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Yamareco

記録ID: 419724
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ド・ピーカン360度絶景の蓼科山&車山

2014年03月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:25
距離
14.2km
登り
1,252m
下り
1,249m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:50 蓼科山登山口
09:55 蓼科山山頂(昼食含めて1:20滞在)
12:25 蓼科山登山口
    <車で移動>
13:30 車山ビジターセンター
14:50 車山山頂
16:15 車山ビジターセンター
天候 ド・ピーカン!
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:諏訪IC/復路:諏訪南IC。
蓼科山登山口までは一般道もドライでノーマルタイヤで問題ありませんでした。ただし、ビーナスラインの登山口から先の白樺湖と白樺高原の分岐までは一部雪が残って凍結個所があります。
車山高原スキー場の駐車場までも完全ドライでノーマルタイヤで問題ありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
【蓼科山】
 全行程しっかりとしたトレースが付いていますが、樹林帯の1/3程度は結構な急登の直登で明確なステップが無いのでアイゼンを効かせて登ることになるので個人的にはピッケルよりもダブルストックの方が効果的でした。
 当日は樹林帯では無風、稜線出ても微風、頂上では多少冷たい風が吹いていたので、小屋の影など風除け出来る場所を見つけないと長居はできませんでした。

【車 山】
 夏道がスノーシュー・トレッキングコースとして開放?されています。基本的にスキー場内に入らないようにスキー場を大きく巻いて周囲の稜線上を歩くので終始眺めの良いコースです。
 雪が締まっているのでスノーシュー無しでもほぼ踏み抜き無しで行けますが、山頂直下の急斜面はクラスとしている部分があるのでアイゼン装着が正解だと思います。
 復路では往路で目星を付けておいた適当な斜面で何度かヒップソリを楽しむことが出来ました。
駐車場の裏が即登山口で、最初から雪はタップリあるのでここでアイゼン装着し、いざ登山開始!
駐車場の裏が即登山口で、最初から雪はタップリあるのでここでアイゼン装着し、いざ登山開始!
前半の樹林帯は落葉樹で陽射しが明るく風も無いので急登で早々に汗が吹き出します。
前半の樹林帯は落葉樹で陽射しが明るく風も無いので急登で早々に汗が吹き出します。
いよいよ目指す山頂が見えてきました!
いよいよ目指す山頂が見えてきました!
高度を上げると樹林帯の切れ目から八ヶ岳がくっきりと。
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高度を上げると樹林帯の切れ目から八ヶ岳がくっきりと。
南アルプスも。
こんな感じの急登が続きます。
こんな感じの急登が続きます。
高度を上げると霧氷も現れ空の青に映えます!
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高度を上げると霧氷も現れ空の青に映えます!
まだまだ急登。
霧氷越しの八ヶ岳。
でもコンデジのオートフォーカスではうまくピントが合いません!?
霧氷越しの八ヶ岳。
でもコンデジのオートフォーカスではうまくピントが合いません!?
森林限界を超えると少し風が出てきました。
森林限界を超えると少し風が出てきました。
山頂直下の広い斜面は真っ白。
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山頂直下の広い斜面は真っ白。
蓼科山頂上。
バックは北アルプス!
山頂は平坦でかなり広い。
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蓼科山頂上。
バックは北アルプス!
山頂は平坦でかなり広い。
快晴が続き景色もサイコー!
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快晴が続き景色もサイコー!
八ヶ岳・南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスと豪華な眺望です。
八ヶ岳・南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスと豪華な眺望です。
中央アルプス・御嶽山・北アルプス・浅間山と豪華な雪山が360度の絶景でした!
パノラマにした方が絶景感が伝わらないのはナゼ?
中央アルプス・御嶽山・北アルプス・浅間山と豪華な雪山が360度の絶景でした!
パノラマにした方が絶景感が伝わらないのはナゼ?
蓼科神社奥宮。
蓼科山頂ヒュッテは雪に埋もれています。
バックは荒船山と妙義山群。
蓼科山頂ヒュッテは雪に埋もれています。
バックは荒船山と妙義山群。
残念ながら先週の日光白根山や武尊山は良く判りませんでした。
残念ながら先週の日光白根山や武尊山は良く判りませんでした。
蓼科山頂ヒュッテを風除けにしてここで絶景を堪能しながらお湯を沸かして早めの昼食としました。
蓼科山頂ヒュッテを風除けにしてここで絶景を堪能しながらお湯を沸かして早めの昼食としました。
北アルプスが意外に近くて驚きました!
北アルプスが意外に近くて驚きました!
下山すると路上駐車の列が手前も含めてズラッと延びていました。
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下山すると路上駐車の列が手前も含めてズラッと延びていました。
ここからは車山。
ゲレンデを巻いて、写真手前側に登って右手から左手の頂上を目指して稜線沿いに半周します。
ここからは車山。
ゲレンデを巻いて、写真手前側に登って右手から左手の頂上を目指して稜線沿いに半周します。
スキー場の端から数分で稜線に出ると直ぐに蓼科山がまじかに見えます。
スキー場の端から数分で稜線に出ると直ぐに蓼科山がまじかに見えます。
稜線上からスキー場越しに頂上を望む。
稜線上からスキー場越しに頂上を望む。
車山乗越から山頂を望む。
この斜面の直登にはアイゼンが必要です。
トレースも僅かでした。
車山乗越から山頂を望む。
この斜面の直登にはアイゼンが必要です。
トレースも僅かでした。
山頂車山神社。
車山山頂。
北アルプス方面は少し雲がかかってきました。
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北アルプス方面は少し雲がかかってきました。
気象レーダードーム。
気象レーダードーム。
気が付くと富士山が見えていました!
気が付くと富士山が見えていました!
八ヶ岳のフルキャスト。
右端には富士山も!
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八ヶ岳のフルキャスト。
右端には富士山も!
そして本日登頂した蓼科山。
そして本日登頂した蓼科山。
下山早々に本日1本目のヒップソリ滑降。
ここではまだアイゼンを着けたままだったので少々制動気味でした。
その後はアイゼンを外して何度か気持ちよく滑り降りました。
下山早々に本日1本目のヒップソリ滑降。
ここではまだアイゼンを着けたままだったので少々制動気味でした。
その後はアイゼンを外して何度か気持ちよく滑り降りました。
白樺湖入りで。
この時間でも八ヶ岳が綺麗に見えました。
手前の雪庇が何気に凄い。
この時間でも八ヶ岳が綺麗に見えました。
手前の雪庇が何気に凄い。
ここを下ればおしまい。
お疲れ様でした!
ここを下ればおしまい。
お疲れ様でした!

感想

 二週続けて遠出をするのもどうかと少し躊躇しつつも、三連休にどこにも行かない手は無いと、渋滞にハマっても何とかなる連休中日に日帰りで出かけることにしました。天気予報で最も晴天の期待できそうな八ヶ岳方面に的を絞って、お手軽雪山の蓼科山とおまけで車山に登ってきました。蓼科山はコース的に考えても朝から登れば昼には下山できそうなので、近くで午後からサクッと登れそうなところを物色して、あわよくばのおまけとして車山を候補にして出かけました。
 当日は先週以上の好天に恵まれて朝から雲一つない快晴で、しかもほとんど無風の絶好の雪山登山日和となりました。反面しっかりした雪焼け対策をしないと後で痛い目にあいます。
 蓼科山は距離的には短いですが予想以上に急登が多く、雪は適当締まっておりアイゼンがよく効きますが明確なステップが無く直登のトレースが多いので登りは思いの外息が上がりました。山頂では天候に恵まれたこともあり文字通りの360度の絶景パノラマを満喫できました。時間的には予想の範囲で登れたので山頂で十分に絶景を堪能したあと、山頂ヒュッテの陰に風除けを見つけて早めの昼食をゆっくり摂り、結果的に1時間半近い山頂滞在となりました。
 当日は連休と言うこともありバスでの団体さんも見かけて往復ともに結構な登山者で賑わっていました。登山口の駐車場も到着時には一杯で下山時には路上駐車の長い列ができていました。
 予定通りお昼の内に下山できたので、登れるかは現地で判断として、とりあえず予定の車山に向かいました。地図上で考えていた以上に近く、あっという間に車山スキー場に到着はしたものの勝手が判らないのでビジターセンターに寄ってルート等について丁寧に教えてもらいました。定番コースはリフトで頂上まで登ってからスノーシューで下って来るものだそうですが、さすがにそれでは来た意味がないので往復ともに歩きで行きました。
 当初はオマケ程度に考えていましたが、登山コースとしては大したことは無いのですが、その眺望は中々のスグレもので、やはりこちらも360度の絶景を堪能できます。何と言っても、今朝登ってきた蓼科山を目の前に大きく望めるのが最高です。更には蓼科山からでは八ヶ岳に隠れて見えない富士山も見ることが出来ました。これは私と同じように午前中で蓼科山を下山してもまだ物足りなさを感じそうな方には大変おすすめのコースだと思いました。
 下山後は以前にも利用した縄文の湯まで足を延ばしてから帰路につきました。連休と言うこともあって家族連れのスキー帰りのお客さんで混雑していました。
 この日は終日の快晴好天に恵まれ、360度雪山に囲まれた大満足の雪山山行となりました。
 

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