巻機山（絶景の雪稜を満喫！西谷後バス停から往復）

2022年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,788m
• 下り: 1,769m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:13

距離 16.7km 登り 1,788m 下り 1,788m

5:24 西谷後バス停
5:58 桜坂駐車場
6:38 6:53 5合目
8:32 8:37 ニセ巻機山
8:42 8:43 巻機山避難小屋
9:13 9:23 巻機山
9:43 10:14 牛ヶ岳
10:31 巻機山
10:38 10:39 御機屋
10:57 11:14 割引岳
11:38 御機屋
11:48 11:50 巻機山避難小屋
11:58 ニセ巻機山
12:40 12:42 5合目
13:06 桜坂駐車場
13:34 13:36 西谷後バス停
13:37 ゴール地点

天候

快晴！風も穏やかでゆっくり景色を堪能することができました(^^)
西谷後バス停:AM5：20 3℃位
巻機山：AM9：10 15℃位！？

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西谷後バス停付近の駐車スペースは詰めて停めても10台位でしょうか？
AM5：00頃到着した時には駐車スペースは満車(^^ゞ
路肩の広い所に車を停めて登山開始。
関越自動車道塩沢石打ICから西谷後バス停まで通行の支障になる積雪・凍結はありません。

コース状況／危険箇所等

※道の状況は2022年4月9日（土）現在です。
●三合目〜五合目
三合目を通過してしばらくすると傾斜がキツクなります！五合目直下はかなりの急斜面になりますので転落に注意が必要です。往路での雪質は表面のみ夜間の冷え込みで若干のクラスト。復路では気温の上昇でザラめ状の雪質に変化していました。場所によっては膝まで踏み抜く事数回(^^;)
●五合目から九合目（ニセ巻機山）
序盤は美しいブナの林間を進み徐々に高度を稼ぎます。樹林帯を抜けるといよいよ九合目へ向けて急登の始まりです！こちらも往路では表面のみ若干のウインドクラスト。カチカチに凍結していなかったので12本爪アイゼンとダブルストックで通過可能でした。復路では雪が腐って踏み抜き多数(-_-;)スノーシューを装着している方は比較的ラクに歩いているように見えました。
●九合目（ニセ巻機山）〜巻機山最高点
一旦鞍部に向けて30m程高度を下げてから頂上稜線に向けて最後の登りになります。この時間になると雪質はだいぶ腐り始めましたが歩行が困難になるような事はありませんでした(^^)（復路ではザラめ状のグズグズに変化）
●巻機山最高点〜牛ヶ岳
特に危険個所はありません。しかし踏み抜きに注意が必要です！
●巻機山最高点〜割引岳
割引岳南側斜面にクラックを数か所確認しましたので斜面からかなり離れて進みました。トレースは見当たらずバージンスノーを堪能♪こちらも特に下りの時は踏み抜きに注意が必要な状況でした。

その他周辺情報

巻機山登山バッジは清水集落の「山の宿 やまご」さんで購入しました（デザインは1種類 400円）

写真

4/9 5:17

お初となる百名山 巻機山を目指してスタート！

4/9 5:43

桜坂駐車場付近からは天狗岩と割引岳を眺める事ができた

4/9 6:00

根開き始まる春の井戸尾根

4/9 6:02

こんな景色もイイね！

4/9 6:27

井戸の壁を必死に登っていると背後に東洋のマッターホルン 大源太山が姿を現した

4/9 6:28

傾斜は最もキツイ部分でこんな感じ(^^;)

4/9 6:31

さらに進むと仙ノ倉山と平標山も見えてきた
今日はお天気に期待が持てそう♪

4/9 6:40

井戸の壁を登り切り五合目に到着！
ニセ巻機山が高く聳えてるねぇ〜(^^ゞ

4/9 6:47

振り返ると早くも美しい景色が広がっている

4/9 6:48

眩しい朝陽が井戸尾根を照らします☀

4/9 6:59

見上げるとうれしい紺碧の空

4/9 7:10

樹々の間からは谷川の高嶺が見え始めた！

4/9 7:17

さらに標高を上げてくると谷川主脈が一望

4/9 7:24

ブナの巨木を見上げて深呼吸

4/9 7:27

ゆっくりゆっくり景色を堪能♪

4/9 7:34

樹林帯を抜けると景色が一変！

4/9 7:36

尾根が広く悪天候の時は難儀しそうな場所のようだ

4/9 7:44

写真を撮りながらゆっくり急登に挑みます
（右側には豪快なデブリが…）

4/9 7:44

視線の左に天狗岩

4/9 7:53

右は朝日岳ジャンクションピークへと続く雪の稜線が美しい

4/9 7:54

まだまだ続くキツイ道

4/9 7:58

先行者さんのトレースを追って

4/9 7:59

キツイ部分の角度はこんな感じ(^^;)

4/9 8:19

傾斜が落ち着き始めると風の芸術がお出迎え♪

4/9 8:23

画像補正で無理やり感満載ですがw谷川岳の左肩に遠く富士山が薄っすらと確認できました

4/9 8:27

急登を乗り越えてようやくニセ巻機山に到着！

4/9 8:27

早速景色を堪能！
遠く妙高山・火打山方面

4/9 8:28

苗場山・佐武流山方面

4/9 8:29

谷川岳〜平標山

4/9 8:29

大源太山と万太郎山の尖がりが目を引きますね

4/9 8:29

朝日岳への縦走路

4/9 8:29

左に皇海山と上州武尊山

4/9 8:31

割引岳を正面に一旦鞍部に向けて標高を下げて行きます

4/9 8:52

先ほど通過したこんもり丸いニセ巻機山

4/9 8:55

この辺りはシュカブラが多く見られた

4/9 9:04

風の強さを物語っていますね

4/9 9:08

スタートから約5時間で巻機山の最高点に到着！50座目の百名山(^_^)v

4/9 9:30

せっかくなので牛ヶ岳にも立ち寄ってみます

4/9 9:35

真っ白な雪面が気持ちイイ(^^♪

4/9 9:42

八海山・越後駒ヶ岳・中ノ岳

4/9 9:43

平ヶ岳・燧ケ岳方面

4/9 9:43

至仏山と中央奥に日光白根山

4/9 9:44

魚沼市街地方面
今年も美味しいお米の豊作を願って(^o^)／

4/9 9:45

牛ヶ岳からは新潟・福島方面の山並みを堪能することができた！

4/9 10:05

次は割引岳を目指します

4/9 10:05

巻機山の最高点を遠望

4/9 10:39

牛ヶ岳・巻機山の壮大な雪面を眺めて

4/9 10:43

今日最後のピーク割引岳へ登行開始！
トレース見当たらないですねぇ〜(゜o゜)

4/9 10:54

以外にキツかった登りをガンバリ無事に割引岳に到着！
（標柱が倒れちゃってたので起き上がらせて撮影）

4/9 11:04

越後三山の絶景を目に焼き付けてこの地をあとにします(^^)/

撮影機器：

Canon EOS R Canon

装備

MYアイテム

hajime1106

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ワカン 12本爪アイゼン ピッケル

感想

hajime1106

季節の移ろいは早くそろそろ雪解け進む季節に突入！
今シーズン最後（？）の雪山を堪能すべく未踏百名山の巻機山へGo♪
快晴＆風が穏やかと条件に恵まれニセ巻機山や頂上稜線上からの景色は最高でゆっくりと360度の絶景を堪能することができた(^^)v
久しぶりに装着した12本爪アイゼンの感触も最高で急斜面での安定感を改めて実感！
出会った登山者さんとの会話も楽しく、今後参考にしたい貴重な体験談もお聞きするする事ができ、充実した1日になりました(^o^)／

コメント

ken1586

hajime1106さん、こんにちは。

道中追い越され、所々お話しさせていたきながら歩いた者です。
割引岳まで行って来られたんですね。

アウエー山域で出会った皆様との会話は、遠征の醍醐味と感じてます。
楽しかったです、ありがとうございました。

機会があったら、東北の山にも遊びに来てください！

hajime1106

ken1586さん コメント頂きありがとうございますm(__)m
いやぁ〜、こちらこそ車中泊遠征などなどのお話をお聞かせいただき大変刺激になりました。ほんのひと時でしたが楽しい時間を過ごすことができました(^^)
当日はお天気も最高でお互い絶景を堪能することができましたね！
ぜひぜひ自分の地元、丹沢山塊にも足を運ばれてください。
これからも安全登山でお山を楽しみましょう(^O^)
それでは〜

renten

hagime1106さん　おはようございます
割引岳へのトレースありがとうございました　

hajime1106

rentenさん コメント頂きありがとうございますm(__)m
巻機山最高点・牛ヶ岳周辺には多くの登山者さんがいらっしゃったのでてっきり割引岳も賑わっていると思っていましたがまさまさかの１番乗りをいただいてしまいました(^_^;)
お天気次第では巻機山ピークのみのピストンを考えていましたが快晴・微風の条件に誘われて思わず割引岳にも立ち寄ってしまいました！
同じ日、同じ時間帯に同じ景色を共有できた事をうれしく思います。
これからもお互い無理なくケガなくお山を楽しみたいですね(^^♪
それでは〜