浅間山外輪山スノーシューハイク（黒斑山〜蛇骨岳〜仙人岳〜鋸岳）

2014年03月07日(金) 〜 2014年03月08日(土)

• GPS: 05:57
• 距離: 5.9km
• 登り: 506m
• 下り: 444m

コースタイム

9:53アサマ2000パーク〜10:06車坂峠〜（表コース）〜10:46車坂山〜
13:30トーミの頭〜（中コース）〜15:47車坂峠

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

東京駅6:24発〜あさま501号乗車〜軽井沢駅7:32着
軽井沢駅南口より、アサマ2000無料送迎バス8:30乗車〜9:30スキー場到着
スキー場のコインロッカーに不要な荷物を預けてスタート。

※アサマ2000送迎バスは、2日前までに要予約。
　スキー場施設をなんらか利用するか、スキー場内のロッジ宿泊が利用条件です。
　
翌日はスキー場で遊んだけど、土曜日でも物凄く空いていてノビノビ滑れそうです！

コース状況／危険箇所等

トレースは車坂山（最初のピーク）までで、その後は赤テープ見つけつつ、その赤テープも途中から無くなった後は自分の地形図・GPSを見ながらルートファインディング＆ラッセルでトーミの頭に到着するまでに3時間半を要した。
（雪の深さはスノーシューで膝上〜スネ付近の深さ、時々クラストという状態。）

やっとの思いで到着したトーミの頭からは圧巻の浅間山。これでガスってなければ
もっと素晴らしいんだろうなぁと思いながら、少し物思いにふける。

トーミの頭からコルに下る途中に、草滑り？と思われる道を見つけたが、冬場にここを攻める
人はいるんだろうかという状態の傾斜。コワスギ！！

コルから黒斑山に至る道は急なガレ場で、浅間山側が切れおちて崖になっている。
道は凍った雪にパウダースノーが乗ってる感じ。
登りはスノーシューでもいけそうだったが、下りはピッケル＆アイゼンが要りそうだった。

ここで時間的な問題とシャリバテ気味で疲労がたまっていたこともあり撤退を決意。
（アイゼン・ピッケルともに用意はしていたがそんな気になれず）

実際コルから途中まで登って、撤退を決意したため下りでシューが滑ってヒヤっとした。

来た道（表コース）を戻ってもよかったが、地形図を見て殆ど下りばかりの中コースを選択
帰りもノートレースだったが、道は判りやすく多少道からずれても地図が読めれば
迷うことはまずない。行く手を阻むカラマツの枝攻撃と、枝をゆすった後に来る
上からの雪の空爆に耐えながら赤テープとGPSを合わせつつ、夏道の中コースから
少し外れた道を下った。

途中に滑落防止用？ロープも張られており、看板もあることからアサマ2000パークの
スノーシューコースの近くを通っていたものと思われる。
（本来の中コースは車坂山直下で表コースと合流する）

本日の目標だった黒斑山まではたどり着けなかったが、目的の浅間山の姿は拝めたし
スノーシューとアイゼンの付け替えタイミングを体で学べたことは収穫だった。

赤テープがあると、気分的には道があっている気になって楽になるが
必ず地形図なりGPSと照合して正しい道を下っているか確認するクセもついた。

写真

ずっと、このくらい締まっている雪ならすごく楽だったんだけどなぁ、、、

3/7 11:03

3/7 13:05

このあたりからガスってきた浅間山

3/7 13:14

3/8 10:27

3/8 10:30

撮影機器：

G'zOne TYPE-L CAL21 au カシオ

GALAXY S4 SC-04E サムスン

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

1

1/25,000地形図

1

コンパス

1

笛

1

筆記具

1

ライター

1

ナイフ

1

保険証

1

飲料

1

ティッシュ

1

バンドエイド

1

タオル

1

携帯電話

1

計画書

1

雨具

1

防寒着

1

スパッツ

1

手袋

1

ストック

1

ビニール袋

3

替え衣類

1

シュラフカバー

1

ザックカバー

1

水筒

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

1

軽アイゼン

1

ピッケル

1

スノーシュー

1

オーバー手袋

1

インナー手袋

1

防寒用帽子

1

目出し帽

1

ゴーグル

1

サングラス

1

共同装備

ツェルト

１

2人用

JetBoil

１

スノースコップ

１

医薬品

１

正露丸

感想

Yo-hei_777

赤テープがあると、気分的には道があっている気になって楽になるが、確実とは限らないため
必ず地形図なりGPSと照合して正しい道を下っているか確認するクセをつけながら利用するものだと
肌で感じることができた。

夏道を知っていれば、かなり時短できたのではと悔やまれる。


登山用のスノーシューも急な下りはやはり苦手であることが分かった。
ただ、ワカンならよかったのかどうか？については、トーミの頭〜黒斑山の間に限っては
確実にワカン＆アイゼンに軍配が上がるが、トーミの頭に着くまでのアプローチが長く、
ワカンの浮力でラッセルをすると、たどり着くまでが少しきつかったのではないかとも感じた。

あ、黒斑山到着を優先させるなら中コースを登ったほうが
絶対にはやいです。眺望はないけど、、
（表コースは急登ラッセル！）

カモシカ等の中型動物の足跡と、消えかかったトレースは似てるので
安易に辿るとあぶないです。地形図見ましょう。

本日使用したスノーシュー

キャンプセーバーという海外サイトから個人輸入した、それぞれ専用バックつき
エレクトラはポール付き、送料無料で全部まとめて400ドルという破格
平行輸入品の為、保証はないがかなりお得でした。

日本だと、片方だけで三万くらいかかるしね、、。

自分は　Tubbs FLEX ALP SnowshoeXL
http://tubbssnowshoes.com/snowshoes/flex-alp-m

装着はとても簡単、トラバースや急な登りも歯がしっかり効いてていい感じでした。

相方は　1223ELEKTRA
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1831877