白木山 赤谷大橋から周回

2022年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 12:28
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,218m
• 下り: 1,225m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:36
• 休憩: 2:33
• 合計: 12:09

6:06 スタート地点 赤谷大橋北詰
6:57 7:12 下田原峠
7:35 7:46 水場
8:43 8:51 奥原分岐小屋
9:48 10:08 下田原林道最終橋
10:59 11:06 急登上1080ｍ
11:45 11:57 峠のピ−ク1230ｍ
12:17 12:24 1220ｍコブ
13:09 13:47 白木峰
13:52 13:53 白木越
14:35 14:45 小赤谷右岸尾根
15:15 15:22 赤谷林道小屋
15:48 15:55 新屋
16:50 17:00 小赤谷出合
18:15 ゴール地点

スタート地点 　赤谷大橋北詰 06:06 - 06:57 下田原峠 07:12 - 07:35 水場 07:46 - 08:43 奥原分岐小屋 08:51 - 09:48 下田原林道最終橋 10:08 - 10:59 急登上1080m 11:06 - 11:45 峠のピ−ク1230m 11:57 - 12:17 1220mコブ 12:24 - 13:09 白木峰 13:47 - 13:52 白木越 13:53 - 14:35 小赤谷右岸尾根 14:45 - 15:15 赤谷林道小屋 15:22 - 15:48 新屋 15:55 - 16:50 小赤谷出合 17:00 - 18:15 ゴール地点

地名は石川県自然保護センター「白峰郵便区全図」S28年の白峰村における郵便図-山々を歩いた郵便配達員を参照にしました。
https://www.pref.ishikawa.lg.jp./hakusan/publish/report/documents/report36-8.pdf

天候

晴れ
出発時4℃、下山時8℃
金沢　最低気温11.8℃/最高気温23.9℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

橋詰に2,3台置ける

コース状況／危険箇所等

残雪豊富、高温が予想されていたのでカンジキを持参したが行きも帰りも変化なしで不要でした。
白木越から赤谷林道までの下山コ-スは今回は雪が多くて良かったのですが、あまりお勧めではありません。
下田原越の入口を朝は見落としていたので帰りにテ-プを付けておきました。

距離22.6km、累積標高差1020m

その他周辺情報

大門温泉￥380

写真

4/10 6:12

向いに下田原越の道形が見える

4/10 6:53

林道を行き過ぎて杉林を登った
峠が見えた

4/10 7:00

峠の地蔵
3年前より台座の風化が進んだ

4/10 7:15

下田原川対岸の大高
ここの若杉は枝打ちされている

4/10 7:19

下流方向の鷲走ヶ岳

4/10 7:28

ここを降り下田原林道に出た

4/10 7:33

水場で1.5?給水

4/10 8:21

4/10 8:31

行動予定の上流部が見える

4/10 8:44

高原分岐

4/10 8:52

この小屋へは橋が無かった

4/10 9:12

林道の片斜面

4/10 9:12

ヨモ谷
s46年の地図に花立越の道が繋がっている、勘左衛門山を越して小赤谷に出、すぐ長左衛門山を越して赤谷の新屋という所に出、新保峠を越して白峰までの道が載っている

4/10 9:17

あの手前の尾根を登ります

4/10 9:25

新しいブロック雪崩

4/10 9:52

林道最終の橋上から

4/10 10:34

万右衛門山の杉林から立派なブナ尾根へ

4/10 10:37

白山が見えます

4/10 10:37

もうすぐブナの葉は開きそうです

4/10 10:38

三村山だろうか、奥に大笠山が見える

4/10 11:07

4/10 11:16

急登で疲れる

4/10 11:18

稜線まであと少し

4/10 11:33

行先が見える

4/10 11:36

笈ヶ岳や口三方岳も出た

4/10 11:42

峠のピ−ク1230m着

4/10 11:49

進路

4/10 11:49

白山、別山

4/10 11:50

大長山

4/10 12:03

前回も見ていた様な
風下側の若木が押しつぶされている

4/10 12:11

センヅクリ山・吉島山

4/10 12:20

後部

4/10 12:20

白木越から下りに使う尾根は背が低くて出ていない

4/10 12:20

あの鞍部まで昨秋は来た

4/10 12:25

登りの足はもう売り切れている、やわやわと進むだけ、、

4/10 12:31

クロベ、ヒメコマツ、ブナ

4/10 12:56

だいぶ進んだ

4/10 12:57

下田原川下流

4/10 12:59

4/10 13:05

北面の疎らなブナ向こうはセンヅクリ山・吉島山

4/10 13:09

白木山登頂

4/10 13:12

鼓弓谷

4/10 13:13

ブナの尾根が続く先、平頂は山目平

4/10 13:13

大日川源頭の大日山

4/10 13:15

経ヶ岳が大長山より近く見える
大長の奥、赤兎から経ヶ岳に繋がるのに？

4/10 13:16

4/10 13:16

4/10 13:42

下山します

4/10 13:52

白木越の新保側
この沢下に滝が有ります

4/10 13:54

差上峠〜小豆峠

4/10 13:58

山目平が奥

4/10 14:06

見覚えのある所に来た
後は鞍部から谷を下りる

4/10 14:17

谷は埋り水音もしなかったが此処で水流の音、湧水なんだろう

4/10 14:23

谷芯は避けて歩く

4/10 14:28

右岸尾根へトラバース

4/10 14:36

向いに差上峠

4/10 14:47

痩せ尾根になって歩きにくい
右下は雪が繋がっている

4/10 15:02

杉林にエスケープ

4/10 15:12

雪を繋いで下りると小屋があった

4/10 15:19

これから長い林道です

4/10 15:25

滝

4/10 15:40

ここで一句
”雪どけをあつめて速し赤谷川” 　hokekyo　盗作です（笑）

4/10 15:48

予定では新屋のここへ出ることにしていました

4/10 16:05

新保峠近くに上がる現在の道が在ります

4/10 16:47

小赤谷出合

4/10 17:20

川のトンネルは人工物でした
水は濁りが入っています、何ヶ所か雪崩が出たのでしょう

4/14 12:14

「白山」
上杉喜寿　著
S61年福井県郷土誌出版研究会発行

撮影機器：

TORQUE G03 au 京セラ

装備

備考

ピッケル

感想

hokekyo

　花立越と白木越の道がいずれも東側数百m繋げていなかったので今回出かけました。
　花立と云うと修験道の供花の匂いがします。
白山5院や白山3ヶ寺を起点とする南加賀禅定道のル-トとなっていたのが”那谷寺の歴史と白山・泰澄”に載っています。
　白木越というのは新保の春木家に光明本尊を拝みに参ったのが主なようです。
白峰から新保峠を越えての道のりです。
　いずれも信仰の道だと思います。
歴史には疎いのですが、前者は一向一揆以前、後者はその後の時期に盛んだったのではないでしょうか。
http://kikorinet.blog51.fc2.com

コメント

pattatta

hokekyoさんこんばんは

「雪融けを　集めて速し　赤谷川」　
いいですね。盗作ではなく本歌取りだと思いますよ

　hokekyoさんは私の憧れをレコにしてくれるのでありがたいです。赤谷とか鼓弓谷とかは加賀では最深の秘境だと思ってますのでその様子がうかがい知れるレコは貴重ですよね
　
　で、大日峠からの花立越、白木越の禅譲道にも言及されてらっしゃるのにも興味を持っておりました。私見ですが、このルートは「豊原禅譲道」だと考えております。坂井市丸岡の女形谷辺りにあった白山信仰の豊原寺からの禅定道があったという情報がありまして。そこから竹田に登ってしまったら大日本峰を越える必要があるのでそれは無いだろう。で、九頭竜川を遡って現R157とかで谷峠や小原峠やらを越えるのは「豊原禅譲道」のオリジナリティは無いので、何らかのルートで大日峠を越えて牛首に向かう禅定道なのかなと想像していたらホケさんの「花立峠は禅定道」という情報を得て、勝手に確信しております

　数年前に全面開通したR416ですが、福井側の役場に「悲願達成」みたいなバナーが掲げてあり、越前側の熱量の高さがうかがえます。きっとR416開通は大日峠→花立、白木越→牛首という交易で栄えた村が「過去の栄光再び！」という事業だったんでしょうね。県境の先が酷道レベルなのが両県の熱量の差ですが、そもそも白木林道を石川県が重要視してない時点で越前側の悲願が達成されることは無いのでしょうね

hokekyo

　pattattaさんコメントありがとうございます。
写真末に上杉喜寿先生の豊原寺白山禅定道要図を載せておきました。
　歴史には疎いといった私ですが、こういう記録が無いと皆が疎くなってしまいますね。