乾徳山 徳和ルート

2022年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,438m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 1:34
• 合計: 6:11

5:56 乾徳山登山口バス停
6:24 6:25 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
6:48 6:57 銀晶水
7:37 7:39 錦晶水
7:46 7:47 国師ヶ原
7:50 7:50 高原ヒュッテ
7:55 7:58 役小角像
8:12 8:14 月見岩
8:17 8:21 扇平
8:37 9:00 髭剃岩
9:08 9:37 乾徳山
9:39 9:47 水ノタル
10:49 10:57 高原ヒュッテ
10:58 10:59 国師ヶ原
11:04 11:05 錦晶水
11:27 11:31 銀晶水
11:47 11:47 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
12:08 乾徳山登山口バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

徳和駐車場に駐車。
朝６時時点で半分以上埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

■スタート〜乾徳山登山口〜四辻
土と石と木の根の道、残雪無く歩きやすいです。
危険箇所は無し。

■四辻〜月見岩〜乾徳山
残雪ありますが滑り止め無しで乗り切りました。
鎖場は中々の難易度。一番最後の鳳岩の鎖場はかなり危険ですが、迂回路があります。

■乾徳山〜山頂北側から高原ヒュッテを経て四辻へ
北側斜面は滑り止め付けないと危険。
急傾斜を降りきってしまえば残雪もなくなり、安全です。

その他周辺情報

特に寄らず。

写真

4/9 5:55

駐車場の埋まり具合はこんな感じ。
他にも臨時駐車場などがあるとの案内ですが…何処だろう。

4/9 5:56

とりあえず歩き始めます。
マスク装備で…樹林帯は特に花粉多そうだし気をつけたい。

4/9 6:13

今日のルートは8の字を描くように登り、降りていきます。
雷岩の鎖場は登りでトライします。

4/9 6:24

30分ほど歩いて乾徳山登山口です。
ここまで車で来れないことも無さそうですが、軽トラとかジムニーじゃないと無理そう。

4/9 6:26

まだ枯れ木が目立ちますが、やっぱり雪山よりこういう樹林帯のほうが良い感じ。
歩きやすいし。

4/9 6:43

一旦作業道と交際。
傾斜は緩く、歩きやすい。

4/9 6:52

銀晶水、枯れています…

このあたりで登山道に打ち捨てられていた獣の死体がありました。
脊髄と下顎だけでした。狐か？

4/9 7:05

ちょっと傾斜がきつく…あと、日が当たると暑いです！
現在の気温10度ほど。これからもっと暑くなるぞ？

4/9 7:09

駒止に着きました。
ここから馬が入れないほど険しくなるのか…？と思ったらそうでもない。
馬を留めておくのに便利な小広場、って意味なんだろうか？

4/9 7:13

天気は晴れ、風なし…暑く喉が渇きます。
今年始めてハイドレーションを持ち込みましたが、役に立ってくれています。

4/9 7:38

錦晶水。
こっちはきちんと出ています。毎分1リットル位か？

4/9 7:44

木々の間から今回の目的地が見えました。
ここまで近く見えるともうそんなに時間はかからなさそう。

4/9 7:45

この辺りから残雪が目立ち始めます。
おそらく先週火曜のものと思われますが、この暖かさで生き残っているとは逞しい雪だ。

4/9 7:47

四辻に付きました。
高原ヒュッテはどこだ？

4/9 7:47

見ると、四辻から200メートルほど離れています。
帰り道に寄ろう。

4/9 7:54

ここからは本格的奇岩・鎖場ルートです。
まずは役小角像とその座になっている巨岩。

4/9 7:55

前宮跡。なにかの社か宮があったのだろうか。

4/9 8:06

ふと振り返ると眺望開けていました。
左手に南アルプスが。

4/9 8:12

そして真後ろ。
なんと見事な富士山！思わずオオッと声が出てしまいました。

4/9 8:13

これは月見岩…か？
名前が載った標識が見当たらず。

4/9 8:18

雲ひとつない青い空。
日焼け止め必須だな〜

4/9 8:24

このあたりは南東斜面にも関わらず、木陰が多いところはこの通り。
きっと下りの北側斜面は滑り止め必須だな…

4/9 8:32

岩岩しくなってきます。
乾徳山の本領発揮と言った所か…

4/9 8:35

チェンスパは持ってきています。
後一応ピッケルも。
チェンスパを出そうかどうか迷いながら登る。

4/9 8:37

来ました第一の鎖場。
ここはまぁ、イージー。
上から降りてくる人がいましたが滑り止めは付けていませんでした。
よって自分もこのまま登ることにしました。

4/9 8:44

「髭剃岩」…だそうです。
とても狭い、入ってみよう。

ザックを担いだまま入ったところ、直ぐにつっかえました。
どれだけ細くてもザック有りでは無理ですね。

4/9 8:47

隙間を抜けると崖でした。
隙間から臨む南アルプス。

4/9 8:47

左の方に頭を出すと、日本晴れの富士山！

4/9 8:48

さて戻ります。
体全体を使えば上の方にも登れそうだな。
でもウェアが痛みそうなのでやめときました。

4/9 8:52

腰を下ろして休むたび、富士山の姿に見惚れてしまいます。

4/9 8:52

南アルプスも、ね。
今年は南アルプスの百名山を頑張るぞ！甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、鳳凰山、間ノ岳、塩見岳、赤石岳、悪沢岳、聖岳、光岳…

4/9 8:56

さて来ました、カミナリ岩の鎖場！
意外とイージーそうだぞ？

4/9 8:58

その先にはちょっとしたロープ場が…あれ？カミナリ岩の鎖場で終わりではないの？

4/9 9:00

胎内。
お胎内くぐりは…出来そうにない。

4/9 9:02

唐突に現れた標識看板。
今までこんなのあったかな？

4/9 9:06

雪が多くなってきます。
が、傾斜はさほど無いので滑り止めなくても問題なし。

4/9 9:08

山頂はもうすぐ…と思ったら、デデンとこんな大岩が！しかも鎖場付き！

鳳岩です。カミナリ岩の鎖場が最後じゃなかったのか〜…

4/9 9:08

鳳岩は、まず最初の取り付きが大変でした。
ホールドが見つからない…結局腕力で鎖を頼って登ってしまいました。
数メートル登ってからは、ホールドが多くなります。
しかし急でした！傾斜は70度位あったかも…

4/9 9:13

ともあれ、鎖場を登り切るとそこは直ぐに山頂でした。
誰もいない。

4/9 9:14

が、直ぐに二人、三人と鎖を登って来ました。

4/9 9:14

南アルプスの山々。

4/9 9:14

そして富士山…
美しい。

4/9 9:15

手書きの乾徳山山頂プレート。
乾徳山の山頂プレートは何種類かありますね。

4/9 9:30

さて北側に下ってゆきます…これはもう見た目からして滑り止め必須だな。

4/9 9:40

そろりそろり、降りていきます。

4/9 9:44

雪が深い！滑り止め持参してよかった…
6月まではどこの山にもとりあえずチェンスパは持っていこう。
爪が比較的短いので、汎用性が高い。

4/9 9:59

雪のせいでルーファイ難易度が少々高いですが、ピンテがそれを助けてくれます。

4/9 10:24

だいぶ雪も少なくなってきました…
早々にチェンスパは脱いでいます。

4/9 10:26

歩きやすい土の道が続きます。

4/9 10:32

乾徳山の案内看板にはかわいい狐のイラストがよく描かれています。

4/9 10:44

また出てきた、年季の入った円形の金属看板…

4/9 10:45

気持ちの良い林間を歩きます。
こういうのが一番好きだな。

4/9 10:48

高原ヒュッテが見えてきました、立ち寄ってみよう。

4/9 10:49

横から見た絵。
バイオトイレは凍結のため冬季は使用不可とのこと。

4/9 10:49

中はこんな感じ…暖炉の他には特にものはなし。
トイレは隣の部屋です、匂いはしません。

4/9 10:50

トイレ。
かなりきれいですね…あとから作り足したようです。
少し臭いはします。

4/9 10:50

壁にかけられている看板たち。
寄せ書きみたいなものか？

4/9 10:51

年季の入った暖炉。
使用していた形跡があります。
小屋内は燃えた炭の匂いも残っていました。

4/9 10:57

誰もやってくることがないまま、ヒュッテを後にします。

ここから道満山に向かって８の字を書くようにルートを辿る予定でしたが、時間が押していたのでもと来たルートをトレースします。
おおよそ30分早くなります。

4/9 11:46

天気は良好、少し風は出てきましたがとても良い感じ。
気温は結局15℃位まで上がってました。

4/9 12:00

登山口近くにあったこの設備…釣り堀かな？

4/9 12:05

駐車場近くの公民館の軒に、恐ろしいものが…
スズメバチの洲です。空き家だろうか。

お疲れさまでした！

撮影機器：

Google Pixel 5 SIMフリー Google

感想

ny1983

■有名な鎖場へ
以前何かでこの山のことを読んで、頂上直下のカミナリ岩という鎖場が凄いよと言うのを見聞きし、いつかはチャレンジしたいと思っていました。
しかし頂上直下の鎖場は、雷岩では無く鳳岩という箇所でした…
雷岩を無事にクリアしたあとにそびえ立っていた鳳岩を見た時には軽く目眩を覚えました。

■スギ花粉はピークを超えた？
中度のスギ花粉症の自分ですが、この時期はまだ花粉が収まっていないと思われるので、戦々恐々としながら登りました。
アレルギー抑制の薬を飲んで、マスクをなるべく付けて進みます。
結果、それほど鼻水は出なかったような…
杉はもう花粉を出し切ったんでしょうか？もしくは乾徳山はそれほど杉が多くなかったのか。