深すぎる爺ヶ岳 小冷沢滑降
- GPS
- 13:56
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,754m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
2週間前は大谷原から登り始めて一人ラッセル、危険箇所もあったので、今日は鹿島山荘からスタート。
スノーシューの先行者一人。
今日も深い。トレースを辿れば楽だが先頭は大変だ。上方にヘッドライトの灯りが見え隠れ。急いで追いついて先頭代わってやろう。
1時間程で追いつき先頭代わる。冷池まで行って泊まるそうだ。ここまで急登ラッセル大変やったでしょう。トレースありがとう。
ここからは急すぎない尾根の登りで、ラッセル20~40cm。
いいペースでジャンクションピークまで。後続はぜんぜん追いついて来ない。
ちょうど夜明け。今日も美しい。
しばらくでさっきの若者と続いてソロの登山者が来た。3人で撮影タイム。
オレは先に出て、東尾根上も深いラッセル。どうも風が弱かったらしく、ここ数日の降雪がそのまま積もって締まったもよう。ズブブブと底なし沼のように沈んでいく。スノーシューペン30cm。ペースが落ちる。
行けど後続は追いついてこない。
前回敗退のピーク2190。休憩してアイゼンピッケルに替える。
その先ナイフリッジも深い雪で股ラッセル。大変だが滑落の心配はなくてよかった。
核心越えてスノーシューに履き替えて休憩してたらようやく若者が。先に行く気配はない。
いつまでも続くズブブブ沼地獄。白沢天狗尾根と合流しても20~30cm。たまに40cm。これはキツい。
ここから山頂までがマジ遠かった辛かった。
しかし今日は登頂しない理由が見つからない。
14:00山頂。
ようやりました。
ライチョウさんが先にピークを踏んでました。
撮影して、滑降準備。
中鋒と北峰の間のルンゼを行きたかったが、朝の観察で面は荒れていて、中鋒から真下にドロップ。
こんなけラッセルしたんやから当然パウダーでしょう、たのんます。
45°>の斜面には文句のつけようのないディーパウが待ってくれていました。どこまでも続く最高のラン。沢にはブロック雪崩がそこらじゅう。会心の長い一日でした。
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