トサカ尾〜弥山・八経ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
○目的
・トサカ尾を辿って弥山に登る。
○熊渡〜トサカ尾
・熊渡は1月とは違い雪は皆無
・大峰・台高はいきなり急登の登山が多いが、ここは30分の林道歩きがあり、ウォームアップにちょうど良い。
・いつも直進のカナビキ分岐は、今回は左へ下って弥山川へ。
・伏流の河原へ降り立ち、上流へ向けて登りやすそうな場所を探す。
・約300m上流の右岸から取付く。取付きは苔生した岩石が点在する場所。
・取付き後、急なガレ場が続く。かなり昔の崖崩れの跡地と思われる。
・歩くたびに落石を発生させてしまう状態であり、大人数での登山は厳しいと思われる。・上部は巨岩が行く手を阻む。右にトラバースしながらトサカ尾稜線へ。
・今日、最も緊張した行程であった。
○トサカ尾〜弥山
・全般になだらかで歩きやすい尾根である。テープも多くバリルートらしからぬ。
・下部はやせ尾根基調。
・一か所高さ4m程度のキレットがある。FIXロープがるものの、体を預けるのは心配。岩も剥がれ落ちるかもしれないので、できるだけ足に体重をかけてゆっくりと下る。
・ロープは2か所あるが、右側(弥山川の方)は深い崖の直上にセットされておりきわめて危険。
・尾根の中間部は幅広な部分が多く気持ちの良い歩きができた。
・1,500m付近から雪景色となる。雪は締まっており歩きやすいほう。踏み抜きは少なかった。
・標高を上げるにつれ、ブナ林からトウヒ・シラビソ林へと景色が変わる。
・やがて平坦な台地上の迷ヶ岳に到着。林に覆われ展望は皆無。
・迷ヶ岳から広い尾根を南東方向に下り、鞍部からブッシュ気味の尾根を辿る。
・標高を上げるに従い、疎林となって稲村ヶ岳や大普賢岳などの周囲の山々が見えてくる。
・鉄山からの尾根と合流し、雪の斜面をさらに登って修復山に到着。木々の間から葛城金剛や奈良盆地を望む。
・雪があったりなかったりの倒木帯、トウヒ・シラビソブッシュを進む。
・尾根が広すぎて迷いながら進むものの、なんとか鹿フェンスにたどり着く。
・雪の重みでフェンスの倒れた箇所をまたいで、弥山神社裏手に出た。
○弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳
・弥山から見た八経ヶ岳は、北向き斜面であることから、山肌はまだ雪に覆われている。・だいぶ雪解けが進み、小屋前の鳥居、梟の看板は足元に少し積雪がある状態。
・小屋横のベンチ付近には雪はなく、おにぎり1個食べてくつろぐ。
・弥山から八経ヶ岳は雪があったりなかったり。雪は締まっており、踏み抜きはほとんどない。
・トサカ尾での疲労からか、途中、両足がつってうずくまる場面も。
・八経ヶ岳山頂は風がなく快晴。30分ほど休止。
・吉野から熊野まで縦走される方がおられた。5泊6日の予定で本日が3日目とのこと。・明星ヶ岳から見た八経ヶ岳は南向き斜面なので、ほとんど雪無し。
○下山・感想
・レンゲ道経由。日裏山までは雪道。高崎横手から先は夏道。カナビキ尾根を下る。
・下界は暑かった。
・トサカ尾は、快適な登山道であることが分かった。
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