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Yamareco

記録ID: 4143213
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

アサヨ峰南(南西)尾根

2022年04月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
18:38
距離
42.2km
登り
2,644m
下り
2,644m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:05
休憩
0:00
合計
2:05
21:54
40
スタート地点
22:34
22:34
12
22:46
22:46
73
23:59
宿泊地
日帰り
山行
15:50
休憩
0:32
合計
16:22
0:09
0:10
11
0:21
0:21
26
0:48
0:49
29
1:18
1:18
53
2:11
2:14
29
3:36
3:36
381
9:57
10:15
53
11:08
11:11
72
12:23
12:23
10
12:40
12:46
0
12:46
12:46
12
12:58
12:58
63
14:01
14:01
17
14:18
14:19
91
15:49
15:49
43
16:32
ゴール地点
天候 快晴→晴れ
終始弱風
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙流荘に駐車。通行止めのため戸台河原まで車で行く事ができません。
コース状況/
危険箇所等
・仙流荘〜戸台河原
通行止めだがこの区間に問題なし。

・戸台河原〜丹渓山荘〜北沢峠
すぐに消えない積雪は丹渓山荘過ぎから。2週間前のトレースがまだ薄ら残っていてありがたく使用。表層20cmパウダー、下層締まり。

・南アルプス林道(北沢峠〜野呂川出合〜取付)
注意は必要であるが通過に著しい困難は無し。野呂川出合の先は沢筋で土砂流入あり。

・アサヨ峰南尾根(南西尾根?)
地図の等高線と先日撮影の写真から小太郎山扇沢出合に伸びる支尾根をターゲットとした。南アルプス林道の岩崖記号は法面保護&金網で取り付きが難しそうだったので沢筋の土砂流入から取り付いて尾根筋へ。P2242まで樹間広めで藪は概ね回避できる。しかし、その先2350帯辺りまでは細尾根で藪回避が難しい上に一部岩稜もありRFに気を遣う。森林限界の先は予想に反して広く穏やかな様相で、特に危険なく山頂に至った。

・早川尾根(アサヨ峰〜栗沢山)
雪が締まっていて稜線を通す事が多かった。

・栗沢山〜長衛小屋
ピンテ豊富で安心。

・南アルプス林道(太平山荘〜三ツ石尾根筋)
平右衛門沢の辺り雪崩が多く、流入している所を越えていく緊張の内容。それより下は除雪されていて快適な林道歩き。

・三ツ石尾根(南アルプス林道〜戸台大橋)
樹間が広く、藪はなく、足元も柔らかく、急勾配だが歩きやすい。戸台大橋の直上は法面保護なので下降時は注意。
その他周辺情報 さくらの湯(伊那市高遠町)
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
南アルプス林道は表層20cmパウダー。これだけ沈まないのはオコジョさん?
2022年04月02日 03:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 3:35
南アルプス林道は表層20cmパウダー。これだけ沈まないのはオコジョさん?
野呂川出合をアサヨ側に渡ると岩崖記号は法面保護と金網。取り付けるか?
2022年04月02日 03:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 3:42
野呂川出合をアサヨ側に渡ると岩崖記号は法面保護と金網。取り付けるか?
カーブミラーが巻き込まれている沢筋の土砂流入から取り憑きます。
2022年04月02日 03:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 3:50
カーブミラーが巻き込まれている沢筋の土砂流入から取り憑きます。
最初は雪が薄く、アイゼンとピッケルは使いましたが、夏道のように進めました。
2022年04月02日 04:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 4:14
最初は雪が薄く、アイゼンとピッケルは使いましたが、夏道のように進めました。
高嶺が朝を告げる。
2022年04月02日 04:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 4:53
高嶺が朝を告げる。
小太郎が日の出前の優しい染まり。
2022年04月02日 05:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 5:10
小太郎が日の出前の優しい染まり。
P2242まで樹間広めで藪も回避できました。
2022年04月02日 05:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 5:23
P2242まで樹間広めで藪も回避できました。
P2242から仙丈ヶ岳がモルゲンロートの終わり。
2022年04月02日 05:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 5:55
P2242から仙丈ヶ岳がモルゲンロートの終わり。
その先、藪がなかなか💦
2022年04月02日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 6:25
その先、藪がなかなか💦
小太郎山の背後に北岳が見えてきました!
2022年04月02日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/2 6:25
小太郎山の背後に北岳が見えてきました!
この地点、少し下は藪と岩稜と雪で苦労して、危ない場面もありました。
2022年04月02日 07:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 7:17
この地点、少し下は藪と岩稜と雪で苦労して、危ない場面もありました。
ダケカンバが混じってきた高さ、ワントゥー!
2022年04月02日 08:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:11
ダケカンバが混じってきた高さ、ワントゥー!
北・小太郎をダケカンバが引き立てます❤️
右奥に塩見チラリしてきました!
2022年04月02日 08:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:20
北・小太郎をダケカンバが引き立てます❤️
右奥に塩見チラリしてきました!
稜線を少し右に外すと道の様になっています!
ハイマツなんだろうか?
2022年04月02日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:34
稜線を少し右に外すと道の様になっています!
ハイマツなんだろうか?
P2661に登り詰めるとパッと開けて甲斐駒ヶ岳❤️イケメンや
2022年04月02日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/2 8:54
P2661に登り詰めるとパッと開けて甲斐駒ヶ岳❤️イケメンや
振り返って仙丈ヶ岳❤️東尾根ばっちり!
2022年04月02日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
4/2 8:54
振り返って仙丈ヶ岳❤️東尾根ばっちり!
間ノ岳も見えてきて、ワントゥースリー🎵
2022年04月02日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:54
間ノ岳も見えてきて、ワントゥースリー🎵
ダケカンバに広河原。
地蔵オベリスクは目立ちます。
2022年04月02日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:13
ダケカンバに広河原。
地蔵オベリスクは目立ちます。
ここまで来て初めて見えたアサヨ峰。
何と美しい!!
2022年04月02日 09:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:21
ここまで来て初めて見えたアサヨ峰。
何と美しい!!
登頂に成功!やった〜!
2022年04月02日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:39
登頂に成功!やった〜!
仙丈ヶ岳東尾根と、登ってきた南尾根に。
2022年04月02日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:49
仙丈ヶ岳東尾根と、登ってきた南尾根に。
八ヶ岳の裾野は野辺山高原側も美しいんですね!
2022年04月02日 09:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 9:51
八ヶ岳の裾野は野辺山高原側も美しいんですね!
鳳凰へ続くハヤカワロード。
2022年04月02日 09:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:51
鳳凰へ続くハヤカワロード。
南アルプスの始まりを見ました。
2022年04月02日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:15
南アルプスの始まりを見ました。
栗沢山へ歩き出して程なく、甲斐駒ヶ岳のめちゃくちゃめちゃくちゃカッコ良い姿に惚れ惚れしました😍
2022年04月02日 10:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:21
栗沢山へ歩き出して程なく、甲斐駒ヶ岳のめちゃくちゃめちゃくちゃカッコ良い姿に惚れ惚れしました😍
栗沢山から。悪沢岳がチラリして嬉しい。
2022年04月02日 11:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:07
栗沢山から。悪沢岳がチラリして嬉しい。
間ノと悪沢が南アルプスで大好きなツートップ。その2座が隣に見えるアングルはそうありませんね😊
2022年04月02日 11:08撮影
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4/2 11:08
間ノと悪沢が南アルプスで大好きなツートップ。その2座が隣に見えるアングルはそうありませんね😊
北沢峠方面。奥は中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス!
2022年04月02日 11:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 11:07
北沢峠方面。奥は中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス!
長衛小屋。ここにはいつか泊まりたいです。
2022年04月02日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 12:24
長衛小屋。ここにはいつか泊まりたいです。
北沢峠へ戻ると自分以外のトレースはありませんでした。
2022年04月02日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:46
北沢峠へ戻ると自分以外のトレースはありませんでした。
帰りは戸台川(ゴロゴロ)を回避して南アルプス林道。平右衛門沢の所は緊張を伴う雪崩流れ込みがありました。
2022年04月02日 13:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 13:46
帰りは戸台川(ゴロゴロ)を回避して南アルプス林道。平右衛門沢の所は緊張を伴う雪崩流れ込みがありました。
それをクリアすれば除雪されていて快適になります♪
2022年04月02日 13:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 13:55
それをクリアすれば除雪されていて快適になります♪
歌宿からノコギリ。戸台川から沢2本で周回してみたいんですが…難易度はどうか?
2022年04月02日 14:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 14:19
歌宿からノコギリ。戸台川から沢2本で周回してみたいんですが…難易度はどうか?
地図で「幕岩」と表記されている所。圧巻の大岩壁が連続しています。
2022年04月02日 15:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 15:08
地図で「幕岩」と表記されている所。圧巻の大岩壁が連続しています。
戸台大橋の直上は法面保護です。南アルプス林道ショートカットで三ツ石尾根を下る場合はご留意ください。
2022年04月02日 15:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 15:48
戸台大橋の直上は法面保護です。南アルプス林道ショートカットで三ツ石尾根を下る場合はご留意ください。

感想

先日、仙丈ヶ岳に登った際にその美しさにうっとりした栗沢山&アサヨ峰(栗沢アサヨ様)。平日仕事をしていても頭から離れず、じわじわその南尾根(正確には南西尾根?)を登りたくなってきてしまいました。

今なら取り付きまでの道のりがかなり正確に分かっているし、地図と写真を見ると何とか行けそうだし、何より雪がまだ多い時に登りたい。
そもそも、自分の今の技量では雪が多くて締まっている今しか行けない可能性が高い。
…などとまぁ、「今しかない」理由を並べていました。笑

しかし取り付きまで長く、時間がかかる〜
日付跨がないと安全な時刻に終われないと判断。
(テント泊装備を新調するはずが、肝心のテント売り切れ入荷未定の悲劇。こういう強行山行がまだしばらく続きそうです)

アサヨ南は簡単に登らせてくれませんでした。
小太郎、北、塩見、間ノと次第に顔を見せるワクワク。P2661の先に初めて見える甲斐駒。最後にようやく姿を見せるアサヨ様。
ここにしかない体験は確かにありますが、藪や岩稜が手強く気疲れもそれなり。笑
想像にすぎませんが、テント泊装備で登っていくのはけっこう厳しいのではないかと。
個人的にはオススメできるバリエーションルートではありません。

それでも一般登山道である早川尾根に出てしまえば圧倒的な眺望に大興奮!!

今回も天候やコンディションに恵まれて帰ってこられた、運の良い山行となりました。

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