神室と鳥海を結ぶ分水嶺 560m峰〜884m峰〜923.5m峰(やぶと痩せた稜線の続く不遇な分水嶺)

- GPS
- 08:58
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:50
天候 | 雨のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登った沢の林道は荒れてやぶが生えているが残雪があるので無雪期よりは楽.稜線に向かう登った尾根は荒れた踏み跡がありやぶは比較的薄い.分水嶺のやぶも比較的薄く荒れた踏み跡も部分的にあるが,前半の2/3ほどは痩せた稜線が多く所々に密な灌木,杉の幼木などのやぶ漕ぎがある.稜線が痩せた場所では残雪がほとんどなかった.後半から稜線が広くなり残雪も出てきて歩きやすくなった.下った尾根にも上部は残雪があり楽に下れた.後半は営林署のマーキングと踏み跡があった. |
写真
感想
中央分水嶺近くの神室連峰から鳥海山に続く分水嶺の一部の山行.この分水嶺で登山道があるのは神室連峰と丁岳,甑山付近だけで,あとは積雪期に歩くかやぶ漕ぎになる.昨年12月に560m峰から雄勝峠,先月に923.5m峰から出穴森に続く分水嶺を歩いたので,今回は残った560m峰から923.5m峰までの分水嶺を歩いた.
昨年歩いた登路の林道は荒廃し部分的に不明瞭で歩きづらかったが,今回は沢に残雪があり比較的楽だった.ただ途中で横切る小さな沢は雪解けで増水しており渡渉に少し苦労した.今年は山形も雪が多かったが意外にも登った尾根.前半の分水嶺には残雪がほとんどなかった.前半は痩せた稜線が多く灌木や杉の幼木のやぶが厄介で苦労したが,荒れた踏み跡が部分的あるので祝瓶山の南の分水嶺などよりは楽.稜線の幅は狭く2mもない場所が大部分で50cmもない場所もあった.やぶはハイマツだったけど昔歩いた日高の稜線を思い出した.稜線が狭いので通過する場所が限られ,けものや私のようなごく稀に歩く人によって踏み跡が維持されているのだと思う.もっと早い時期の方がやぶ漕ぎが楽だったと思うが,痩せた稜線では不安定の雪も厄介でどちらが楽かはわからない.
ここの分水嶺に名のある山はなくマーキングもなかったのでほとんど歩かれていないのだと思う.ヤマレコでも初トレースになる.これで神室連峰から雄勝峠までつながった.ここは途中にエスケープルートもなく,この区間で一番,厄介な稜線だと思う.
ここから南に続く分水嶺山行:
神室と鳥海を結ぶ分水嶺 923.5m峰〜出穴森
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4074090.html
ここから西に続く分水嶺山行:
神室と鳥海を結ぶ分水嶺 560m峰〜751m峰〜雄勝峠(751m峰山頂にある荒廃した建物は何?)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3827732.html
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