春はすぐそこ〜残雪の雲取山〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
数台しか止められないので少し下の広い駐車場ならたくさん停められます(無料) 鴨沢にも駐車場有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口〜七ツ石小屋> 登山口付近からルート上に雪がありますが、融けるのは時間の問題だと思います。 しばらくは下山時泥んこも覚悟が必要かもw ルート自体は明瞭で、危険個所もありません。 堂所ぐらいからルート上にしっかり雪があります。 日影は少し凍結気味のところもありましたが注意して歩けば問題ない範囲。 雪は全体的に踏み固められています。 終始アイゼン等の必用は感じませんでしたが、場所によっては軽アイゼンぐらいあった方が歩きやすいところもありました。 使う使わないは現場で判断するとして、雪のある時期ですのでアイゼン等の準備は必須だと思います。 <七ツ石小屋〜奥多摩小屋〜山頂> 登りは七ツ石山経由で、下りはブナ坂から巻道を使いました。 七ツ石小屋から上は雪の量が増えます。 七ツ石山へは登りも下りもこれまでよりも少し急な雪の斜面になるのでしっかりステップを切って登ると良いと思います。斜面が硬い時や、このぐらいの斜面に慣れない人はアイゼン等を着けた方が良いかもしれません。 石尾根も溶け始めているとはいえまだ雪はたっぷりですが冬のような降ったばかりの軽い雪ではなく以前降ったものがまだ残っていてだんだん締まってきている感じなので多少の踏み抜きこそあれ、踏み固められて歩きやすいです。 多少雪に足は取られて体力は使うでしょうが、アイゼンや、わかん等の装備もいらず歩きやすいです。樹林に少しだけ凍っているところありましたが平坦なところですので問題ないでしょう。 ブナ坂から七ツ石小屋までの巻道は細いトラバースに雪が付いている道です。 雪の上も良く歩かれているようなので細いですが危険という感じではありません。 小屋の方に行かず直接下るルートに関しては崩れているので危険という看板が出ているので行かない方が良いでしょう。 小屋の方曰く、歩けないほどではないがむやみには入らない方が良いとの事でした。 下山時下に行くにつれ雪が解けてベチャベチャになってました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 35L
エマージェンシーキット 1 非常用道具や常備薬、予備の靴ひもやテーピング等
防寒具 1 インナーダウン
着替え 1 シャツ、靴下、下着
手袋 3 アウター1、予備1、インナー1
行動食 必要量+α
水 1 1L程度
保温ボトル 1 お湯を500ml
アイゼン 1
ピッケル 1
アウターシェル 1 冬季用
軽アイゼン 1
スリング 2 120×2
カラビナ 3
目出し帽 1
カメラ 1
携帯 1 予備バッテリーも
ヘッドランプ 1 予備の電池も
ゲイター 1 ロング、アイゼンガード付き
地図 1
コンパス 1
トイレットペーパー 1
ゴミ袋 複数
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感想
後述しますが、妻の実家のある青梅の吉野梅郷が見納めになってしまうので、まだ満開ではないですがそちらに足を運びました。で、そのついでにサクッと登れる近隣の山に行ってきました。
この時期何度か登っている東京都の最高峰、雲取山。
前回は雪の上にテントを張ってのんびり歩きました。
今回はこちらがメインではないので日帰りです。
既に明るくなった7時過ぎ眠い目をこすり小袖の登山口に到着。
今日は自分以外には一台しか停まっていなかったので一番近くに停められました。
後で聞いた話ですが鴨沢からここまで遠回りして入ってくる道はどうやら通行止めになっているらしいです。
前日春一番が吹いた東京は何だか春のような陽気。
完全に日が昇ってから登り始めると暖かいです。
登り始めてすぐのところから日影にはまだ雪が残っていますが、この陽気は完全に春の陽気です。暑いので途中からは半袖一枚で登りました。
しばらくは緩やかなトラバースを進みます。
このルートだと基本的にキツイところや危険なところはは殆どないですが、距離が割と長いです。
登山口からすぐのところで準備をしていたら追い付いてきた方がいて、ボクが先行する形になりましたが休憩中や下山時、その後の温泉と何度もお会いしました。
所々雪があるとはいえ、堂所までは春の山のような雰囲気、明るくてぽかぽか。
標高の高いアルプス等はまだまだ冬のような姿を見せる山もたくさんあると思いますが、この辺りの山はもう春が近づいていますね。
その先少しずつ雪が増えますが、凍結などは殆どなかったのでアイゼンなどは付けずに歩きました。
前回歩いてからまたもや一カ月近く間が開いてしまっているのと、重い登山靴で少し長めのコースを歩くのでいつものようにサクサクと速めのペースでは歩けません。
七ツ石小屋で軽食を摂って少し休憩し、再出発。
小屋から七ツ石山までは少し急な雪道になります。
こちらもしっかりと蹴り込んで歩けば問題なく歩ける範囲でしたのでノーアイゼンで進みました。が、雪道に不安があるなら迷わずアイゼン付けた方が良いと思います。
七ツ石山の山頂に下の小屋番さんがルートの偵察に来ていたので少しだけお話しして先に進みました。
石尾根は真っ白で雪たっぷりですが、これは少し前の大雪の時に積もった雪だと思うので、フカフカな雪ではなく、残雪期の少し重い締まった雪です。トレースもあるので踏み抜く事もなく地面の凹凸を隠してくれているので歩きやすいです。ただ、多少重たいので普通に歩くより体力は使いますね。
久々の山歩きなので得意の登りも後半ちょっとバテました。
途中までは青空が広がっていて富士山、南アルプス、奥秩父の山々が綺麗に見えていましたが、冬の透き通った感じではなく春の少し霞んだ感じでした。
山頂に着く頃は雲が出て来て墨絵のような景色。
少しゴロゴロした後、山頂直下の綺麗な避難小屋に戻りで後続の方とお話ししながら昼食を摂り、コーヒーを淹れて休憩。
時折雲は流れて青空が顔を出してくれますが、麻のようなすっきりした青空はもう出てくれなそうな感じでした。
いつもは遅い下りも雪のおかげで膝へのダメージも少なく快調。
これから登って行く方達とすれ違います。
ブナ坂からの巻道が少し細いのでちょっと慎重に歩きましたが、それ以外は特に気を使う事なく七ツ石小屋に到着。
小屋番さんも戻っていたのでご挨拶し、少し休憩して出発。
あとはぽかぽか陽気の中、登山口までマイペースで下るだけです。
途中テン泊の若者パーティーに会いましたが楽しそうです。
少しドロドロになったところや、長いルートの後半雪が解けているところで膝へのダメージは多少ありましたが予定してたよりも少し遅れた程度で登山口に到着。
上の方はまだ雪がたっぷりですが、もう山は春の雰囲気が漂っていました。
日帰り温泉で汗を流し、妻の実家に車を停めて(なぜか妻に実家にはいつも一人で行きます)吉野梅郷までハイキング。
難しい話は割愛しますが、日本で最大級の梅の郷、青梅の吉野梅郷の梅は数年前にウイルスに感染し、すべての梅の木を伐採する事になりました。今年の梅まつりを最後にこの美しい梅の郷の風景は見られなくなってしまいます。
数年後に再び植林をして復活を目指しているそうですが、今と同じ風景には出会えないと思うので、ご興味のある方は是非。満開はもう少し先かな?今月いっぱいやってますよ〜。
ぬいぐるみ で気付きました。
めんどうでしていなかったユーザー登録しました。
春を感じる楽しい山歩きでしたね〜 また山で!
ishisusu さんこんばんは
ボクがちょいちょい休憩しながら歩いてるのでホント何度もでしたね(笑)
下山時七ツ石山から誰か降りてきてるはずなんだけど姿が見えないなぁと言ってた方は雲取には行かず一足先に巻き道から下山されたようです。良かった良かった
雪はたくさん残ってたけど春を感じる良い山でした。
また山で!
おはようさんです
雪と花・・もう春も近いですね
雲取山・・ふふふ・・関西でも有名になりましたね
な、とこにネコちゃんうろうろしているのかしら(笑
防犯カメラにピースサインですね
しかし・・BMにザックはいいですが・・写ってる枝は??・・魔法使いの杖ですか
でわでわ
こんばんは〜
関東圏では人気の山ですが例の事件以来一気に有名になりましたねw
ボクは山でよく見かける杖(トレッキングポールってやつですか)は使わないので足が疲れた時や足元がドロドロの時、怪我した時などは木の枝を拾って使うことがあります。
今回後半少し膝に痛みがあったので使いました。
ある意味魔法の杖です(笑)
あっ、ぺんぎんです
ではでは
曇取山に行かれたんですね。
大雪の影響がこの時期まであるとは思いもしませんてしたね。
それだけ降ったということですね。
これからの時期、奥多摩はいいですよね。
日帰りは丹沢ばかりになってしまい、数年間、奥多摩に行っていません。
今年は久しぶりに行ってみようかな。
吉野梅郷、残念です。
一度行ってみようとずっと思っていたので次の休みに行ってみようかな。
山は登りませんよ。
妻の実家が青梅の梅郷なのでこの時期は毎年梅を見に行ってます。
で、雲取も
雪はかなり多いと思って行ったので、思ってたよりは少なかったです。
同じ時期に毎年登ってる感じとしては今の状況は多分例年よりちょっと多いぐらいで驚くほどのりょうではないかな?ただ、前回の大雪で短期間で一気に物凄い量が積もったから、その直後は大変だっただろうなと思います。ところどころその名残はあります。
吉野梅郷は本当に残念。
義祖父は梅を栽培してるので切実。
青梅市は数年後に復活させようとしていますが、そう簡単に今と同じには戻らないでしょうね。予定が空くようなら是非。そろそろ満開になると思います。
ついでに日の出山や御岳山のハイキングとか・・・
イカンイカン悪魔の囁きが・・・
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