縄文杉と宮之浦岳
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- GPS
- 13:56
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,830m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:13
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
テント泊で、縄文杉と宮之浦岳を訪ねるという贅沢な山行だった。雨の多い屋久島で、二日間とも晴れにめぐまれるという幸運だった。宮之浦岳の一般ルートには思っていたより厳しい部分があり、テント泊の荷物を背負っていたため少しバテた。
水場は至るところにあり、私は水を持たずに歩いた。これによって2Kg重量が軽減できたことは非常に助かった。ただし生水を飲む時にはソーヤー プロダクト ミニを使用して浄水した。
私が見た限り屋久島のテント場は、無料のためか、どこも状態があまりよくない。混み合う時期には張り場所の確保が難しいことになると思われた。しかし今回は観光シーズンではなかったため、私はテント場に1番に到着し、その後3張りが加わったが、全員が1人用の小さなテントだった。
【難所】
平石頂上直下の北側は、吹き曝しの斜面に木製の階段と、ロープによる巨大石の直登がある。凍っていない季節なら問題ないが、凍っている場合は非常に危険。おそらく4月上旬くらいまでは凍っているのではないだろうか。3月下旬から4月上旬にここを歩く場合は、少なくともチェーンスパイクとしっかりとしたグローブがあった方がよい。また木製階段の上では風による滑落・落下も考えられるので、凍っている場合は、ハーネスと短いザイルで自己確保しながら通過するのがベストだと思われる。
【注意点】
出来るだけ早くスタートしたかったため、荒川登山口行きバス乗り場(屋久杉自然館)に始発の5時前に到着したにもかかわらず、すでに「バスの定員50名」に達していたため、5時40分のバスに回されてしまった。晴れの土曜日なのにバスの増発が行われていないことには非常に驚いた。北アルプスあたりの登山口行きバスのような感覚で屋久島に来ると、予定通りにバスに乗れないことがあるので十分に気をつけたい。
【装備について】
新小塚小屋のテント場の夜は、思っていたよりも寒く4℃だった。ダウンハガー800#3のシュラフでは少し寒くて、太もものあたりにダウンジャケットを入れて丁度良いくらいだった。超軽量ダウンジャケット(モンベル プラズマ1000)は非常に便利だとおった。
ザックは軽量化のためにモンベルのバランスライト40(653g)を使用したが、腰の部分の固定度が悪く、岩場でザックが振られて歩き難いことがあった。しかし通常のザックだと軽くても1.6Kgはあるので、私のように体力に自信がない人間にはザックの重さは悩ましいところだ。
バランスライトの背面パッドは取り外し可能であるため、エバニューのFPmat125と入れ替えて使用した。FPmatは非常に優秀で、サーマレスト プロライト119cmの大きさをよく補っってくれ、ウッドデッキのゴツゴツ感を十分に吸収してくれた。
テントはステラリッジ1型を初めて使用したが、狭さは全く感じなかった。テント場で、ガイドさんがほぼ同程度の大きさのテントを張っているのを見て、単同行には1型で十分だと改めて実感した。(お客さんは小屋で寝ているようだった。)
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