大菩薩小金澤連嶺から大峠を経て金山鉱泉



- GPS
- --:--
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,930m
- 下り
- 2,461m
天候 | 晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部藪化。 |
その他周辺情報 | 金山鉱泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
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感想
大菩薩から南に伸びる小金澤連嶺に足を運んだ。その南麓に金山鉱泉というほとんど知られていない鉱泉があるので、ここにつなぐ山行を計画した。大変な長丁場だし、当時の資料ではこのようなルートが実際可能なのかどうか不明であった。このコース中には雁ヶ腹摺山という気の利いた名前の山が二つあり、それにも誘われた。なお、この二つ以外に笹子にも雁ヶ腹摺山があり、それにはのちに冬場に登っている。牛奥の雁ヶ腹摺山、そして小金澤連嶺の主峰である黒岳に登ったのち、主稜線から外れて大峠に一旦降りる。ここは立派な林道が奥多摩側から大月方向に抜けている。この先の雁ヶ腹摺山を越えて下ったところに林道があり、うっかり林道を辿るが間違いに気付いて引き返す。結構時間が押している。暗くなる前に金山鉱泉につかねばと気が焦る。林道に出た反対側に小尾根を越す道がある筈なのだが、見つからない。気を落ち着かせ、じっくりと観察すると、藪の下に道型らしきものを発見。ははーこれだな、と入ってみるとやはり道型がある。これを辿って尾根に出れば、そこが百軒干場と呼ばれるところ。ここでキベリタテハを採る。ここから谷ぞいに下って、山間の小さな集落中に金山鉱泉を見つける。普通の民家にし見えない。風呂場も家庭風呂で、横っちょには洗濯機が置かれている。しかし浴槽の中には湯の花が浮かんで、硫黄臭があり、成分の濃さを知る。夕食には目の前の澤で取れた岩海苔をいただいた。今や寒村となった集落だが、かつてはここで金が取れたのだ。隣も宿屋らしく、壁に「藤屋」と書かれていた記憶がある。山村のかざらない接待が嬉しかった。忘れ難い宿である。ヤマレコ の地図には現在も「金山鉱泉」と記されており、尚も健在なのだろうか。
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