仙ヶ岳961m〜宮指路岳945.5m 鈴鹿山脈プチ縦走


- GPS
- 06:03
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 961m
- 下り
- 948m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:02
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
集合・出発予定時刻の6:30に三ノ宮駅前を出発し、自動車道を乗り継ぎ、登山口の大石橋へ向かう。
本日のメンバーは、女6人・男3人の計9人である。宮指路岳登山口の標識を横目に、帰りの激下りのルートを想像しながら仙鶏尾根分岐を目指す。
しばらくハイキング気分で山道を歩くと沢が現れ、渡渉する。仙鶏尾根分岐を過ぎると、ほどなくして再び沢を渡る。しばらくすると花の撮影タイムとなる。ここを過ぎる頃から本格的な山道となる。岩混じりの傾斜のきつい山道を、ロープを頼りに登るが、意外と皆さん楽しそうに見え、思わず写真を撮ってみた。
仙鶏乗越から仙ヶ岳までは一部狭く険しい岩の尾根が続くも、うっそうとした森の中と異なり、開放的で緩やかな登りを楽しめる。そして、奇岩仙の石に到着後、写真撮影タイムとなる。そこから、双耳峰の東峰を経て仙ヶ岳西峰に達し、昼食休憩とする。その後、宮指路岳を目指して再び尾根筋を進む。この尾根は、細いうえに岩場の上り下りの変化があり、集中する必要がある。集中を欠いて滑ったりすると谷に転落しかねない。ほどなくして、ザレた岩場が現れる。更に歩きづらいが、結果として、ザレ場の登下降の予行演習となった。
ほどなくして、前方に宮指路岳が見えてきた。ただ、ルートを見ると、表面が花崗岩でできた谷を降り・登り返さなければならない。登山道は、犬帰しの剣と称される難所ですが、急峻でザレた状況で、降るのは難しそう。だが、取付いてみると、岩場を頼りに降れることもあり、意外と難しくはない。コルから登り返すと宮指路岳に到着する。
宮指路岳から登山口までは概ね下りが続く。ただ、細いトラバース道が続くので、集中力が大事です。しかも、開放的な尾根道から一転して鬱蒼とした森の中を降るので、1人だと多少不気味な印象を抱かざるを得ず、言葉少なに下山する。登山口近辺に留めた車が見えて、一安心といったところ。小岐須渓谷キャンプ場駐車場に立ち寄り、休憩後帰神の途につく。
今回の登山ルートは、鎖場こそなかったが、岩場・ザレ場・急峻な登下降を時としてロープに頼りながら周回できました。アルプス登山には格好のトレーニング場かと。(TAS)
<コース状況>ザレ場・岩場・狭いトラバース等危険箇所が多く、転倒・滑落を防ぐため、ハイキングコースとしては慎重な動きが必要。
奇岩にめぐり逢えたり、渡渉や痩せ尾根、ザレ道と表情豊かな鈴鹿山脈。
イワウチワの群生とアカヤシオにとても心癒されました。
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