敗退！落石の嵐 残雪砂滑りぃー！( ゜Д゜) in 大山

2022年04月17日(日) [日帰り]

• GPS: 08:29
• 距離: 7.2km
• 登り: 952m
• 下り: 945m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:28
• 合計: 8:23

8:18 大山寺橋・南光河原駐車場
8:27 8:27 大山寺
8:39 8:40 大神山神社
8:46 8:46 元谷・下宝珠越分岐
9:08 9:21 元谷堰堤右岸分岐
11:40 11:50 砂滑り
13:51 14:09 元谷小屋
14:43 14:45 五合目
14:48 14:48 行者谷分かれ
15:01 15:42 六合目避難小屋
15:49 15:49 行者谷分かれ
15:52 15:53 五合目
16:05 16:07 三合目
16:41 ゴール地点

天候

快晴☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山P　AM8時過ぎで　8割駐車

コース状況／危険箇所等

●北壁付近は　何処の沢からも　絶え間ない落石音が聞こえます。
●砂走り付近は　現在「落石の巣窟」と化していました。
●元谷小屋からの稜線に繋がる一般道は、階段オンリーで　バリルートよりも体に堪えます？

写真

神戸AM3時半に出発。眠ーい(*ノωノ)　行ってきまーす。(J)
HUSTLERくん、待っててねー(^^)/(U)

4/17 8:18

駐車場を出てすぐ。川を渡ります。
ふぇぇぇえええ！こっから見えてるぅぅぅーー！かっけーー！！(U)

大山寺までの石畳が　何気に辛い…(*ノωノ)(J)
とってもいい雰囲気なのは間違いないんDEATH！でもね…地味に疲れる。ジワジワくる！(U)

風格ある大山寺(J)
かっこよかったDEATH！(U)

4/17 8:40

大神山神社（おおがみやまじんじゃ）奥宮って説明の看板ありました。大神山？オオカミ？？なんか勝手に親近感♪(笑)(U)

4/17 8:55

うひょー！もう既にヤバイDEATH！(U)

初めて見る　大山北壁を見て　何思う？(J)
うさぎの想像を絶してました。「美し過ぎて息が出来ない！」(U)

何度も来たけれど　いつも息が止まる　ナイスビュー。(J)
ですよね？？ですよね！！「息が止まる」まさにそれ！(U)

堰堤を巻きますが、ブッシュでヤヤコシイ事に…。(J)
前を歩いてたうさぎの読みが大シッパーイ！ドッカーン●〜*(爆)これ、下りでわかったけど、正面突破で堰堤を上ればよかったんDEATHね♪(U)

砂滑りを詰めて　稜線に上がる予定ですが、今年は雪が豊富だと思いきや…酷暑の春？で　溶けてしまいましたねー。(J)
それほど暑い4月でした！夏かと思う日が何日もあったもんね(U)

北壁　大屏風岩付近からは　ひっきりなしに落石の音が聞こえています。(J)
話には聞いてたけど…、実際に聞くと衝撃的でした！あんな音がするお山があるなんて考えたことも無かった！！(U)

4/17 10:05

これからあそこを登るんだと思うと、期待でワクワク、でもドキドキ緊張…。うさぎに登れるんだろうか？？(U)

ストックからアイゼンに切り替え、谷を詰めていきます。(J)
ヒィー！滑る！でも、楽し過ぎて死ぬっ！！こーゆーことがしたかったの！！(U)

4/17 11:08

jyunntarou先生の身のこなし、体の使い方、一挙手一投足のすべてにほれぼれ。ほんと超かっこいい！うさぎは必死に付いて行くのでいっぱいいっぱい(U)

残雪の沢詰め…　ひっきりない落石音で　やや緊張気味？(J)
かなり蹴り込まないと…滑るっ！(U)

いつになく　落石の跡が多いです。一発　上からの拳大の落石が猛スピードで飛んできて、足下にお見事ホールインワン( ;∀;)(J)
いやぁぁぁあああーーーー！！神さまぁぁぁあああ！！いたずらやめてぇぇえええ！！！絶対、神さまに遊ばれてたと思う(U)　

常に下から　落石の様子を見るために　間隔を開けて登ります。(J)
落石がある度にjyunntarou先生が後ろから声をかけて教えてくれるので、精神的な面で言えば めちゃくちゃ安心感ありましたっっ！(U)

砂滑りの雪が解けたのではなく、今年降り積もった雪の上に新たにこれだけの岩が崩壊して乗っているのです(*ノωノ)(J)
ひえぇぇえええ！！！そーゆーことだったんDEATHねっ！！(U)

砂滑りの右上部から　ひっきりなしに落石が飛んできます。(J)
大きな石が滑り落ちた跡がありますね。まるで石が生きているようだった。シュールな世界だ！(U)

太陽で熱せられたせいか　どんどん岩や石が剥がれ、落石となって　猛スピードで　真横を飛んで行きます。(J)
ほんと！弾みながら飛んでいくの！スポーン、スポーン！て！！(U)

4/17 11:24

ここ、ほんの短い距離なんだけど、完全に石で覆われてしまって、雪の上をアイゼン効かせて歩けない。一歩足を置くだけでめっっっちゃ崩れる！なんでjyunntarou先生は登れるの？？ほんとこのお人は人間なんだろうか？(U)

危ない！　頭上をこのように　ブロック並みの岩が　かすめて飛んで行きました。(J)
「伏せて！」と言われて、何をおいても頭と「顔！！」守りましたっ(U)

稜線に登るポイント地点まで　もう少しなのですが、どんどん落石は酷くなる一方で、そのポイント地点近くが一番落石が集中しているようです。(J)
下から見上げているといつも同じような場所から落ちて来てました(U)

標高1350m地点・・・「降りるで！敗退決定！」(J)
それでもここまで登って来られたことは、うさぎにとって貴重すぎる体験でしたっ！！ほんと、来てよかった！サイコーでした！！(U)

私が上を見ながら　落石のコースをUさんに伝え、クライムダウンをして　即座に　逃げます！(J)
あんなにひっきりなしに落石が降り続いてたのに、jyunntarou先生と一緒だと安心感半端なかっDEATH(U)

クライムダウン中も　何発も落石が　横を飛んで行きます💦(J)
まともな落石を見たのだって人生でほぼ初めてなのに、あの数！！そして終わりなく果てしなく続く時間！！ほんと凄かった！(U)

こういうのが　飛んできますと　アウトです(*ノωノ)(J)
避けられる気がしない・・・(U)

まともに当たれば　怪我では済まないでしょう。(J)
ここで落石に当たる、当たらないはもう「運」なのでしょう。悪運強くて良かった。生きて帰れて良かった(U)

やっと　危険地帯から降りて来て　ほっ。(J)
すんごい経験させてもらいました。あんなの普通は一生に一度だって見られない(U)

安全地帯で　ランチタイムぅ。白桃ゼリーの気持ち。喉がカラカラになりましたので　うんまい！(^^)/(J)
うさぎはみかんゼリーの気持ち、いただきました〜。マジで五臓六腑に染み渡りましたっ。デザートだけど何より一番最初に食べた！ひんやりジューシー♪うますぎて死ぬっ！！いや、ちゃんと生きてます！(U)

ワンパタの　ジャムパンの気持ち。　食べながらもあちらこちらから　ガラガラっと言う　落石音が絶えません。(J)
なんちゅーBGMじゃ♪(笑)でもね、不思議なことにあの音、ずっと聴き続けているとだんだん病みつきになります(U)

取りあえず　雪沿いに　のんびーりと元谷小屋まで降ります。(J)
一気にノンビリ気分♪(U)

気が緩んだのか？　どてっ！　踏み抜いてしまいましたっ。(J)
珍しっ！！＼(◎o◎)／！！まるで人間離れしたスピードでさっきの急斜面の雪渓を下ってたjyunntarou先生が、この時はドジっ子みたいでちょっと可愛かったDEATH！(U)

右手は　青い空　これから萌えだす稜線の　初々しさ。(J)
紺碧のお空と、淡い春色に染まり始めたお山の色のコントラストが素晴らし過ぎて死ぬっ！(U)

左手は、萌え始めた木々の間から鎌見える、荒々しい北壁。(J)
はぁ〜…。何度見ても、どの角度から見てもサイコーに美しくて雄々しくて、本当に雄大。かっこいい！(U)

元谷小屋に着きました。(J)
ちょっと中を見学させてくだされー。おっじゃまっしまーす(U)

数年前から　これですね…(*ノωノ)　転売目的なのか？(J)
「メ〇カリ」とか「ヤ〇オク！」とか、簡単に売れちゃいますもんねー。それにしても山小屋で泥棒って…悲しい(-_-;)(U)

ふぅ　もう　バリルートは止めて　ハイキングに変えましょう、そうしましょう(^^)/　って　稜線までなんと全部階段(*ノωノ)　バリよりも疲れましたっ💦(J)
いやもうマジでほんとに、「今日一」疲れましたっっ！！(U)

大汗かいて　やっと6合目避難小屋につきました。(J)
嬉しっっ(≧∇≦)♪しっかし汗だくじゃー！！(U)

どれどれ。(J)
jyunntarou先生と大山の北壁、かっこよすぎて死ぬっ！！(U)

おっ、目の前に　さっきまでいた　落石の巣？　砂滑りの谷が見えています。ココから見ると　急峻なんですねぇー( ゜Д゜)(J)
よーく見えました。こっから見ると「あんなとんでもねーとこよく登ってたなっ！」てビックリしちゃいます(U)

足下に　フキノトウが顔を出していました。平和でいいですねー。ほっとします。(J)
きゃわゆい(≧∇≦)♪そう言えば、今朝登る前に食べたお弁当は「フキ味噌」のおにぎりでしたっ(*^^)v(U)

のんびりと景色を見過ぎて？山頂に行く元気なし(笑)　一致団結「もう降りましょう！」(^^)/(J)
文句なく「秒」で一致団結！もう山頂とかどーでもいいDEATH！(笑)(U)

標高1000m付近のブナの新芽がふわっとして　良い感じ。(J)
新芽は「赤ちゃん」て感じでしたー。それがたった100m下っただけで明らかに育ってた！ほんと面白いっ！(U)

今日は　まったりハイキングで締めます(^^)/(J)
この辺りのブナ林、ほんといい雰囲気で大好きでしたー♪(U)

4/17 16:35

下山したところで人生初めて見た登山届のポスト！なんか可愛いぞ♪(U)

可愛いお花の大群落が出来ていました。(J)
凄かった！辺り一面ミヤマカタバミまみれでした♪(U)

チョイと　最後のバリ？(笑)で　斜面をショートカットして　HUSTLER君にピッタリ軟着陸を狙いました(^^)/(J)
ここ、とてもまともな道で降りる気がしなかった！だってめーっちゃ遠回りだったんだもーん！HUSTLER君見えてるのに！！(U)

はいたっち。バリに来たのか？　ハイキングに来たのか？ようわかりませんでしたっ(笑)(J)
ランチタイムのロング休憩（ピクニック）に来たんじゃなかったんDEATHかぁ〜？(笑)(U)

登山P横にある　モンベル店のクマさんと　ツーショット。(J)
クマちゃん、お目目にカメムシとまってました。(笑)(U)

撮影機器：

AQUOS sense3 basic SHV48 au シャープ

感想

jyunntarou

一発目の落石が　まるで生き物のように　バウンドを繰り返し　こちらに向かって落ちて来ました( 。゜Д゜。)
身構えていますと、目の前10m程先で　最後のバウンドになり　コロコロと転がって来ました。
なんと　丁度足元でその動きは停止したのです。
「ホールインワン！」(^^)/　　なんて　呑気な事を言っている場合ではないのですが、神がかり的？　そして　実はもう一回　ホールインワンが起こったのです。
しかし、その後は伏せたUさんの頭上を猛スピードで駆け抜けたり、複数で狙って？来たりして　まるで回転式機関銃で打たれている感じになり　もう進むことは諦めました。
安全地帯にまで逃げきって　ぽかぽか太陽の下で　落石音を聴きながらの　コーヒーは　最高に美味しかったです(^-^)/
アイゼン・ピッケルの使いこなし方、そして　落石が起こるような沢・ルンゼでの登攀テクニック等　貴重な体験をして　またスキルアップできましたね(^^)/
でも　一般道の階段地獄は　お互いにスキルダウン💦でしたぁ(笑)　

ookaminokodomo

大山！
まさか自分が大山に登る日が来るなんて。一年前の今日はまだ夢にも思ってなかった。
初めて見る大山の北壁。
目の前に立った時、息が出来なかった。
涙が出た。
あんまり美し過ぎて。
砂滑りの脇の雪渓をアイゼンとピッケルで這うようにして登った時は、全神経を登るという行為だけに集中していて、あの感覚、あの感じ、緊張感、好き過ぎて死ぬ！！本当に楽しかった。あの感覚を知らなかった時の自分にはもう戻れない。はー！キャー！この世の中にはこんな凄いことがあるんだー！
jyunntarou先生はいつもうさぎに新しい世界を見せてくれるとんでもない魔法使いみたいな人DEATH！
砂滑り上部からの落石があまりにも酷過ぎて 撤退を余儀なくされたけれど、それでもあそこまで登った体験は他に代えがたく得難いものでした。もちろん、とても危険な状況だったのは確かなんだけど、それでもうさぎには必要なことだった。本当に生まれてきた良かった。今日まで生きてて良かった。そして、怪我もなく無事に生きて下山できて良かった。
日曜日の大山だと言うのに、あのルートには勿論 人っ子一人いなくて、本当に静かな山（石や岩が流れ落ちるガラガラという音は終始 谷に響き渡っていたけれど。。。）を満喫することが出来ました。
山と対峙する。
ほんのちょっぴりだけど、うさぎにも感じることが出来たと思います。
今日はjyunntarou先生の凄さをいろんな意味でまた感じることが出来ました。一緒に歩ける幸せ、間近で先生の歩きを見ることが出来る幸せを改めて嚙み締めた一日でした。ありがとうございます。感謝の気持ちで胸がいっぱいDEATH！！

コメント

satousan

お疲れ様でした。本当に天気が良かったですね。落石の音はずーっと聞こえてましたね。無事下山されて良かったですね。昨日は私も一年ぶりの大山で、、、酒におぼれてトレーニングをさぼりまくって、夏山登山道なのに下半身がぼろ雑巾の状態でした。そして、膝の痛みをこらえながら下山して15時15分に6合目避難小屋をなんとスルーしてしまったのです。多分、jyunntarouさんと5ｍくらいの距離ですれ違ってたんですよ。直にお会いしたかった〜〜〜〜。おまけに1000ｍ付近では木の根に引っかかって派手に転倒。本日は足を引きずりながら仕事でした。山用の体力が再生出来たら、脊柱管狭窄登山者連盟で登りたいですね。

jyunntarou

satousanさん
こんばんは。　えええっ！　まさか6合目の避難小屋で超ニアミスだったのですね( ﾟДﾟ)　
もう　あの小屋前で　どてぇーっと　まったりしてました(笑)
いやいや　大山の一般道って　全て階段なのですねー(*ﾉωﾉ)
あれ、元谷小屋からの階段は　もう　帰りなくなりましたよ💦
勿論メインの夏山道も　全て階段に！( ﾟДﾟ)
アレは膝に来ると思いますっ。落石ありますが　バリの方がよっぽどラクチンですよ。

脊柱管狭窄症登山者連盟　ホント　いつかは　参加者募って　登山大会を催さなければなりませんねー(*^-^*)