、しかも岩ゴロという悲惨な状況に。
時間にも追われかなり消耗もしたが、頂上への道が見えたときは心底ホッとした。
頂上にはリュック3つだけが置かれていて妙に思ったが、その主たちとは稜線ですれ違った。
草刈機を抱え西新道から薮刈をしてきた人たちだった。
遅くまで本当にご苦労様。
画像は表登山道の合流点、往路に出た地点から100mほど先だった。
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6/2 15:30
頂上にはリュック3つだけが置かれていて妙に思ったが、その主たちとは稜線ですれ違った。
草刈機を抱え西新道から薮刈をしてきた人たちだった。
遅くまで本当にご苦労様。
画像は表登山道の合流点、往路に出た地点から100mほど先だった。
表登山道合流点から呆気ないほど簡単に九合目を通過、難関の九〜八合目もクリアしたらあとは問題なし。
八合目"ひかりごけ"で給水休憩を取る。
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6/2 15:54
表登山道合流点から呆気ないほど簡単に九合目を通過、難関の九〜八合目もクリアしたらあとは問題なし。
八合目"ひかりごけ"で給水休憩を取る。
1時間弱下って"しなの木"でも給水休憩、伐採樹のベンチに腰掛けてシナノキの巨木を見上げる。
この樹は数百年前から黒姫登山道のシンボルであったという。
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6/2 16:54
1時間弱下って"しなの木"でも給水休憩、伐採樹のベンチに腰掛けてシナノキの巨木を見上げる。
この樹は数百年前から黒姫登山道のシンボルであったという。
今回の駐車地からさらに登山道を1kmほど下った十字路に、登山者と"町民の森"利用者用に建てられた休憩所がある。
中に洋式便器も備えた男女別トイレがあり、脇には駐車場もある。
本来はここが車で来る表登山道利用者のベース。
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6/2 17:33
今回の駐車地からさらに登山道を1kmほど下った十字路に、登山者と"町民の森"利用者用に建てられた休憩所がある。
中に洋式便器も備えた男女別トイレがあり、脇には駐車場もある。
本来はここが車で来る表登山道利用者のベース。
休憩所前の登山ポストとコース概念図(ホント大雑把な…)。
ここまで黒姫駅からは2kmちょっとの道程。
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6/2 17:33
休憩所前の登山ポストとコース概念図(ホント大雑把な…)。
ここまで黒姫駅からは2kmちょっとの道程。
帰宅後、自宅前からの黒姫山。
ここから見る限りもうすっかり雪はないように思えたのだが…。
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6/2 17:41
帰宅後、自宅前からの黒姫山。
ここから見る限りもうすっかり雪はないように思えたのだが…。
以下は道中で見つけた花々。
歩き出してすぐ出会ったのは、コップを洗うブラシのような花をつけたヒトリシズカ。
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6/2 8:25
以下は道中で見つけた花々。
歩き出してすぐ出会ったのは、コップを洗うブラシのような花をつけたヒトリシズカ。
林道に出合う付近ではタニウツギが目立つ。
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6/2 8:35
林道に出合う付近ではタニウツギが目立つ。
春の花が終わって端境期だった山麓で一番多かったのがチゴユリ。
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6/2 8:39
春の花が終わって端境期だった山麓で一番多かったのがチゴユリ。
咲き残ったガマズミ属の一種、ミヤマガマズミか。
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6/2 8:41
咲き残ったガマズミ属の一種、ミヤマガマズミか。
これもタニウツギ、やはり林道脇。
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6/2 8:52
これもタニウツギ、やはり林道脇。
ニガイチゴ
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6/2 8:55
ニガイチゴ
ミツバツチグリ
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6/2 8:58
ミツバツチグリ
七曲りの途中に咲いていたニョイスミレ(ツボスミレ)。
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6/2 9:20
七曲りの途中に咲いていたニョイスミレ(ツボスミレ)。
山麓ではもう咲き終わって実ができていたタチツボスミレだが、四〜五合目付近ではたくさん咲いていた。
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6/2 9:49
山麓ではもう咲き終わって実ができていたタチツボスミレだが、四〜五合目付近ではたくさん咲いていた。
稜線ではムシカリ(オオカメノキ)もまだ花はこれからというところ。
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6/2 12:20
稜線ではムシカリ(オオカメノキ)もまだ花はこれからというところ。
山頂部の端でヤマザクラの低木が一本、慎ましやかに花を咲かせていた。
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6/2 15:23
山頂部の端でヤマザクラの低木が一本、慎ましやかに花を咲かせていた。
復路の二合目付近で見つけたチャーミングなアカモノ(イワハゼ)の花。
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6/2 17:03
復路の二合目付近で見つけたチャーミングなアカモノ(イワハゼ)の花。
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