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Yamareco

記録ID: 4164532
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ハイキング
大峰山脈

トサカ尾〜弥山・八経ヶ岳

2022年04月10日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.7km
登り
1,498m
下り
1,489m

コースタイム

日帰り
山行
7:33
休憩
0:55
合計
8:28
5:22
22
6:03
6:03
29
トサカ尾取付き
6:32
6:32
103
トサカ尾
8:15
8:15
63
迷ヶ岳
9:18
9:28
26
9:54
10:08
25
弥山
10:33
10:59
16
11:15
11:20
28
明星ヶ岳
11:48
11:48
21
12:09
12:09
35
12:44
12:44
0
12:44
12:44
43
13:27
13:27
23
13:50
13:50
0
13:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
以前から気になっていたトサカ尾を辿って弥山まで行きたいと思い、熊渡へやってきました。1月とは違い雪は皆無の風景。
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以前から気になっていたトサカ尾を辿って弥山まで行きたいと思い、熊渡へやってきました。1月とは違い雪は皆無の風景。
大峰・台高は全般にいきなり急登の登山が多いですが、ここは30分の林道歩きがあり、心身のウォームアップにちょうど良いです。
大峰・台高は全般にいきなり急登の登山が多いですが、ここは30分の林道歩きがあり、心身のウォームアップにちょうど良いです。
いつも直進の分岐ですが、今回は左へ下って弥山川へ向かいます。
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いつも直進の分岐ですが、今回は左へ下って弥山川へ向かいます。
伏流の河原へ降り立ちました。ここに来るのは久々です。右岸側は見た感じ崖のような地形。上流側へ向けてとりつきやすそうな場所を探します。
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伏流の河原へ降り立ちました。ここに来るのは久々です。右岸側は見た感じ崖のような地形。上流側へ向けてとりつきやすそうな場所を探します。
約300m上流の苔生した岩石が点在する場所から取付きました。。
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約300m上流の苔生した岩石が点在する場所から取付きました。。
取付き後しばらく、急なガレ場が続きます。かなり昔の崖崩れの跡地と思われます。何度か落石を起こしてしまいました。
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取付き後しばらく、急なガレ場が続きます。かなり昔の崖崩れの跡地と思われます。何度か落石を起こしてしまいました。
斜面上部は巨岩が点在します。岩の間を縫ってひたすら登ります。終始急斜面が続きます。
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斜面上部は巨岩が点在します。岩の間を縫ってひたすら登ります。終始急斜面が続きます。
ようやくトサカ尾の尾根上に乗りました。とりあえずホッとします。
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ようやくトサカ尾の尾根上に乗りました。とりあえずホッとします。
トサカ尾は基本なだらかです。所々テープもあり下部では道迷いはないと思います。最初は雑木の尾根を進みます。
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トサカ尾は基本なだらかです。所々テープもあり下部では道迷いはないと思います。最初は雑木の尾根を進みます。
一箇所高さ4m程度のキレットがありました。FIXロープがあるものの、体を預けるのは心配。岩も剥がれ落ちるかもしれないので、できるだけ足に体重をかけてゆっくりと下りました。
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一箇所高さ4m程度のキレットがありました。FIXロープがあるものの、体を預けるのは心配。岩も剥がれ落ちるかもしれないので、できるだけ足に体重をかけてゆっくりと下りました。
この先は危険箇所はなかったです。雑木の林の尾根を辿ります。
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この先は危険箇所はなかったです。雑木の林の尾根を辿ります。
途中の急登を経ると、なだらかなブナの林になりました。
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途中の急登を経ると、なだらかなブナの林になりました。
1,500m付近から雪景色となりました。雪は締まっており歩きやすいほうです。踏み抜きは少なかったです。
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1,500m付近から雪景色となりました。雪は締まっており歩きやすいほうです。踏み抜きは少なかったです。
標高を上げるにつれ、ブナ林からトウヒ・シラビソ林へと景色が変わります。
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標高を上げるにつれ、ブナ林からトウヒ・シラビソ林へと景色が変わります。
やがて平坦な台地上の迷ヶ岳に到着。林に覆われており展望は皆無でした。。
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やがて平坦な台地上の迷ヶ岳に到着。林に覆われており展望は皆無でした。。
南東方向に緩やかに下ります。道は不明瞭で迷いやすいです。山名の由来か。
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南東方向に緩やかに下ります。道は不明瞭で迷いやすいです。山名の由来か。
約50m下った鞍部から、ブッシュ系の尾根にとりつきます。
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約50m下った鞍部から、ブッシュ系の尾根にとりつきます。
標高を上げるに従い、疎林となって稲村ヶ岳や大普賢岳などの周囲の山々が見えてきました。天気がいいです。
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標高を上げるに従い、疎林となって稲村ヶ岳や大普賢岳などの周囲の山々が見えてきました。天気がいいです。
大普賢岳の向こうに台高北部の山々も見えています。
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大普賢岳の向こうに台高北部の山々も見えています。
鉄山からの尾根と合流し、雪の斜面をさらに登ると、
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鉄山からの尾根と合流し、雪の斜面をさらに登ると、
修復山に到着しました。
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修復山に到着しました。
木々の間から葛城金剛や奈良盆地を望みます。
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木々の間から葛城金剛や奈良盆地を望みます。
弥山までは、雪があったりなかったりの倒木帯、トウヒ・シラビソブッシュを進みます。
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弥山までは、雪があったりなかったりの倒木帯、トウヒ・シラビソブッシュを進みます。
尾根が広すぎて迷いながら進むものの、
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尾根が広すぎて迷いながら進むものの、
なんとか鹿フェンスにたどり着きました。
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なんとか鹿フェンスにたどり着きました。
フェンスの倒れた箇所をまたいで、雪面を登ると、
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フェンスの倒れた箇所をまたいで、雪面を登ると、
弥山神社に出ました。積雪はほとんどありません。
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弥山神社に出ました。積雪はほとんどありません。
弥山から見た八経ヶ岳は、北向き斜面であることから、山肌はまだ雪に覆われています。この景色が見れてよかったです。
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弥山から見た八経ヶ岳は、北向き斜面であることから、山肌はまだ雪に覆われています。この景色が見れてよかったです。
小屋前の鳥居、梟の看板は足元に積雪がある状態で、だいぶ雪解けが進んでいます。
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小屋前の鳥居、梟の看板は足元に積雪がある状態で、だいぶ雪解けが進んでいます。
弥山から八経ヶ岳は雪があったりなかったり。夏場と同じようなペースで歩けましたが、途中、両足がつって動けなくなりました。
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弥山から八経ヶ岳は雪があったりなかったり。夏場と同じようなペースで歩けましたが、途中、両足がつって動けなくなりました。
八経ヶ岳山頂です。幸運にもよく晴れていました。
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八経ヶ岳山頂です。幸運にもよく晴れていました。
大台ヶ原方面。南斜面はほとんど雪ないですね。
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大台ヶ原方面。南斜面はほとんど雪ないですね。
釈迦ヶ岳に向かう稜線。北側斜面には雪が残るものの、おそらく稜線上はほぼないと思われます。
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釈迦ヶ岳に向かう稜線。北側斜面には雪が残るものの、おそらく稜線上はほぼないと思われます。
約30分休憩ののち、明星ヶ岳に向かいます。
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約30分休憩ののち、明星ヶ岳に向かいます。
明星ヶ岳です。頭上には稜線に沿って延びる珍しい雲がありました。
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明星ヶ岳です。頭上には稜線に沿って延びる珍しい雲がありました。
明星ヶ岳山頂から見た八経ヶ岳は、南向き斜面なので、ほとんど夏山の景色です。
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明星ヶ岳山頂から見た八経ヶ岳は、南向き斜面なので、ほとんど夏山の景色です。
もはやクロネコ。
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もはやクロネコ。
レンゲ道を下ります。上部は雪道でしたが、
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レンゲ道を下ります。上部は雪道でしたが、
日裏山から下部は、雪は疎らでした。
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日裏山から下部は、雪は疎らでした。
トップリ尾分岐。
トップリ尾分岐。
高崎横手です。
カナビキ分岐です。いつ来ても趣のあるいい雰囲気の場所です。ここから急な尾根を600m下ります。
カナビキ分岐です。いつ来ても趣のあるいい雰囲気の場所です。ここから急な尾根を600m下ります。
冬を乗り越え、なおもバランスしてます。
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冬を乗り越え、なおもバランスしてます。
カナビキ橋。無事下山しました。トサカ尾は、快適な登山道であることが分かりました。
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カナビキ橋。無事下山しました。トサカ尾は、快適な登山道であることが分かりました。

感想

○目的
・トサカ尾を辿って弥山に登る。

○熊渡〜トサカ尾
・熊渡は1月とは違い雪は皆無
・大峰・台高はいきなり急登の登山が多いが、ここは30分の林道歩きがあり、ウォームアップにちょうど良い。
・いつも直進のカナビキ分岐は、今回は左へ下って弥山川へ。
・伏流の河原へ降り立ち、上流へ向けて登りやすそうな場所を探す。
・約300m上流の右岸から取付く。取付きは苔生した岩石が点在する場所。
・取付き後、急なガレ場が続く。かなり昔の崖崩れの跡地と思われる。
・歩くたびに落石を発生させてしまう状態であり、大人数での登山は厳しいと思われる。・上部は巨岩が行く手を阻む。右にトラバースしながらトサカ尾稜線へ。
・今日、最も緊張した行程であった。

○トサカ尾〜弥山
・全般になだらかで歩きやすい尾根である。テープも多くバリルートらしからぬ。
・下部はやせ尾根基調。
・一か所高さ4m程度のキレットがある。FIXロープがるものの、体を預けるのは心配。岩も剥がれ落ちるかもしれないので、できるだけ足に体重をかけてゆっくりと下る。
・ロープは2か所あるが、右側(弥山川の方)は深い崖の直上にセットされておりきわめて危険。
・尾根の中間部は幅広な部分が多く気持ちの良い歩きができた。
・1,500m付近から雪景色となる。雪は締まっており歩きやすいほう。踏み抜きは少なかった。
・標高を上げるにつれ、ブナ林からトウヒ・シラビソ林へと景色が変わる。
・やがて平坦な台地上の迷ヶ岳に到着。林に覆われ展望は皆無。
・迷ヶ岳から広い尾根を南東方向に下り、鞍部からブッシュ気味の尾根を辿る。
・標高を上げるに従い、疎林となって稲村ヶ岳や大普賢岳などの周囲の山々が見えてくる。
・鉄山からの尾根と合流し、雪の斜面をさらに登って修復山に到着。木々の間から葛城金剛や奈良盆地を望む。
・雪があったりなかったりの倒木帯、トウヒ・シラビソブッシュを進む。
・尾根が広すぎて迷いながら進むものの、なんとか鹿フェンスにたどり着く。
・雪の重みでフェンスの倒れた箇所をまたいで、弥山神社裏手に出た。

○弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳
・弥山から見た八経ヶ岳は、北向き斜面であることから、山肌はまだ雪に覆われている。・だいぶ雪解けが進み、小屋前の鳥居、梟の看板は足元に少し積雪がある状態。
・小屋横のベンチ付近には雪はなく、おにぎり1個食べてくつろぐ。
・弥山から八経ヶ岳は雪があったりなかったり。雪は締まっており、踏み抜きはほとんどない。
・トサカ尾での疲労からか、途中、両足がつってうずくまる場面も。
・八経ヶ岳山頂は風がなく快晴。30分ほど休止。
・吉野から熊野まで縦走される方がおられた。5泊6日の予定で本日が3日目とのこと。・明星ヶ岳から見た八経ヶ岳は南向き斜面なので、ほとんど雪無し。

○下山・感想
・レンゲ道経由。日裏山までは雪道。高崎横手から先は夏道。カナビキ尾根を下る。
・下界は暑かった。
・トサカ尾は、快適な登山道であることが分かった。

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