ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4177503
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

神室と鳥海を結ぶ分水嶺 560m峰〜884m峰〜923.5m峰(やぶと痩せた稜線の続く不遇な分水嶺)

2022年04月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:58
距離
13.4km
登り
1,115m
下り
1,040m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:48
休憩
1:02
合計
8:50
距離 13.4km 登り 1,115m 下り 1,046m
7:24
46
登路の林道起点近く
8:10
8:15
34
尾根取り付き
8:49
8:50
60
560m峰
9:50
10:00
85
788m峰
11:25
11:30
87
884m峰
12:57
13:10
30
729m峰
13:40
43
814m峰
14:23
14:26
64
923.5m峰
15:30
15:55
19
16:14
下山した林道起点
天候 雨のち曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
 車で下山した林道起点に自転車をデポしてから登路の林道起点近くまで戻り広い路肩に駐車.広場はこの付近に2ヶ所あり,かなり駐車できる.分水嶺を歩きデポした自転車で車まで戻った.
コース状況/
危険箇所等
 登った沢の林道は荒れてやぶが生えているが残雪があるので無雪期よりは楽.稜線に向かう登った尾根は荒れた踏み跡がありやぶは比較的薄い.分水嶺のやぶも比較的薄く荒れた踏み跡も部分的にあるが,前半の2/3ほどは痩せた稜線が多く所々に密な灌木,杉の幼木などのやぶ漕ぎがある.稜線が痩せた場所では残雪がほとんどなかった.後半から稜線が広くなり残雪も出てきて歩きやすくなった.下った尾根にも上部は残雪があり楽に下れた.後半は営林署のマーキングと踏み跡があった.
7:21 広い路肩に駐車.
2022年04月16日 07:21撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 7:21
7:21 広い路肩に駐車.
7:34 登路の沢には残雪がある.林道は荒れており部分的に不明瞭.
2022年04月16日 07:34撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 7:34
7:34 登路の沢には残雪がある.林道は荒れており部分的に不明瞭.
8:01 雪崩の跡があった.
2022年04月16日 08:01撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 8:01
8:01 雪崩の跡があった.
8:10 560m峰に向かう尾根に取り付く.前半は急な痩せ尾根が続く.やぶは薄い.
2022年04月16日 08:10撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 8:10
8:10 560m峰に向かう尾根に取り付く.前半は急な痩せ尾根が続く.やぶは薄い.
8:35 上部は傾斜が緩くなり歩きやすい.
2022年04月16日 08:35撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 8:35
8:35 上部は傾斜が緩くなり歩きやすい.
8:50 分水嶺(560m峰)に着いた.雪がなくやぶがでている.
2022年04月16日 08:50撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 8:50
8:50 分水嶺(560m峰)に着いた.雪がなくやぶがでている.
9:06 この辺の稜線のやぶは薄く荒れた踏み跡もある.
2022年04月16日 09:06撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 9:06
9:06 この辺の稜線のやぶは薄く荒れた踏み跡もある.
9:26 急だが歩きやすい.
2022年04月16日 09:26撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 9:26
9:26 急だが歩きやすい.
9:50 788m峰山頂付近.
2022年04月16日 09:50撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 9:50
9:50 788m峰山頂付近.
9:50 残雪がある.
2022年04月16日 09:50撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 9:50
9:50 残雪がある.
10:07 やぶの痩せた稜線になった.
2022年04月16日 10:07撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 10:07
10:07 やぶの痩せた稜線になった.
10:43 両側は急峻でやぶもあり大変.
2022年04月16日 10:43撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 10:43
10:43 両側は急峻でやぶもあり大変.
10:53 痩せたやぶの稜線が続く.
2022年04月16日 10:53撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 10:53
10:53 痩せたやぶの稜線が続く.
11:26 884m峰山頂.
2022年04月16日 11:26撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 11:26
11:26 884m峰山頂.
11:26 ここから残雪が多くなっってきた.
2022年04月16日 11:26撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 11:26
11:26 ここから残雪が多くなっってきた.
11:41 痩せ尾根が続くがここは残雪を利用した.
2022年04月16日 11:41撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 11:41
11:41 痩せ尾根が続くがここは残雪を利用した.
11:58 832m峰分岐付近より884m峰を振り返る.
2022年04月16日 11:58撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 11:58
11:58 832m峰分岐付近より884m峰を振り返る.
12:01 ここのやぶはひどい.両側は急で日高山脈みたいだ.
2022年04月16日 12:01撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 12:01
12:01 ここのやぶはひどい.両側は急で日高山脈みたいだ.
12:29 やぶの痩せた稜線歩きも嫌になってきた.でも雪があるともっと大変かも.
2022年04月16日 12:29撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 12:29
12:29 やぶの痩せた稜線歩きも嫌になってきた.でも雪があるともっと大変かも.
12:29 残雪があるが,稜線にはなく利用できない.反対側も急斜面.
2022年04月16日 12:29撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 12:29
12:29 残雪があるが,稜線にはなく利用できない.反対側も急斜面.
12:58 729m峰山頂.
2022年04月16日 12:58撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 12:58
12:58 729m峰山頂.
12:58 ここから残雪が稜線の脇にあり歩きやすくなった.
2022年04月16日 12:58撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 12:58
12:58 ここから残雪が稜線の脇にあり歩きやすくなった.
13:19 痩せ尾根も終わり傾斜も緩くなってきた.
2022年04月16日 13:19撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:19
13:19 痩せ尾根も終わり傾斜も緩くなってきた.
13:41 稜線は残雪に覆われた.どこでも歩けるが,雪がないと笹のやぶ漕ぎが大変そう.
2022年04月16日 13:41撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:41
13:41 稜線は残雪に覆われた.どこでも歩けるが,雪がないと笹のやぶ漕ぎが大変そう.
13:41 814m峰山頂.大きな杉がある.
2022年04月16日 13:41撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:41
13:41 814m峰山頂.大きな杉がある.
13:44 歩きやすい.残雪は1mくらい.
2022年04月16日 13:44撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:44
13:44 歩きやすい.残雪は1mくらい.
13:58 861m峰山頂.
2022年04月16日 13:58撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:58
13:58 861m峰山頂.
13:58 大きなブナがある.
2022年04月16日 13:58撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:58
13:58 大きなブナがある.
13:58 少し晴れてきた.
2022年04月16日 13:58撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 13:58
13:58 少し晴れてきた.
14:10 ブナの中を歩く.
2022年04月16日 14:10撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:10
14:10 ブナの中を歩く.
14:26 もう少しで923.5m峰.この辺はブナが多い.
2022年04月16日 14:26撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:26
14:26 もう少しで923.5m峰.この辺はブナが多い.
14:26 923.5m峰山頂に着いた.東(秋の宮)側の里が見える.この辺の方が標高は高いが里山の雰囲気で前半は深山の感じ.
2022年04月16日 14:26撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:26
14:26 923.5m峰山頂に着いた.東(秋の宮)側の里が見える.この辺の方が標高は高いが里山の雰囲気で前半は深山の感じ.
14:36 南西に向かう尾根を下る.残雪があるので楽.
2022年04月16日 14:36撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:36
14:36 南西に向かう尾根を下る.残雪があるので楽.
14:38 尾根が分岐する場所に赤マーキングがあった.
2022年04月16日 14:38撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:38
14:38 尾根が分岐する場所に赤マーキングがあった.
14:45 尾根の東側に残雪がある.
2022年04月16日 14:45撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:45
14:45 尾根の東側に残雪がある.
14:45 残雪上を快適に歩く.
2022年04月16日 14:45撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 14:45
14:45 残雪上を快適に歩く.
15:07 イワウチワがたくさん咲いていた.
2022年04月16日 15:07撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 15:07
15:07 イワウチワがたくさん咲いていた.
15:09 マーキングと踏み跡が明瞭になってきた.
2022年04月16日 15:09撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 15:09
15:09 マーキングと踏み跡が明瞭になってきた.
15:15 営林署のマーキングは頻繁にある.
2022年04月16日 15:15撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 15:15
15:15 営林署のマーキングは頻繁にある.
15:23 歩きやすい.
2022年04月16日 15:23撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 15:23
15:23 歩きやすい.
15:27 地形図にない林道に出た.
2022年04月16日 15:27撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 15:27
15:27 地形図にない林道に出た.
15:55 さらに尾根を下って沢に出た.ここに先ほどの林道が下ってきている.
2022年04月16日 15:55撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 15:55
15:55 さらに尾根を下って沢に出た.ここに先ほどの林道が下ってきている.
16:12 もうすぐ車道.のどかな山村風景.
2022年04月16日 16:12撮影 by  DC-TX2, Panasonic
2
4/16 16:12
16:12 もうすぐ車道.のどかな山村風景.
16:14 自転車デポ地点に着いた.
2022年04月16日 16:14撮影 by  DC-TX2, Panasonic
4/16 16:14
16:14 自転車デポ地点に着いた.
撮影機器:

感想

 中央分水嶺近くの神室連峰から鳥海山に続く分水嶺の一部の山行.この分水嶺で登山道があるのは神室連峰と丁岳,甑山付近だけで,あとは積雪期に歩くかやぶ漕ぎになる.昨年12月に560m峰から雄勝峠,先月に923.5m峰から出穴森に続く分水嶺を歩いたので,今回は残った560m峰から923.5m峰までの分水嶺を歩いた.

 昨年歩いた登路の林道は荒廃し部分的に不明瞭で歩きづらかったが,今回は沢に残雪があり比較的楽だった.ただ途中で横切る小さな沢は雪解けで増水しており渡渉に少し苦労した.今年は山形も雪が多かったが意外にも登った尾根.前半の分水嶺には残雪がほとんどなかった.前半は痩せた稜線が多く灌木や杉の幼木のやぶが厄介で苦労したが,荒れた踏み跡が部分的あるので祝瓶山の南の分水嶺などよりは楽.稜線の幅は狭く2mもない場所が大部分で50cmもない場所もあった.やぶはハイマツだったけど昔歩いた日高の稜線を思い出した.稜線が狭いので通過する場所が限られ,けものや私のようなごく稀に歩く人によって踏み跡が維持されているのだと思う.もっと早い時期の方がやぶ漕ぎが楽だったと思うが,痩せた稜線では不安定の雪も厄介でどちらが楽かはわからない.

 ここの分水嶺に名のある山はなくマーキングもなかったのでほとんど歩かれていないのだと思う.ヤマレコでも初トレースになる.これで神室連峰から雄勝峠までつながった.ここは途中にエスケープルートもなく,この区間で一番,厄介な稜線だと思う.

 ここから南に続く分水嶺山行:
神室と鳥海を結ぶ分水嶺 923.5m峰〜出穴森
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4074090.html

 ここから西に続く分水嶺山行:
神室と鳥海を結ぶ分水嶺 560m峰〜751m峰〜雄勝峠(751m峰山頂にある荒廃した建物は何?)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3827732.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:112人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら