黒斑山〜浅間山(前掛山)


- GPS
- 07:24
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:22
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの路面に積雪なし ビジターセンターのトイレは冬季閉鎖中 高峰高原ホテルのトイレも早朝は閉まってる |
コース状況/ 危険箇所等 |
終始チェーンスパイク 蛇骨岳から先は雪なし 賽の河原からトーミの頭へ合流する垂直の雪壁のみアイゼン装着 |
写真
感想
黒斑山までのつもりが吸い込まれるように浅間山山頂へ
黒斑山を目指し、時間があれば蛇骨岳までと思っていたが思いの外早く着いてしまい、この後どうするか悩んでいたところ。
通りがかりのおじさんが話してくれた、
「さっき会った中年ご夫婦は山頂まで行くってよ」
この一言が本日の山行の決定打となった。
浅間山山頂に行ってみたい…!
噴火警戒レベル1、コースタイム問題なし、天気もまあ保つだろう。帰りがけの最後の登り返しが若干不安だったものの、1時間分なら大丈夫だろうと、この時はあまり深く考えずに山頂を目指し、周回するルートにすることにした。これが後にあわや絶望的な状況になろうとはこの時はまだ知らない。
外輪山を進むにつれ、浅間山がみるみる大きく近づいてくる。今まで遠くから見てたのと違ってすごいど迫力。
外輪山を降りてからは、浅間山の登山道に合流すべく、雪のないところを真っ直ぐに進んでいく。一見道なき道のようだが、よく見ると水路みたいになっている箇所があるのでそこを足掛かりに登り進んでいく。
登山道に合流してからは、浅間山の斜面を直に感じて終始「今噴火したらやばい!」というドキドキ感で一杯。
やっと着いた山頂は、(雲と見紛う程度だったが)確かに噴煙を上げる火口を目の前に地球の息吹を感じる(大げさ?笑)。
北アルプスの方も若干雲がかかってきてしまってたけど、一年ちょっとぶりに冬の北アルプスの全容が見れて、長野市に住んでいた時が懐かしく思い出された。
さて、いよいよ下山だが、賽の河原を通り過ぎた後にトーミの頭への垂直の登り返しが待ち受ける。雪が無い時期なら全く問題ないのだろうが、今日はまだ残雪がある。
トレースで前の人がアイゼンを付けていたことは分かったが、経験の浅さゆえ特に履き替えをせずチェーンスパイクでそのまま登り始めてしまった。
途中までは順調に登ってもう後少しで地面エリアというところ、チェーンスパイクの足を滑らせ、そのままズルズルズルズルと降下し始める…!
いかん!ピンチ!下まで落ちてもまた始めから雪の壁を登るだけで死にゃせんけど、そんなのは御免だ。
必死に手足を引っ掛け雪面に踏み止まろうとするも虚しく、ああもうダメだと諦めたところ、運良く大きな岩と草が生い茂ってるところに引っかかり、10m程度の落下で済んだ😮💨
ここで雪山をなめちゃいけないことを改めて身をもって感じた。もうあと10歩で地面エリアに着くけど、面倒がらずに岩の上でアイゼンを装着。
地面エリアに乗ってからすぐ再びチェーンスパイクに履き替え、なんとかトーミの頭に到達。つかれたー。
あとは下りの所要時間が短い方の中ルートで駐車場まで無事下山。いろいろ学習した山行だった。
でも充足感は満点。無事行って来れてよかった。
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