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Yamareco

記録ID: 4047718
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

火打澄川

2022年03月02日(水) 〜 2022年03月04日(金)
 - 拍手
Naosako nomohaya その他4人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:02
距離
33.4km
登り
2,515m
下り
3,036m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:49
休憩
0:00
合計
0:49
16:22
49
スタート地点
17:11
宿泊地
2日目
山行
7:46
休憩
0:01
合計
7:47
5:35
336
宿泊地
11:11
11:12
130
3日目
山行
8:57
休憩
0:26
合計
9:23
6:14
6:14
38
6:52
6:59
57
7:56
8:01
290
12:51
13:05
137
15:22
ゴール地点
天候 3/3
晴→雪 稜線上は強い西風 視界は50〜60m -5〜-10℃

3/4
快晴(1500m以下は層積雲)火打山頂は強い北西風
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
杉の沢上駐車場はロッジマウントに1日千円支払う
コース状況/
危険箇所等
・トレース無
・ラッセル無(よく締まっていた)
・天狗の庭〜火打山の肩はクトー使用
・肩〜火打山頂はシールでも登れそう
・澄川は稜線直下以外パックされたパウダー
・邪魔なデブリはない
・側壁は結構クラック開いてる
・黒菱川出合から右岸尾根に乗ったので、下流の積雪状況は不明
・発電所以降の林道はシールを剥がすか迷った(結局シール)
杉の沢上駐車場から
2022年03月02日 16:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/2 16:17
杉の沢上駐車場から
スキー場をハイクアップ
2022年03月02日 16:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/2 16:38
スキー場をハイクアップ
急に視界が悪くなる
2022年03月02日 16:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/2 16:55
急に視界が悪くなる
早稲田ワンゲルの山小屋で前泊
2022年03月02日 17:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/2 17:12
早稲田ワンゲルの山小屋で前泊
翌朝もスキー場を少し登る
野尻湖方面を振り返って
2022年03月03日 05:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 5:44
翌朝もスキー場を少し登る
野尻湖方面を振り返って
2022年03月03日 05:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 5:51
2週間前に行った黒姫山
2022年03月03日 06:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 6:17
2週間前に行った黒姫山
林道で日の出
2022年03月03日 06:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 6:24
林道で日の出
妙高山
2022年03月03日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 6:25
妙高山
林道を外れておばけ平へ(早稲田ワンゲルが勝手に呼んでるだけ?)
2022年03月03日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 6:48
林道を外れておばけ平へ(早稲田ワンゲルが勝手に呼んでるだけ?)
ここまでは天気良かった
2022年03月03日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 9:41
ここまでは天気良かった
外輪上を進む
2022年03月03日 10:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 10:28
外輪上を進む
どでかい雪庇
2022年03月03日 10:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 10:44
どでかい雪庇
三田原山の少し奥の沢を落とす。
結構良かった。
2022年03月03日 11:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 11:55
三田原山の少し奥の沢を落とす。
結構良かった。
黒沢池(爆風)
2022年03月03日 12:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/3 12:20
黒沢池(爆風)
神秘的
2022年03月04日 05:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 5:53
神秘的
北アルプスもくっきり
2022年03月04日 05:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 5:54
北アルプスもくっきり
雲海
2022年03月04日 06:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
3/4 6:29
雲海
肩へトラバース
2022年03月04日 06:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 6:57
肩へトラバース
山頂へ(肩にデポしてアイゼンだけ履いた)
2022年03月04日 07:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 7:40
山頂へ(肩にデポしてアイゼンだけ履いた)
山頂(爆風)
2022年03月04日 07:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
3/4 7:56
山頂(爆風)
下手
2022年03月04日 07:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/4 7:59
下手
澄川
2022年03月04日 08:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 8:36
澄川
左側も滑ってみたい
2022年03月04日 08:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
3/4 8:56
左側も滑ってみたい
雪崩跡
2022年03月04日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 9:03
雪崩跡
撮影地点と雪崩跡の方向
撮影地点と雪崩跡の方向
黒菱川出合で切り替え
2022年03月04日 09:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 9:53
黒菱川出合で切り替え
尾根へ乗りあげる(結構大変)
2022年03月04日 11:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 11:10
尾根へ乗りあげる(結構大変)
乗り上げたところから少し滑ったら、4mくらいのギャップがあったため、ログの通り迂回した
2022年03月04日 11:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 11:22
乗り上げたところから少し滑ったら、4mくらいのギャップがあったため、ログの通り迂回した
発電所へ
すごくよく言えばシャウダー
2022年03月04日 12:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
3/4 12:21
発電所へ
すごくよく言えばシャウダー
林道が長かった
2022年03月04日 15:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/4 15:07
林道が長かった

感想

メンバー:3年大佐古(CL)江森(SL)
2年野本
    1年浦林 藤田
目的:澄川!!

【1日目】
 野本の車と電車に分かれて杉の沢上に集合。いつも通りスキー場をハイクアップした。スキー客とは1人もすれ違わず、パトロールと圧雪車ばかりだった。山小屋では冬合宿のあまりの食料を消費した。
【2日目】
 昨晩同様ジャン負けが食事の準備をし5時半過ぎに出発。負けたのはもちろん藤田。
 林道はラッセルだと思っていたが、カリカリで高速道路状態。1時間でおばけ平へ。おばけ平以降もよく締まっていたため、8時半にはC1予定地点に到着。浦林に靴擦れを我慢してもらって先に進むことに。外輪手前までは天気も良く、頸城の山々がよく見えた。
 森林限界付近で風が強まり視界も悪化。ゴーグルやバラクラバ、一応クトーもつけさせる。風に砕かれた雪が堆積し登りづらかった。クトーはいらなかったかも。風雪も強く、外輪上の行動で下級生は皆消耗していた。
 滑降した沢は個人的に好みだった。黒沢池に入った途端視界がぐわ〜っと開けるのがいい。斜度はないが疾走感があった。茶臼山の基部で高谷池ヒュッテまで行くか話し合う。1年生はかなり疲れていたが、100mも上がらないことや吹きさらしであることもあってそのまま進むことに。少しルーファイをミスったものの、すぐに小屋に到着した。
【3日目】
 外に出ると神秘的な景色。火打山をはじめ頸城、北アルプスの山々が白くボーッと光っている。「宇宙を感じる」と野本が言っていた。
 天狗の庭からはトラバース気味に夏道が通る尾根に乗り上げる。「みんなの足跡」では早い段階から肩へトラバースしていたが別の道を選択した。途中でクトーを装着。少し緊張する場面もあったが、慎重に進めば問題ない。
 前日は常に飛雪が見られ、風向きもコロコロ変わっていたので、肩から北に伸びる尾根で一応ピットを掘ってみた。超絶安定。
 電波も通じたのでタクシーを予約。他の予約が入っていたらしく、14時が最終だという。事前調査で澄川の所要時間を地元ガイドに問い合わせたところ、「初心者同行の場合発電所まで5時間は見た方が良い」とのことだったので、リミットを8時に定めて空身で山頂に向かった。
 山頂は360℃の眺望(爆風)。焼山への縦走路も良く見えた。今シーズン中に行けたら行きたい。
 8時半前に滑降開始。滑り出しがガリガリで、浦林以外みんな転けていた。以降はパックされたパウダーで、思わず叫んでしまうほど良かった。来てよかったと本当に思えた。
 黒菱川出合からは安全策をとって右岸尾根へ。登山道沿いに進んだが、雪庇が張り出していて渡りづらい沢にぶつかったので、その場から尾根にダイレクトに乗り上げた。しかし、乗り上げた場所のすぐ先に4mほどのギャップがあり、斜面のトラバース&ツボ足詰め上がりを余儀なくされた。あとは滑るだけムードが漂っていただけにしんどかった。
 発電所への滑りは思ったより悪くなかった。雪はかなり重かったが、シャウダーっぽいところもあった。
 そして発電所から地獄が始まる。タクシーが到着するのが4.2キロ先の別の発電所付近だということが共有できておらず、ボーナスステージ感がすごい。さらにタイムリミットは1時間後。靴擦れと疲労に苦しむ1年生をを急かしながら、全速力でシール歩行。本当に申し訳ないことをした。
 しかしさらに地獄は続く。やっとの思いで到着したにもかかわらず、なぜかタクシーの姿がない。電話で確認するとさらに2.6キロ先の岡田土建まで車は入れないという。ボーナスステージ(2回目)開始。申し訳なさすぎた(2回目)。
 タクシーのおじさんは結構イライラしていた。野本によれば運転が荒かったらしい。それでも苗名の湯は最高。値段も設備もなんかちょうどいい。お湯に浸かった瞬間C1とは思えない満足感を感じた。
 要するに天国と地獄を両方味わった、最高に充実した山行だった。

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