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記録ID: 4135822
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

【ノートレース】蓼科山(白樺高原国際スキー場からピストン)

2022年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:29
距離
9.3km
登り
971m
下り
965m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
0:24
合計
6:30
6:52
53
白樺高原国際スキー場
8:19
8:25
15
8:40
8:41
83
10:04
10:04
43
10:47
10:47
5
10:52
10:57
2
10:59
10:59
16
11:15
11:16
6
11:22
11:23
1
11:24
11:25
18
11:43
11:44
2
11:46
11:49
34
12:23
12:24
7
12:31
12:32
27
12:59
13:00
22
13:22
白樺高原国際スキー場
天候 10時頃まで快晴、その後は徐々に雲が出てくる
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白樺高原国際スキー場の駐車場に駐車。無料。
スキー場は3/27にてシーズン終了。
蓼科スカイラインへは冬期通行止めの看板が出ていたが、
実際には7合目登山口まで除雪されており、4/1から開通していた。
コース状況/
危険箇所等
スキー場から蓼科山荘までノートレース。
下部の樹林帯ではところどころ踏み抜き。
七合目から上は登山道沿いであればくるぶしから膝下程度の積雪。
朝方はパウダーだったため、わかんで快適に歩行。
杖は最初から最後までピッケル(好みの問題もある)。
2200m付近から12本刃アイゼンに履き替え。
蓼科山荘から頂上方面は新雪で膝ラッセル。
頂上直下はほどほどに凍結した急斜面でアイゼンとピッケル必須。
アイピンワークを確認するには絶好の場所。

下りは2200m付近までアイゼン装着したが、そこからはツボ。
時折踏み抜きはあったものの、特に問題なし。
しかし天候によってまだまだ状況は変わりやすいので、
見極めは必要。

今回は12本アイゼン、ピッケル、わかん、チェーンスパイクを一通り持参した。

南斜面からは多くの登山者が来ていたが、
北斜面からは見かけた登山者4名(我々2名パーティ、後続1名、下山時に1名)、
スキーヤーが3名くらいだけだった。
その他周辺情報 コンビニは白樺湖前にローソンがある。
7合目登山口までの道は開通していない(と思っていた)ため、既に今シーズンクローズした白樺高原国際スキー場の下からスタート。誰もいません。トレースも全くなし。
7合目登山口までの道は開通していない(と思っていた)ため、既に今シーズンクローズした白樺高原国際スキー場の下からスタート。誰もいません。トレースも全くなし。
朝陽が雪面を照らす。
1
朝陽が雪面を照らす。
わかんのトレースがくっきりと。
わかんのトレースがくっきりと。
少し上がるだけで絶景。
少し上がるだけで絶景。
ゴンドラに下をひたすら上がる。
1
ゴンドラに下をひたすら上がる。
下の女神湖、一部解氷しているがまだまだ凍っている。
下の女神湖、一部解氷しているがまだまだ凍っている。
スキー場トップ着。スタートから1時間弱。
スキー場トップ着。スタートから1時間弱。
御柱、というのだそうだ。近くのどっかで聞いたことあるな。。。ここからは樹林帯へ突入。
御柱、というのだそうだ。近くのどっかで聞いたことあるな。。。ここからは樹林帯へ突入。
基本的には動物のトレース以外なし。これはイノシシかな?
基本的には動物のトレース以外なし。これはイノシシかな?
ここまで除雪されている。。。ということは。
ここまで除雪されている。。。ということは。
やはり車が1台いる。。。
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やはり車が1台いる。。。
ともあれ、来てしまったものは仕方がないので、7合目登山口から入山、完全にノートレース。
ともあれ、来てしまったものは仕方がないので、7合目登山口から入山、完全にノートレース。
お邪魔します。
数日前のトレースが一部うっすらある。
数日前のトレースが一部うっすらある。
結構でかい足跡。冬眠から覚めたアレ。。。かな
2
結構でかい足跡。冬眠から覚めたアレ。。。かな
小動物っぽい足跡。
2
小動物っぽい足跡。
北アルプス、隅から隅まで。
北アルプス、隅から隅まで。
たまに踏み抜くが、基本的にはわかんでガシガシ上がれる。
たまに踏み抜くが、基本的にはわかんでガシガシ上がれる。
3時間あまりで蓼科山荘着、雪びっしり。大河原峠方面からのトレースがあったが、どうやって入ったのだろう?
3時間あまりで蓼科山荘着、雪びっしり。大河原峠方面からのトレースがあったが、どうやって入ったのだろう?
やっと見えてきたが、高低差がかなりあり。。。
やっと見えてきたが、高低差がかなりあり。。。
1人分のラッセル跡あり。ありがとうございます。
1人分のラッセル跡あり。ありがとうございます。
頂上直下で森林限界を超える。それとともに30度近い超急斜面、そしてややクラスト気味。アイゼン&ピッケルを駆使して直登。
頂上直下で森林限界を超える。それとともに30度近い超急斜面、そしてややクラスト気味。アイゼン&ピッケルを駆使して直登。
kun_pu氏には慣れないクラスト斜面の急登、心身共に堪えているのが見て取れる。
kun_pu氏には慣れないクラスト斜面の急登、心身共に堪えているのが見て取れる。
30度が大げさではないことがおわかりかと。
30度が大げさではないことがおわかりかと。
必死で登るkun_pu氏
必死で登るkun_pu氏
だだっ広い山頂。
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だだっ広い山頂。
向こうには北アルプス。
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向こうには北アルプス。
根子岳、四阿山、浅間山。
根子岳、四阿山、浅間山。
雲にかかった中央アと御嶽。
雲にかかった中央アと御嶽。
焼穂槍常念燕針ノ木爺鹿島槍五龍唐松白馬三山雨飾焼山火打妙高迄
焼穂槍常念燕針ノ木爺鹿島槍五龍唐松白馬三山雨飾焼山火打妙高迄
蓼科神社本宮。
まっくろくろすけ。
まっくろくろすけ。
ハロ!(日畳)
乗鞍と焼
槍穂と常念山脈と烏帽子と蓮華かな?
槍穂と常念山脈と烏帽子と蓮華かな?
裏銀から爺、鹿島槍などの後立山全域
裏銀から爺、鹿島槍などの後立山全域
後立山から雨飾、焼山、火打、妙高、高妻
後立山から雨飾、焼山、火打、妙高、高妻
根子岳と四阿山の間に谷川かな?
根子岳と四阿山の間に谷川かな?
南八ツの連々。
南ア。鳳凰三山、甲斐駒、鋸、北岳、間ノ岳、仙丈
南ア。鳳凰三山、甲斐駒、鋸、北岳、間ノ岳、仙丈
中アはガス。
地平線の向こうにさらに地平線があるかのよう。
地平線の向こうにさらに地平線があるかのよう。
蓼科山頂ヒュッテも埋まっている。
蓼科山頂ヒュッテも埋まっている。
山頂の北側は風が強く寒いのでシュカブラあり。
山頂の北側は風が強く寒いのでシュカブラあり。
西上州の山々。特徴的なあの形をしているのはもちろん荒船。
西上州の山々。特徴的なあの形をしているのはもちろん荒船。
山頂直下の急斜面を慎重に降り、そこからは雪を蹴散らして一気に下降。ものの10分あまり。
山頂直下の急斜面を慎重に降り、そこからは雪を蹴散らして一気に下降。ものの10分あまり。
途中、スキーヤーの人たちと会いながら、邪魔にならないよう下山。7合目登山口まで蓼科山荘から45分。
途中、スキーヤーの人たちと会いながら、邪魔にならないよう下山。7合目登山口まで蓼科山荘から45分。
スキーのトレースがいくつか。こちらはツボなので時々踏み抜き。
スキーのトレースがいくつか。こちらはツボなので時々踏み抜き。
スキー場トップからシリセードで降りようとしたが、気温が上がって雪がベタベタなので全く滑らず。仕方がなく走って降りた。
スキー場トップからシリセードで降りようとしたが、気温が上がって雪がベタベタなので全く滑らず。仕方がなく走って降りた。
みぎが朝の我々のトレース。
みぎが朝の我々のトレース。
気持ちの良い登山でした!
気持ちの良い登山でした!
でした!
朝よりも雲が増えたものの、終始良い天気。楽しかった。
朝よりも雲が増えたものの、終始良い天気。楽しかった。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 輪カンジキ アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト

感想

前日に七合目登山口まで除雪されているという情報を入手できず、実際に行ってみたら通行止めの看板は出ているし、ちょっと上がったところに工事用のバリケードが置かれていたので、これは白樺高原国際スキー場の下から上がるしかないな、と思っていました。
ところが、実際にはバリケードの脇から上がることができたようで、わたしたちパーティがスキー場トップの上の樹林帯を歩いていたら、道路を自動車が通り抜けていきました。。。

とはいえ、乗鞍みたいに標高差が激しいスキー場ではないので、スキー場を上がるのはそれほど苦になりませんでした。おまけに、既にクローズ後だったのですが、2日前の夜に降雪があったこともあり、スキー場は人工雪の上に10cm〜20cmほどパウダーが乗っている良コンディション。わかんでさくさくと上がることができました。

最高のお天気の下、北斜面から上がってくる登山者はほぼなく、おまけに私たちが先頭だったため、誰も立ち入っていない雪の斜面を気持ちよく上がることができました。雪はくるぶし〜ひざ下程度で朝は柔らかかったためわかんでちょうどいい程度。踏み抜きも殆どなく、ラッセルと言えるラッセルは蓼科山荘〜頂上直下だけで、あとは快適に登ることができました。
山頂では流石に人気の山、南斜面から上がってきた登山者が多数おり、思い思いに過ごしていました。

無雪期に蓼科山へ登るという発想に至らず、これまで一度も登頂したことがなかったのですが、この季節、このタイミング(スキー場はクローズ、ゴンドラもGWまで運休中)で登ることができて、静かだし天気は最高だし、程々に急斜面を楽しむことができたし、とてもいい1日を過ごすことができました。

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コメント

「大河原峠方面からのトレースがあったが、どうやって入ったのだろう?」の答えは
私が女神茶屋から蓼科山超えて大河原峠方面へ向かったトレースですよ。
2022/4/4 11:03
PiscesBtypeさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
なるほど、逆方面へのトレースでしたか。
道理で蓼科山荘〜山頂間のトレースの歩幅が大きかったわけですね。
山荘から山頂直下までの間は割合雪が深かったので、
トレースがあり助かりました。ありがとうございました。
2022/4/5 0:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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