石鎚山
nanchi
その他2人 - GPS
- 06:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 763m
- 下り
- 763m
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9：15 神社
10：20 一の鎖
11：05 夜明け峠
11：45 二の鎖
12：10 鉄の階段場所
撤退
夜明峠で ランチ
13：15 夜明け峠
15：00 ロープウェー降口
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
写真
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感想
師匠に石鎚山行くぞ！！と言われ、天狗岳から翌々日石鎚山に行くことになったこの山行。体力ちょいと心配しつつも足を踏み入れてみたい雪山候補だったので”いきまーす”の一言。
師匠72歳・父親70歳と3人での山行となった。
早朝4時起床。準備をし5時家を出発。澄み切った雲一つない満天の星空。輝きの違いも微妙な色加減も鮮明に見えた。早起きは三文の徳の一コマだ。
ノンストップで登山口まで走行、8：40発ロープウェー乗車
スキー客もちらほらいたな。
私と師匠はアイゼンを付けず、幼少時代野山を庭とし培った本能の山知識と体力だけでアルプスの山々を数回登ってきたマタギみたいな父親は、年齢を考慮し師匠から拝借したアイゼンをつける。
ある意味親子登山だね。
早くも久々のアイゼンに転びそうになり、師匠に”もっと開いてあるけ〜！”と注意される父親。
前々日前日と雪が降ったため、フカフカの深雪歩行で特に問題なく進む。
樹林帯を通るわけだが、杉やヒノキと違い、ブナの木が多いため、樹氷もたくさんあり、白と青のコントラストはやはり”うわ〜”と思わず声に出てしまう。この景色と共なら永遠に歩き続けそうな気がするのは大げさかな？
成就から1.6�劼里箸海蹐任笋箋渕侈未砲覆辰討�たのでアイゼン装着。
こちらからは急斜面の深雪歩行で30�僂老擇�進むたび埋まる感じではあった。
10：30 1の鎖に到着、急傾斜幅50�冂�の雪道を慎重にクリア。この場所はビビり無し。
1の鎖を通過し試し鎖を迂回し、一軒茶屋に到着。
先客が4人ほど到着されていて、瓶ヶ森（あってるかな？）の写真撮影。
休憩することなく夜明け峠まで進む。
さてこちらから誰の足跡もない道なき道を進む時間であった。いわゆるラッセル？？？
師匠のアドバイスを受けながら一番乗りで足跡を付けて行進。気持ちいいね〜。
誰も踏みつけていない雪の上を歩く瞬間。テンションUP！スピードUP！鼻歌絶好調！！
夜明け峠の雪稜尾根歩きもツイてるねノッテるね〜テンポよくwaling! こちらの雪の深さは50cm 以上間違いない。
途中足跡発見。どうやら兎の足跡らしい。
鳥居がほとんど埋まっている二の鎖手前の小屋到着。
こちらで小休憩。休憩をしているとラッセル泥棒で足跡を頼りに歩いてきた叔母様が、突然足跡が無くなり、必死に探す光景を発見。声を掛け、休憩してま〜すというと、ほっとした様子であった。しばし会話を交わしいざ出動！！
頂上小屋が見え登頂まであと少しなのだが、ここからが難所続きなのだ。
北側斜面になるのか、今まで深雪であったフカフカの雪から表情は変わりガチガチの雪上歩行。
急斜面の幅もほぼない道をピッケルを雪上に固定、一歩一歩2度3度踏みしめ、足場を確定させてからの移動。
この繰り返し。そして現れたのが3の鎖手前の鉄の階段である。半分以上雪で埋め尽くせらつつも、鉄表面が現れている。これが一気にビビりモードにさせる瞬間だ。どうせなら潔く全部雪で覆われていたほうが歩きやすいのにね。
アイゼンをひっかけぬよう確実に一歩ずつ前進。階段を通過しいざ斜面をを見上げると
”エッここ登るんですか？”と聞きたくなるような斜度に、アイスクライミングもどきのガチガチ氷に雪が被った状態。
途中合流した若者男子一名が先人たって登り始めるが悪戦苦闘。自分も登り始めるがもちろん悪戦苦闘。
そして師匠が下した決断。”登れるのは登れるだろうが、下山が非常に危険。今日はあきらめよう！”
その一言で はい撤退。私たちが撤退を決めると各々来ていた2人も撤退。先人立って登り始めた若者一人がトライすることに・・・・ はたして遭難せず滑落せず無事帰ってこられるか。。。非常に心配であった。
我らは夜明け峠に戻りゆったりランチをしていると先人立った若者が撤退し帰ってきたのだ。その姿を見て3人胸をなでおろしたのは言うまでもない。
夏山なら後15分で登頂のところなのに、惜しくも撤退。
悔しくもあるが、決して無理は禁物だし、自分自身登りはきっと恐怖感なく登れると思えるが、下山はきっと難航すること間違いなし。己の実力不足を考慮すれば当然のことだ。なんせ今日が初めてのピッケルを本格的に使用し、アイゼンの前爪使用方法も確実に実感したのだから・・・・
しかし負けず嫌いの向こう見ずの性格の持ち主はリベンジを早くも心に誓った！！
今まで特に危険個所もなくトレース・トラバースが確実にある雪道歩行で行動にゆとりがあり、比較的安全な雪山ハイキングばかりであったが、今回は師匠に連れられガチな雪山登山を経験。
ラッセルの様々な仕方、ピッケル・ストックの様々な使用方法、アイゼン歩行、彼が経験し得た知識をたくさん伝授してもらった。
軽さ重視でピッケルを購入したが、ガチな登山には重めのピッケル、アイゼンも10本よりお12本が重宝すると実感。適材適所の道具の使い分け技術の必要性。まだまだこれからですな。
いろんな経験と勉強になった山行の一日に感謝です。
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斜度ですね！これは！石鎚山すごいです(*^^*)
kakekoenさん はじめまして
斜度伝わって何よりです。バリエーション豊富な雪山石鎚山。
やみつきになりますよ
手箱山から石鎚山は厳しそうに見えました！
石鎚は土子屋分岐からが本領発揮です(^^♪新しい雪が乗ってたから条件厳しいですね！
撤退は残念ですが下りを考えると賢明な判断でしょう！(^_-)-☆
nekojigenさん こんにちは。
叫んでみたらよかったですかね。
安全重視の楽しい登山を心がけようと思います。
nanchiさんお疲れ様です。半端ないところ行ってますね、そろそろ本業にしたほうがよさそうです
お師匠様、お父様スゴイ！
kazumochiさん こんにちは
半端ないとこ行ってみました。
あの斜面をみて 恐怖心よりはワクワクしたのも事実です。
もっともっとこれから経験重ねて極めていきたい！！
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