冬季限定 前船形山 薬師森 間に合いました

2022年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,419m
• 下り: 1,418m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:07

7:15 升沢コース登山口駐車場
7:15 7:15 船形山 升沢コース登山口
7:30 7:30 旗坂平
7:41 7:42 一群平
8:01 8:01 鳴清水
8:30 8:30 三光の宮
8:46 8:46 千本松山
9:02 9:02 大滝キャンプ場
9:05 9:10 鈴沼
9:54 9:55 前船形山
10:13 10:15 鏡ヶ池
11:04 11:07 薬師森
11:28 11:28 船形山
12:13 12:13 蛇ヶ岳
12:38 12:38 三光の宮
13:22 船形山 升沢コース登山口

天候

今日も晴，風はまああり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旗坂キャンプ場Pまで入れる。除雪は全て済んでいないが，十数台駐車可

写真

4/10 7:47

雪は基本べったりだが，30番登山口付近と旗坂平，鳴清水手前トラバースは地面でている。よってスノーシューにはやや不向き。ツボ足の方が多い。午後は腐ってきてワカンが適か。

4/10 8:02

鳴清水手前のオウレンが早い

4/10 8:02

ここのトラバースは雪少ないせいか。帰りは雪付き探してピーク経由。

4/10 8:03

結構たくさん咲いてました

4/10 8:09

いつもの20番 残雪でコンディションよく1時間ペース

4/10 8:25

15番手前の急登

4/10 8:28

15番手前の急登の雪庇が崩壊中。この先ででかいザックのソロの方とスライド。小屋ではテン泊とのこと，升沢小屋近くの滝山岳幕営とのこと。調べるとブログ「ブナ便り」にダイレクトコースの記録で1224pの模様。

4/10 8:46

15番から今度は迷わず千本松山に。北側直下はもともと崖だが雪庇崩壊すごかった

4/10 8:46

千本松山から三光の宮方面を振り返る，その先は三峰

4/10 8:51

千本松山からは少し戻って巻くよう保野川に向かう。巻いた千本松山

4/10 8:54

保野川。今年は雪が多いようで渡渉に問題なし

4/10 8:55

対岸の登り返しが楽そうなここを渡るが，先ではぽっかり沢が顔だしてました。対岸あがると看板と小屋がすぐ。

4/10 9:05

鈴沼，一カ月前より大分丸くなりました。風があり逆さ前船形には至らず

4/10 9:27

鈴沼から前船形には大滝側から登る場合の尾根に出合うようにやや右よりに登り詰めるが，こんなところにピンテ2つ？？？尾根伝いと鈴沼行きの区分のためかな

4/10 9:44

汗して尾根にはいあがる。今日は雨具はザックの中，ソフトシェルでも風ないと暑い位。

4/10 9:49

北側。昨日登った栗駒。栗駒から見えた神室の連なりがそのお隣りに

4/10 9:53

前船形山頂。地形図どおり のっぺり

4/10 9:54

前船形山頂からの船形と薬師森，年に一回はみないとね

4/10 9:54

あまり目立たない薬師森がこちらからだとがっちり存在感あります

4/10 10:07

前船形からの急降下は雪庇は避け藪気味の夏道。基本地面でていて，所々で残った雪が氷化。無論滑るがそこ以外に足をおくだけのこと。降下途中からの薬師森

4/10 10:13

途中からは尾根の雪付きをザクザク降下し，鏡ヶ池と前船形。

4/10 10:30

ブナ樹林を船形に向けて登り返し。振り返る。船形登んのに，何登ったり降りたりしてんだろうとも思う。

4/10 10:43

樹林を抜けて薬師森。直下の痩尾根が大分崩壊してきている

4/10 11:04

薬師森近くまで寄ったが尾根筋は拙そうと判断。薮に逃げて雪を拾いながら薬師森山頂。黒伏山塊の向こう上に月山がうっすらと。

4/10 11:04

月山と神室の間に鳥海山みたいのがうすぼんやり，肉眼でも厳しい

4/10 11:04

前船形，鏡が池を見下ろす，足元の雪庇が気になるのであまり寄れない

4/10 11:04

薬師森からの船形，その奥には三峰〜蛇ヶ岳〜後白髭。贅沢な眺めです。

4/10 11:10

薬師森山頂部。この状況なので無理せず薮に雪を拾って迂回

4/10 11:23

千本松山から鈴沼，前船形と辿り，鏡ヶ池から登ってきたあたり

4/10 11:23

ご来光岩からの前船形と鏡ヶ池

4/10 11:23

ご来光岩からの薬師森。遠望がなにがなんだが

4/10 11:28

小屋はすっかり春のよそおい（雪ついてないだけですが）

4/10 11:36

蛇ヶ岳に続く稜線と背後に三峰と後白髭，何度みてもいいですわ

4/10 11:36

ちょうど小屋から下山開始した3名は即小屋方向に降下していきました。この肩で補給。

4/10 11:46

よく見ると千本松山が分かる。意識するとこれまで見えてなかったものが見えてくるものなんですね

4/10 11:47

いつもみてもこの稜線は雪の時期がいいなあ（グリーンシーズンは展望がねえ，，）

4/10 12:05

船形本山を振り返る，この方向からは薬師森が目立たない，，，

4/10 12:13

一応蛇ヶ岳に寄る。ポール補強されました。

4/10 12:14

1380ピークは山頂部薮でてきて迂回

4/10 12:19

1380m斜面から夏道側，ぱっくり

4/10 12:20

ここからも千本松山を認識。まだ登ってくる方とスライド

4/10 12:38

三光の宮にも詣でる，ベニシジミが，春ですね〜

4/10 12:39

三光の宮からの北泉

4/10 12:44

帰りも雪庇崩壊中

4/10 13:23

朝7時過ぎで10台満たなかったですが増えました

撮影機器：

Xperia A SO-04E SONY

感想

yamkoi

冬季限定の前船形と薬師森，今冬はガスで一度撤退したが，ラストチャンス。前日は栗駒で疲れはなく天気もしっかりもっている。駐車場もキャンプ場まで延長，雪も残雪ならではの好コンデション。さらにヒールリフターで楽しようとスノーシュー。汗ばむ中，前回彷徨った千本松山もぴったり，保野川渡渉も問題なく，鈴沼からの前船形への取り付きも適切に，急降下した鏡ヶ池からの登り返しも無理のないコースと，全くスムース。要は「見えていると問題ないが見えないとたちまち怪しく露呈」を実感。とはいえ，残雪歩きは青空がよく似合うし，夏道のないコースをルーファイしながら歩く楽しみはこの時期ならでは。さらに帰りの車の移動は夏のよう，今日もビールが旨い。
スライドしたテン泊の方から聞いた「滝山岳」を調べると，一ヶ月前に千本松山を外して保野川を越えて多少歩いた尾根を湯谷地尾根と呼んでダイレクトに船形に登られた記録がブログブナ便りにあり，その途中の1224pの模様。湯谷地から歩きやすい尾根だったので，来年の楽しみができました。