武能岳(武能沢)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,218m
- 下り
- 1,158m
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
感想
土樽駅近くの最終除雪地点からスタート。蓬沢を詰める登山者やスキーの先行者がいる。自分は早めに西尾根に乗っかった。ジグを切るのが好きではないので、いい塩梅にトラバースできた。北面は柔らかい雪の場所も多く期待が高まる。前々日に20センチ超の降雪で、きのうは終日快晴。本日の武能沢は主に東向きではあるが、北にうねるハーフパイプ様。面を選べば柔らか雪だろう。尾根歩きは快適で上越国境の山並みに日が当たるのを見ながら歩ける。芝倉岳の北西面にスティープなルンゼラインがいくつかあるのを見つけた。1600からのナイフリッジ。油断してアイゼン・ピッケルを持たなかったが、あった方が不安なく進める。クライマーズレフトである北面の雪が柔らかかったのでツボで何とかなった。蹴り込んでもステップを作れなかったら引き返さないといけない。100メートル以上は落ちるし、木やクラックもあって危険。稜線に出て最初のポコまで板を担いだが、そこからは平坦で雪も柔らかいのでシールにした。やはり速い。頂上直下の武能沢にはきのうのものと思われるスノーボードのトラックが1本あった。沈降はかなり進んでいるように見えた。切れ落ちた斜面の柔らかさを確認してドロップ。すぐに訪れるノドがやや急で、やはりきのうのものと思われるスラフに覆われていた。総じて気持ちよく滑れる斜度感。ノンストップで850メートルを落とした。左右の面で、やはり雪質は変化。基本的に日陰になりやすいスキーヤーズライトを選べばいい感じ。予想通りである。湯檜曽川は根性の片足シールで飛ばす。スノーシューのトレースばっちりでありがとうって感じ。1日5本の土合駅だが、休みの日は臨時列車が出ていて助かった。1149で土樽へ帰る。
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