マイナールートから鍋割山

2014年03月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,038m
• 下り: 1,047m

コースタイム

8:00 寄大橋駐車場
9:40 後沢乗越
11:00 鍋割山山頂（昼食）
12:20 鍋割山山頂出発
13:40 後沢乗越
15:00 寄大橋駐車場

天候

晴天，一時曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寄大橋駐車場利用．終日，駐車場に余裕はあった様子．

コース状況／危険箇所等

寄沢の作業用通路から後沢乗越に至るマイナールートで鍋割山に登ってみました．沢沿いを歩くこのルートは比較的ルートがしっかりしているので，警告表示にあるような道迷いは起こりにくいと感じました．むしろ，切り立った崖を通る際の滑落・転落のリスクが高いように思います．沢も2度程渡りますので，万全な準備と自己責任での登山が必要です．

ちなみにGPSの不調で山頂から滑落したことになっていますwwww

写真

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寄（やどりき）大橋の駐車場から出発．駐車場には終日余裕があったようです．

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まずは橋をわたって

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やどりき水源林に入ります．

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しばらく舗装された道路を歩きます．先行する登山者が数名いらっしゃいましたが，その後，お会いしませんでした．このルートは雨山への正規ルートになっていため，そちらに向かわれたのかもしれません．

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途中に公衆トイレがあって使用可能です！

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作業用通路Aという表示から入って行きます．すぐに鹿対策のゲートをくぐります．

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道迷いが多いらしいですが，基本的には分かりやすいルートでした．後沢乗越方面は小さな文字で案内されています．

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沢沿いの道は滝など普通のルートでは会えない景色が沢山．

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丸太橋などはぐらぐらするので，ちと怖いです．

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一度沢から離れて，普通の登山道になります．踏み跡ははっきりしています．

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再び沢に出て登りますが，うん．とても奇麗．でも，降雨の多い時期には危ないルートですね．

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楽しいけど怖い．ぐらぐら揺れる丸太橋です．

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岩にもルート表示があります．

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これは何でしょうか？？

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よく見ると木にも案内テープが巻き付いています．

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最後に沢をわたるとすぐにつづら折りの急斜面に出ます．ここは杉林ですが，上部に行くにつれて折れた枝が道を隠しているところがあって，唯一，道が不安になった場所です．基本的に上部に登って行けば，鹿対策ゲートにぶつかり正しいルートに戻れます．

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やがて痩せ尾根に出て，後沢乗越に合流です．

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ここまで1時間半ほどかかりました．

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後沢乗越までは一人にも会わなかったのに，後沢乗越に来た途端人が増えます．さすが人気の山！

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意外に直登なので，疲れます....

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それにしても良い天気．

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富士山も顔をのぞかせます．

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山頂手前だけ雪が出てきますが，アイゼンなどは不要だと思います．

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ということで，鍋割山荘到着．勿論，鍋焼きうどんを頂きます．

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山荘内はなんとも良い雰囲気．

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奥ではせっせとうどんを作ってくださっています．

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お昼時ということもあって，ごった返す山荘内．

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ということで，頂きます！

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と，すぐに完食．

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山荘外にも人がいっぱい．ここでiPhoneのGPS不調か，数百メートル下まで現在地が移動wwww　エア滑落しましたwww

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富士山側もなかなかのロケーション．

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うどんでお腹いっぱいですが，先日のベーコンが余っていたので，ここで消費．お腹いっぱいでしばらく動けなくなりました(笑)

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最後までよい天気でした．

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よく見ると江ノ島とかも見えるのですね．

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下山すると朝は蕾が多かった寄の桜の花が一気に開いていました．

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春ですね．

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

motoneuron

金曜日に丸川峠〜大菩薩峠まで周回して疲労が残っていましたが，3連休だし，もう一度くらい山に行きたいと比較的に簡単な山を探していました．そこで目に留まったのが鍋焼きうどんが美味しい鍋割山．食欲に負けて鍋割山に行く事に決めましたが，どうせならと，マイナールート？である寄から作業用通路を利用して沢を登るルートでの登山としました．

[寄大橋ー後沢乗越]
自動車を寄大橋駐車場に停めてスタートです．やどりき水源林の舗装された道を進んで行くと，作業用通路の看板が出てきますので，そこから鹿対策のゲートをくぐって登山道に入って行きます．ちなみに登山道に至る道の途中には公衆トイレがありました．歩き始めるとすぐに沢沿いに出ます，この辺りはやや不安定な丸太橋や片側が切り落とされた細い道が続きます．スリル感のあるルートは楽しくもありますが，日曜日の午前中で自分以外の人間に会わなかったルートなので，「もしも」を考えると，慎重に進むべき道です．ルートのあちこちに「道迷い注意」の看板が立てられていますが，テープや岩などに沢山案内がありましたので私は道には迷いませんでした．しかし，後沢乗越に合流直前は沢沿を離れて杉林を進むあたりはつづら折りが不明瞭な箇所がありますので注意が必要です．最後に小さなロープ場を登ると細尾根にでて後沢乗越に合流します．

[後沢乗越-山頂]
それまで誰にも会いませんでしたが，ここからは一気に人が増えます．山頂までの登山道は尾根を直登するようなルートなので，結構，息が切れました．山頂付近には雪がありますが，アイゼン不要です．11時頃に山頂に着きましたが，休日のためか鍋割山荘は人が多く，鍋焼きうどんができるまで暫く待つ事になりました．当日はとても良い天気で，富士山はもとより江ノ島まで見渡せて大満足でした．

[下山]
自分がアホなだけですが，下山中，考え事をしていて後沢乗越から作業用通路に入る道を通り越して引き戻ることがありました．マイナールートは分岐部に案内板などがないので，注意が必要です．