大崩山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2/11(火)の建国記念日は平湯エリアの大崩山へ。
週末の大雪で中央道はいまだに通行止めなので、上信越道から回り込んで平湯へと向かう。入山口は四ッ岳北面台地と同じ平湯キャンプ場から。
沢の渡渉地点までは四ッ岳と同じルートだが、大崩山に向かう場合は渡渉せずにそのまま大崩山の北東尾根に乗る。
天候はドピーカン。週末の降雪で場所によってはパウダーが溜まっているが、日射が強い斜面はややカリカリ。また、新雪の下には前週に形成された氷の層がある。
大崩山北東斜面は初めてのルートだったが、四ッ岳北面台地へと向かう尾根とほぼ同じ雰囲気の樹林帯。こちらは二回程登った。
山頂までは標高差1200m程だが、ラッセルもほとんどないのでサクサク登る。しかし、稜線直下の急斜面は場合によっては雪崩が発生しそうなので要注意。
12時頃に大崩山ピークに到着。北アルプス南部の展望が素晴らしい。向かい側の四ッ岳はこの時期にしては岩の露出が多く、今シーズンの雪の少なさを物語っている。
山頂には別ルートから来た三人組もおり、少々会話。また、猫岳ピークにも四人組がいて、猫岳北面の斜面を楽しそうに滑っていた。
山頂付近で一時間ほどまったりした後、四ッ岳方面の沢から滑降開始。二日前は四ッ岳で羽パウだったそうだが、本日の雪質は斜面によって目まぐるしく変わって行く。
こういう雪でも安定して滑れるのが真の山スキーヤーだが、まだまだ未熟者なので雪質の変化に対応しきれず板が取られる取られる。併せて滑降フォーム矯正中なので、新たな課題もどんどん見つかる。
比較的メローな沢滑走だったが、今後の課題を見つけるという意味で良い一本になった。
沢をそのまま下って行くと、側壁に岩峰や氷瀑も現れて幻想的な風景が広がる。
雪が積もっていれば、そのままいつもの渡渉地点に行けたのだろうが、今回は直前で割れてそうだったので、1700m付近からスキーヤーズライトの斜面に登る。雪が悪くシール登高が厳しかったので、最後は板を担いで登った。
この後は勝手知ったる四ッ岳のルートに乗って、平湯キャンプ場まで快適に下山。
ひらゆの森で汗を流して、ようやく開通した中央道で帰京した。
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