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Yamareco

記録ID: 4280031
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

【雨飾山】初の頸城山塊で360°の大パノラマを楽しむ♪(雨飾荘より)

2022年05月10日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:20
距離
15.2km
登り
1,268m
下り
1,262m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
1:23
合計
9:19
距離 15.2km 登り 1,268m 下り 1,271m
7:23
43
8:06
8:24
56
9:20
9:21
21
9:42
10
9:52
10:00
77
11:17
3
11:20
19
11:39
12:26
11
12:37
4
12:41
12:42
102
14:24
14:31
11
14:42
19
15:01
49
15:50
15:51
49
16:40
2
16:42
ゴール地点
天候  
天候:晴れ
 風:山麓から山腹までは無風
   上部稜線上〜山頂は微風程度の心地よい風
 
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・長野道/安曇野ICより、県道310号〜一般道(安曇野わさび街道)
 〜県道306号(北アルプスパノラマロード)〜R147〜R148
 〜県道114〜雨飾荘の手前下にある無料駐車場(7:00着)

<安曇野ICから雨飾荘の手前下にある無料駐車場まで>
・距離:約83km
・所要時間:渋滞無しの直行で約1時間40分で移動


■駐車場について
・駐車場は上記の通り、雨飾荘の手前下にある無料駐車場を利用
・駐車台数:10台ほど
・トイレ、水道、自販機無し
*無雪期はここから3kmほど先にある”雨飾高原キャンプ場”に
 駐車して登山できるようです(正規の雨飾山登山口もこちらに有り)
*しかしこの日(この時期)は雨飾荘から先の道路は積雪による
 通行止で登山口のあるキャンプ場までは歩くことになります。
(開通時期は未確認。道路上の雪はまだ結構ありました。写真3.4.6.7)

■コンビニ
・安曇野ICから白馬村までの道路沿いに数軒あります。
(但し、夜間営業していない店舗もありましたのでご注意を)
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況、積雪状況など】 2022/05/10 現在
<全般>
・積雪は始点の雨飾荘から少し先の道路上ですぐに出てきます。
 全体的には今回辿ったルートの約7〜8割はスノーロードでした。
 途中、部分的に夏道が出ている個所もありましたが、5/2の高妻山の
 山行で下半分が雪無しだったことを考えると、今回の雨飾山は格段に
 雪が多い印象でした。正直、この標高でこの残雪量には驚きました。
・積雪は多いものの、ルート自体は基本的にほぼ夏道上を辿れました。
 途中の樹林帯内などでは赤マーカーも豊富で、当日は一応薄い踏み跡
 はありましたが、この時期の昇温により急斜面などではトレースと
 ステップともにグズグズの崩れ気味となり、登降時はあまり当てに
 できないような状態でした。やはり自らの位置とルートを確認し、
 急斜面では自分でステップを切り足場を確保するくらいの経験と
 技量がないと上部の雪稜の登降は厳しいと感じました。
・この日の全般的な雪質は春の腐れ雪でしたが、氷結個所については
 ほぼありませんでした。

<要注意個所>
・正規の雨飾山登山口がある”雨飾高原キャンプ場”から先の大海川の
 河原を進む区間は、まだ雪は繋がっていましたが、部分的に雪割れが
 進行しているので現状を確認しながら安全なルートを見極めて進む
 必要があります。また、いくつかの支流が大海川の本流へ合流して
 いるため、その合流点と支流を渡る時に雪割れ個所や踏み抜きによる
 転落に要注意です。(写真8.9.11.12)
・荒菅沢から先の笹平の下付近にある急斜面の雪稜はバックステップの
 クライムダウンで下降しました。この付近にはこのような急斜面の
 雪稜が数ヶ所有り、滑落の危険を伴う区間となります。ステップは
 所々ありましたが日中の昇温で緩みまくって使いものにならず、
 結局は自分のキックステップで足場を確保するのが一番安全で安心な
 状況でした(写真25.61.62)
*この雪稜の登降にはそれなりの装備とある程度の雪山経験が必要に
 なると思います。(12本爪アイゼン&ピッケル要)

<その他>
・今回のルートは大海川の河原を出ると山頂まで水場はありません。
 荒菅沢もこの時期は全面雪に覆われており、無雪期に出ている
 沢の水場はありません。
(その他の詳細な状況は写真の方に記載してあります)
 
その他周辺情報  
<下山後の温泉はこちらを利用しました>
■小谷村 塩の道街道 ”サンテインおたり” 入浴料:600円
 https://www.santeinn.jp/
・敷地内に湧き出す自家源泉を引いているとのことで、お湯が新鮮で
 肌触りも柔らかいのが最大の売り。
・源泉の温度が低いので加温有り、露天風呂は無し。
・アメニティーはリンスインシャンプーとボディーソープ、
 脱衣所にドライヤー有り。コインロッカーは100円リターン式。
・シャワーは制限なしのタイプでストレスなく使える。
・総評としては、浴槽も含めて特に目立った設備や装置はないものの、
 自家源泉のお湯にゆっくり浸かれて、きれいサッパリ汗を流せる
 という点で無難な温泉施設という印象だった。

<その他周辺施設の情報、HPなど>
■雨飾荘の情報はこちら(公式HP)
 https://www.amakazari.jp/
*こちらのお宿は日帰り入浴はないとのことです。
 
おはようございます。雨飾荘の手前下にある無料駐車場より
今回は頸城山塊の山で日本百名山の一座でもある雨飾山を目指します!
今回も自身初の山域での山登り。やっぱり色んな意味でワクワクしますね(^^)
2022年05月10日 07:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 7:06
おはようございます。雨飾荘の手前下にある無料駐車場より
今回は頸城山塊の山で日本百名山の一座でもある雨飾山を目指します!
今回も自身初の山域での山登り。やっぱり色んな意味でワクワクしますね(^^)
駐車場からは山頂がチラリ。ここから見ると遠方の遥かなる頂といった感じがしますね
2022年05月10日 07:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 7:20
駐車場からは山頂がチラリ。ここから見ると遠方の遥かなる頂といった感じがしますね
それでは準備万端でスタート。ちなみに5/10現在、雨飾山登山口のある
”雨飾高原キャンプ場”までの道路は積雪のため通行止です
従って雨飾荘前の駐車場から登山口のあるキャンプ場まで歩いて行きます
(約3km:45分ほど)
2022年05月10日 07:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 7:23
それでは準備万端でスタート。ちなみに5/10現在、雨飾山登山口のある
”雨飾高原キャンプ場”までの道路は積雪のため通行止です
従って雨飾荘前の駐車場から登山口のあるキャンプ場まで歩いて行きます
(約3km:45分ほど)
道路の雪は歩き始めてすぐに出てきます。この先は全面積雪となり、
「さすがにこれでは車が入れない」と実感するほどの積雪量になります
2022年05月10日 07:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 7:28
道路の雪は歩き始めてすぐに出てきます。この先は全面積雪となり、
「さすがにこれでは車が入れない」と実感するほどの積雪量になります
暫く林道を進むと山頂方面が見えてきました。今日は最高のお天気♪
自身初の山域、そして初のお山。自然とテンションが上がります(^^)
2022年05月10日 07:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 7:50
暫く林道を進むと山頂方面が見えてきました。今日は最高のお天気♪
自身初の山域、そして初のお山。自然とテンションが上がります(^^)
出発から約45分ほどで無雪期の雨飾山登山口のある”雨飾高原キャンプ場”に到着
無雪期はここまで車で来れるようですが、5/10現在、ご覧の通り全面雪に覆われています
2022年05月10日 08:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:06
出発から約45分ほどで無雪期の雨飾山登山口のある”雨飾高原キャンプ場”に到着
無雪期はここまで車で来れるようですが、5/10現在、ご覧の通り全面雪に覆われています
トイレなどの施設も全て閉鎖されています
この周辺での積雪量はまだ1.5m前後はありそうでした
この先もずっと雪上歩きになるだろうと思い、ここでアイゼンを装着しました
2022年05月10日 08:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:08
トイレなどの施設も全て閉鎖されています
この周辺での積雪量はまだ1.5m前後はありそうでした
この先もずっと雪上歩きになるだろうと思い、ここでアイゼンを装着しました
キャンプ場から先のルートは大海川の河原を進みますが、
これはその河原に出る前に渡る支流の場面。まだまだ沢の上の雪は繋がっていますが
一部雪割れしている個所があるので、現状を確認しながら慎重に進みます
2022年05月10日 08:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:32
キャンプ場から先のルートは大海川の河原を進みますが、
これはその河原に出る前に渡る支流の場面。まだまだ沢の上の雪は繋がっていますが
一部雪割れしている個所があるので、現状を確認しながら慎重に進みます
尾根の取り付きまで大海川の河原を行く。それにしても、
もう5月で標高もそれほど高くないのにまだこれだけの雪が残っている…
地形的に雪つきが良いのもあるとは思いますが、
それでもこの地域の元々の積雪量がもの凄いと思う
2022年05月10日 08:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:33
尾根の取り付きまで大海川の河原を行く。それにしても、
もう5月で標高もそれほど高くないのにまだこれだけの雪が残っている…
地形的に雪つきが良いのもあるとは思いますが、
それでもこの地域の元々の積雪量がもの凄いと思う
抜けるような青空の下、ひとり静かに眺める山桜。キレイでした♪
2022年05月10日 08:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:37
抜けるような青空の下、ひとり静かに眺める山桜。キレイでした♪
暫く河原を進むと沢の支流との合流点などで雪割れが多発していました
この日は雪の繋がっている個所を辿り、渡渉無しで尾根の取り付きまで行けましたが
今後は部分的に渡渉する個所が出てくると思います
2022年05月10日 08:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:39
暫く河原を進むと沢の支流との合流点などで雪割れが多発していました
この日は雪の繋がっている個所を辿り、渡渉無しで尾根の取り付きまで行けましたが
今後は部分的に渡渉する個所が出てくると思います
キャンプ場から15分ほど河原を進むと尾根への取り付きが出てきます(画面右)
左に見える大海川支流の滝が先に見えて来るので目印になります
ちなみにあの取り付きは結構な急登で、私の技量ではアイゼン無しでは登れません
2022年05月10日 08:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:40
キャンプ場から15分ほど河原を進むと尾根への取り付きが出てきます(画面右)
左に見える大海川支流の滝が先に見えて来るので目印になります
ちなみにあの取り付きは結構な急登で、私の技量ではアイゼン無しでは登れません
大海川支流の滝を拡大。雪解け水がジャンジャン流れていますが、
手前の雪の下をあれだけの水量が流れているのかと思うと、
もし手前の雪(スノーブリッジ)が崩れて下に落ちたら大変なことになりそうだ💦
2022年05月10日 08:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 8:39
大海川支流の滝を拡大。雪解け水がジャンジャン流れていますが、
手前の雪の下をあれだけの水量が流れているのかと思うと、
もし手前の雪(スノーブリッジ)が崩れて下に落ちたら大変なことになりそうだ💦
取り付きからの急登を経てブナ林の中を行きます
樹林帯の中でもこのルートは赤マーカーが多めで助かります
2022年05月10日 09:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:10
取り付きからの急登を経てブナ林の中を行きます
樹林帯の中でもこのルートは赤マーカーが多めで助かります
ブナ平付近より。あの山は雨飾山の東にある天狗原山と左奥は金山でしょう
写真では今ひとつ伝わりませんが、実際は結構な迫力でしたよ
2022年05月10日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:25
ブナ平付近より。あの山は雨飾山の東にある天狗原山と左奥は金山でしょう
写真では今ひとつ伝わりませんが、実際は結構な迫力でしたよ
ここで荒菅沢(あらすごさわ)へ下って沢を横断し、向かいの尾根へ登り返します
この時期の沢は雪に覆われていますが、無雪期はここが水場で沢の水を汲めるようです
2022年05月10日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:47
ここで荒菅沢(あらすごさわ)へ下って沢を横断し、向かいの尾根へ登り返します
この時期の沢は雪に覆われていますが、無雪期はここが水場で沢の水を汲めるようです
沢のデブリを拡大。この日の雪は総じて安定していましたが、
場合によっては雪崩れることも想定しておかないといけませんね
2022年05月10日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:47
沢のデブリを拡大。この日の雪は総じて安定していましたが、
場合によっては雪崩れることも想定しておかないといけませんね
荒菅沢の横断中、デブリの下端を通過します
雪崩れだけではなく、このような単独での落雪にも注意が必要です
2022年05月10日 09:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:50
荒菅沢の横断中、デブリの下端を通過します
雪崩れだけではなく、このような単独での落雪にも注意が必要です
荒菅沢の中央付近より上流側を見上げる。この荒々しい岩峰群が”布団菱の岩峰”
まるで3000m級の日本アルプスに出てきそうな光景だ
2022年05月10日 09:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:51
荒菅沢の中央付近より上流側を見上げる。この荒々しい岩峰群が”布団菱の岩峰”
まるで3000m級の日本アルプスに出てきそうな光景だ
こちらは下流側。板があれば難なく滑れそうな斜面だと思う
2022年05月10日 09:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 9:52
こちらは下流側。板があれば難なく滑れそうな斜面だと思う
キツイ登り返しを経て、尾根上から眺める布団菱の岩峰群
これはゴタテの浸食された東面の上部や中アの宝剣岳あたりの雰囲気に似ていると思う
2022年05月10日 10:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:07
キツイ登り返しを経て、尾根上から眺める布団菱の岩峰群
これはゴタテの浸食された東面の上部や中アの宝剣岳あたりの雰囲気に似ていると思う
今横断してきた荒菅沢を振り返る。あんな感じで向こうの尾根から
一旦沢へ下り、こちらの尾根へ登り返すルートになります
2022年05月10日 10:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:08
今横断してきた荒菅沢を振り返る。あんな感じで向こうの尾根から
一旦沢へ下り、こちらの尾根へ登り返すルートになります
これはいつ落ちてもおかしくないヤバイやつ。布団菱の上の方にいくつかあった
もしあんなのが上から降ってきたらと思うとゾッとするね(^^;
2022年05月10日 10:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:23
これはいつ落ちてもおかしくないヤバイやつ。布団菱の上の方にいくつかあった
もしあんなのが上から降ってきたらと思うとゾッとするね(^^;
笹平手前の尾根上では一部夏道が出ている個所がありました
しかし出ている夏道はごく一部で、ルートの大半はまだ雪で覆われていました
2022年05月10日 10:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:50
笹平手前の尾根上では一部夏道が出ている個所がありました
しかし出ている夏道はごく一部で、ルートの大半はまだ雪で覆われていました
僅かに出ている夏道が終わるとこの雪稜登り。結構な急斜面で雪が緩くステップも脆弱
ここの下りはバックステップでのクライムダウンで慎重に下降しました
2022年05月10日 11:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:00
僅かに出ている夏道が終わるとこの雪稜登り。結構な急斜面で雪が緩くステップも脆弱
ここの下りはバックステップでのクライムダウンで慎重に下降しました
振り返ると天狗原山と金山のコンビが!左奥に見えるピークは焼山でしょう
あの左に伸びるシゲクラ尾根を辿ってあちらへ行ってみたいな
2022年05月10日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:09
振り返ると天狗原山と金山のコンビが!左奥に見えるピークは焼山でしょう
あの左に伸びるシゲクラ尾根を辿ってあちらへ行ってみたいな
南方に見える尖った山は位置的に乙妻山と高妻山でしょう
ということは、左のポッコリお山は地蔵山だと思う
2022年05月10日 11:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:10
南方に見える尖った山は位置的に乙妻山と高妻山でしょう
ということは、左のポッコリお山は地蔵山だと思う
位置と方角、山容からしても乙妻山と高妻山で間違いないと思う。
こちらから見た場合、手前に見えるのが乙妻山で
その奥に見えるトンガリピークが高妻山になるんだと思う
2022年05月10日 11:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:10
位置と方角、山容からしても乙妻山と高妻山で間違いないと思う。
こちらから見た場合、手前に見えるのが乙妻山で
その奥に見えるトンガリピークが高妻山になるんだと思う
こちらは高妻山の左隣に見える地蔵山
この山は地図上に一般ルートの標記がない。ということはヤブ山になるのかな?
2022年05月10日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらは高妻山の左隣に見える地蔵山
この山は地図上に一般ルートの標記がない。ということはヤブ山になるのかな?
急な雪稜を登り上げて笹平に到達。すると突然広々とした雪原が出てきてビックリ!
何だかここまでの苦労が一気に報われたような感じだ。あの先に見える山頂まで、
夏道は右の笹薮だけど、積雪期はこのまま直進できる。まさにビクトリーロード☆
2022年05月10日 11:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:16
急な雪稜を登り上げて笹平に到達。すると突然広々とした雪原が出てきてビックリ!
何だかここまでの苦労が一気に報われたような感じだ。あの先に見える山頂まで、
夏道は右の笹薮だけど、積雪期はこのまま直進できる。まさにビクトリーロード☆
そして山頂への最後のひと上り。このまま雪上を辿るトレースがあったものの、
もしあそこで滑ったら下のクラックに落ちるので、ここは迷わず右の夏道で登りました
2022年05月10日 11:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:24
そして山頂への最後のひと上り。このまま雪上を辿るトレースがあったものの、
もしあそこで滑ったら下のクラックに落ちるので、ここは迷わず右の夏道で登りました
そのクラックを横から。この上も結構な急斜面だし、もし滑落してここに落ちたら
大ケガ間違いナシなので、せっかく出ている夏道を使った方が無難だと判断しました
2022年05月10日 11:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
5/10 11:27
そのクラックを横から。この上も結構な急斜面だし、もし滑落してここに落ちたら
大ケガ間違いナシなので、せっかく出ている夏道を使った方が無難だと判断しました
出発から約4時間20分、無事に山頂へ到達です☆
まずは石仏のある北峰から。するとこれまで見えなかった北アの峰々がお出迎え♪
2022年05月10日 11:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:39
出発から約4時間20分、無事に山頂へ到達です☆
まずは石仏のある北峰から。するとこれまで見えなかった北アの峰々がお出迎え♪
南西方向には南北に連なる北アの後立山連峰が一望できます
貸切の山頂より、晴れわたる大空とこの壮大な景色。素晴らしい〜♪
2022年05月10日 11:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:41
南西方向には南北に連なる北アの後立山連峰が一望できます
貸切の山頂より、晴れわたる大空とこの壮大な景色。素晴らしい〜♪
ゴタテの峰々を北からズームで観察。この辺は北端の朝日岳〜雪倉岳〜鉢ヶ岳あたり
2022年05月10日 11:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ゴタテの峰々を北からズームで観察。この辺は北端の朝日岳〜雪倉岳〜鉢ヶ岳あたり
左(南)へ振って行くと正面に見えるのは白馬岳でしょう
そこから左手前に伸びるのが小蓮華山の稜線、その先端が白馬乗鞍
画面左には杓子〜白馬鑓〜唐松とゴタテの峰々が続いて行く
2022年05月10日 11:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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左(南)へ振って行くと正面に見えるのは白馬岳でしょう
そこから左手前に伸びるのが小蓮華山の稜線、その先端が白馬乗鞍
画面左には杓子〜白馬鑓〜唐松とゴタテの峰々が続いて行く
白馬岳を拡大。やはり山頂の形状からして間違いないですね
小蓮華山の稜線もこの方角から見ると、これまでのイメージとはだいぶ違って見える
2022年05月10日 11:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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白馬岳を拡大。やはり山頂の形状からして間違いないですね
小蓮華山の稜線もこの方角から見ると、これまでのイメージとはだいぶ違って見える
白馬岳からさらに南を見ると、右端の杓子岳&白馬鑓から唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍
そして画面左端の爺ヶ岳まで見える。いゃ〜ホントにゴタテの峰々が丸見えで感動です
2022年05月10日 11:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:43
白馬岳からさらに南を見ると、右端の杓子岳&白馬鑓から唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍
そして画面左端の爺ヶ岳まで見える。いゃ〜ホントにゴタテの峰々が丸見えで感動です
画面右の唐松から左下へ伸びる八方尾根。今回も大好きな八方がよく見えて嬉しい♪
そして中央には五竜のアニキ、左には後立山の秀峰・鹿島槍も。みんなカッコいい!
2022年05月10日 11:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:43
画面右の唐松から左下へ伸びる八方尾根。今回も大好きな八方がよく見えて嬉しい♪
そして中央には五竜のアニキ、左には後立山の秀峰・鹿島槍も。みんなカッコいい!
5/2の高妻山の山頂からも見えた八方尾根スキー場を拡大してみる
こちらからだとスカイラインコースが正面に見える。その上が黒菱ゲレンデ
左下に向かって流れるように兎平ゲレンデも見える
もう営業終了だけど、最上部のグラートも含めて上部はまだ滑れそうだ
2022年05月10日 11:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:44
5/2の高妻山の山頂からも見えた八方尾根スキー場を拡大してみる
こちらからだとスカイラインコースが正面に見える。その上が黒菱ゲレンデ
左下に向かって流れるように兎平ゲレンデも見える
もう営業終了だけど、最上部のグラートも含めて上部はまだ滑れそうだ
五竜と鹿島槍のコンビをアップ。こうして見ると改めて高く険しい山なんだと思ってしまう
手前を横切る八方尾根もこの角度から見ると、より長大で立派な尾根だと感じる
2022年05月10日 11:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:44
五竜と鹿島槍のコンビをアップ。こうして見ると改めて高く険しい山なんだと思ってしまう
手前を横切る八方尾根もこの角度から見ると、より長大で立派な尾根だと感じる
唐松岳も超アップ。いつも間近で見ているけれど、こうして遠方から眺めてみると
あの上部の切れ具合いが改めて凄いと思う。そこから下部の唐松沢へ続く
2022年05月10日 11:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:45
唐松岳も超アップ。いつも間近で見ているけれど、こうして遠方から眺めてみると
あの上部の切れ具合いが改めて凄いと思う。そこから下部の唐松沢へ続く
双耳峰の鹿島槍。こちらからだと北峰の北壁とその下のカクネ里雪渓も少し見えるけど
意外にもそれほどの迫力は感じない。やはり手前を横切る遠見尾根から見るのが一番だね
2022年05月10日 11:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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双耳峰の鹿島槍。こちらからだと北峰の北壁とその下のカクネ里雪渓も少し見えるけど
意外にもそれほどの迫力は感じない。やはり手前を横切る遠見尾根から見るのが一番だね
さらに南を見ると右端の五竜から中央に鹿島槍、そして左端の爺ヶ岳まで
あの辺の絶景稜線を縦走した時のことを思い出すなぁ…
2022年05月10日 11:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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さらに南を見ると右端の五竜から中央に鹿島槍、そして左端の爺ヶ岳まで
あの辺の絶景稜線を縦走した時のことを思い出すなぁ…
これは自分で撮っておいて何だか分からないのですが、
画面右寄りに写っているのはどうやら槍ヶ岳みたい
というか、実は雨飾山の山頂から槍まで見えていたのか??
2022年05月10日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:47
これは自分で撮っておいて何だか分からないのですが、
画面右寄りに写っているのはどうやら槍ヶ岳みたい
というか、実は雨飾山の山頂から槍まで見えていたのか??
そしてこちらは西〜北西の方角。北アの北端から親不知まで続く栂海新道の山々
どこまでも続く清々しい青空と日本海。もう最高の気分だね♪
2022年05月10日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そしてこちらは西〜北西の方角。北アの北端から親不知まで続く栂海新道の山々
どこまでも続く清々しい青空と日本海。もう最高の気分だね♪
糸魚川市街と日本海へ注ぐ姫川を拡大してみる。太平洋側に住んでいる者としては、
こうして山から日本海が見えると「遠路遥々ここまで来たなぁ…」と実感してしまう
2022年05月10日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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糸魚川市街と日本海へ注ぐ姫川を拡大してみる。太平洋側に住んでいる者としては、
こうして山から日本海が見えると「遠路遥々ここまで来たなぁ…」と実感してしまう
さらに時計回りで見てみると、北には頚城駒ヶ岳や鬼ヶ面山などの海谷山塊
日本最後の秘境、日本のグランドキャニオンと呼ばれている山域だそう
2022年05月10日 11:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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さらに時計回りで見てみると、北には頚城駒ヶ岳や鬼ヶ面山などの海谷山塊
日本最後の秘境、日本のグランドキャニオンと呼ばれている山域だそう
雨飾山の山頂部分は小さな双耳峰となっており、石仏のある北峰から
南峰を見るとこんな感じです。距離は40mほど、山頂標柱のある南峰にも行ってみます
2022年05月10日 11:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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雨飾山の山頂部分は小さな双耳峰となっており、石仏のある北峰から
南峰を見るとこんな感じです。距離は40mほど、山頂標柱のある南峰にも行ってみます
北峰と南峰の間に”カタクリ”がチラホラ咲いていました
清々しい青空の下、貸切の静かな山頂で見るカタクリ。キレイだったな…
2022年05月10日 11:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:50
北峰と南峰の間に”カタクリ”がチラホラ咲いていました
清々しい青空の下、貸切の静かな山頂で見るカタクリ。キレイだったな…
カタクリを愛でながら南峰に到着。ここからも後立山連峰の山並みが一望できます
ちなみにこの山頂標柱は表裏ともに山名の表記があります
2022年05月10日 11:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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カタクリを愛でながら南峰に到着。ここからも後立山連峰の山並みが一望できます
ちなみにこの山頂標柱は表裏ともに山名の表記があります
南峰からは天狗原山と金山のコンビが丸見え
左奥に見えるピークは焼山、そのさらに奥は火打山かな
2022年05月10日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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南峰からは天狗原山と金山のコンビが丸見え
左奥に見えるピークは焼山、そのさらに奥は火打山かな
ちょっと拡大。位置と方角からして左手前が焼山で右奥が火打山で間違いないと思う
今夏はテント担いで、あの先にある妙高山から火打山〜焼山と合わせて歩きたい
2022年05月10日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ちょっと拡大。位置と方角からして左手前が焼山で右奥が火打山で間違いないと思う
今夏はテント担いで、あの先にある妙高山から火打山〜焼山と合わせて歩きたい
こちらは今辿ってきた笹平の雪原。笹原の上を悠々と直進できるのも積雪期ならでは
2022年05月10日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらは今辿ってきた笹平の雪原。笹原の上を悠々と直進できるのも積雪期ならでは
南峰から北峰を見るとこんな感じ。本当に目と鼻の先ですぐに着きます
小さいながらも双耳峰なので「猫の耳」と呼ばれているんだそう
2022年05月10日 11:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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南峰から北峰を見るとこんな感じ。本当に目と鼻の先ですぐに着きます
小さいながらも双耳峰なので「猫の耳」と呼ばれているんだそう
標柱には募金箱も。登山道整備などに使われるとのことだったので、気持ち程度ですが入れさせていただきました
2022年05月10日 11:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:58
標柱には募金箱も。登山道整備などに使われるとのことだったので、気持ち程度ですが入れさせていただきました
だ〜れもいない独り占めの山頂。しかも快晴微風で心地よい♪
北アの壮大な山並みを眺めながらゆっくり寛げました(^^)
2022年05月10日 12:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:01
だ〜れもいない独り占めの山頂。しかも快晴微風で心地よい♪
北アの壮大な山並みを眺めながらゆっくり寛げました(^^)
貸切の山頂で適当な置台もなかったので、ザックの上にカメラを置いてパチリ
自身初の頸城山塊・雨飾山。山頂からの大パノラマも含めて良いお山でした☆
2022年05月10日 12:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:14
貸切の山頂で適当な置台もなかったので、ザックの上にカメラを置いてパチリ
自身初の頸城山塊・雨飾山。山頂からの大パノラマも含めて良いお山でした☆
記念撮影も終えて、山の神にご挨拶して下山します。帰路の無事もお祈りしました
2022年05月10日 12:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:20
記念撮影も終えて、山の神にご挨拶して下山します。帰路の無事もお祈りしました
最後は後ろ髪を引かれる思いで後立山連峰の山並みを端から端まで一望しました
さようなら。またこの山域から皆さんの姿を眺めにくるからね(^^)
2022年05月10日 12:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:22
最後は後ろ髪を引かれる思いで後立山連峰の山並みを端から端まで一望しました
さようなら。またこの山域から皆さんの姿を眺めにくるからね(^^)
笹平の下にある急斜面の雪稜はバックステップのクライムダウンで下降しました
ステップは所々ありましたが、日中の昇温で緩みまくって使いものにならず
結局は自分のキックステップで足場を確保するのが一番安全で安心な状況でした
2022年05月10日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:55
笹平の下にある急斜面の雪稜はバックステップのクライムダウンで下降しました
ステップは所々ありましたが、日中の昇温で緩みまくって使いものにならず
結局は自分のキックステップで足場を確保するのが一番安全で安心な状況でした
この辺も決して雪壁というほどではないのですが、午後の緩んだ雪質と、
前降りでは恐怖を感じる急斜面だったので、クライムダウンの連続で凌ぎました
(正直、スキー板があればそれほど怖くないくらいの急斜面です)
2022年05月10日 13:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 13:00
この辺も決して雪壁というほどではないのですが、午後の緩んだ雪質と、
前降りでは恐怖を感じる急斜面だったので、クライムダウンの連続で凌ぎました
(正直、スキー板があればそれほど怖くないくらいの急斜面です)
恐怖の雪稜急斜面の下降を終えて「あとは楽チンだ〜」と思いながら歩いていたら
途中でルートロストしていたことに気づき、登り返すハメに…💦
やっぱり雪山で気を抜いているとロクなことがありませんネ…反省です。。。
2022年05月10日 14:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 14:00
恐怖の雪稜急斜面の下降を終えて「あとは楽チンだ〜」と思いながら歩いていたら
途中でルートロストしていたことに気づき、登り返すハメに…💦
やっぱり雪山で気を抜いているとロクなことがありませんネ…反省です。。。
小規模なものも含めて3回ほどルートロストし、30〜40分ほど余計にかかりましたが、
特にケガもなく無事に登山口まで帰還しました。あとは林道を3kmほど下って終了です
2022年05月10日 15:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 15:51
小規模なものも含めて3回ほどルートロストし、30〜40分ほど余計にかかりましたが、
特にケガもなく無事に登山口まで帰還しました。あとは林道を3kmほど下って終了です
雪に覆われた林道の途中で見事な桜が咲いていました
撮影中のカメラマン曰く「恐らくこれが日本一遅咲きの桜じゃないか」と、
登山なのにちょうど満開に当たってラッキーだったねと言っていただきました
2022年05月10日 16:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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雪に覆われた林道の途中で見事な桜が咲いていました
撮影中のカメラマン曰く「恐らくこれが日本一遅咲きの桜じゃないか」と、
登山なのにちょうど満開に当たってラッキーだったねと言っていただきました
桜を観たり、途中の水場でアイゼン洗ったりしながら今日も無事に下山しました
自身初となる残雪の雨飾山。ちょっと怖い場面や道迷いなどもあったけど、
山頂からの大展望とひとり静かな山歩きを存分に楽しめて大満足の一日でした☆
2022年05月10日 16:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 16:43
桜を観たり、途中の水場でアイゼン洗ったりしながら今日も無事に下山しました
自身初となる残雪の雨飾山。ちょっと怖い場面や道迷いなどもあったけど、
山頂からの大展望とひとり静かな山歩きを存分に楽しめて大満足の一日でした☆
最後に駐車場から山頂方面を望む
さっきまであの頂に立っていたのかと思うと非常に感慨深いものがありますね
2022年05月10日 16:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 16:46
最後に駐車場から山頂方面を望む
さっきまであの頂に立っていたのかと思うと非常に感慨深いものがありますね
小谷村の”サンテインおたり”で入浴を済ませ、食事は中央道の岡谷SAにて
牛肉そばと野沢菜ミニチャーハンに温泉卵を追加(必殺のダブル炭水化物メニュー!)
そばのあっさりスープとその塩分が身にしみてウマウマでした〜(^^)/
2022年05月10日 20:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 20:42
小谷村の”サンテインおたり”で入浴を済ませ、食事は中央道の岡谷SAにて
牛肉そばと野沢菜ミニチャーハンに温泉卵を追加(必殺のダブル炭水化物メニュー!)
そばのあっさりスープとその塩分が身にしみてウマウマでした〜(^^)/
撮影機器:

感想

 
GWの5月2日に登頂した高妻山。この山は自身初となる北信越山域での山行でしたが、この時の山頂から見えた異形の山容が非常に印象的だった雨飾山。
そこで今回の山行は前回と同様に自身初の山域ということで、頸城山塊と日本百名山の一座でもある雨飾山へ行ってきました。

未踏の山ということ、そして残雪期ということもあるので、積雪期限定のルートがあるのかなど、十分な下調べをしようとヤマレコで雨飾山のレコを検索してみると、まさかのGW山行の記録無し。一番近いものでも4/17の記録までしかない。「・・・ん?マジか??」という感じでしたが、それではヤマップはどうかなと、実はこれまで殆ど閲覧したことのないヤマップを覗いてみたところ、普通にGWの山行記録が数本あがっていました。「この差は何なの?」と思いつつも、ありがたく参考にさせていただき今回の山行で大変役立ちました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

そんなことで実行に至った雨飾山登山でしたが、この日は予報通りの晴天に恵まれ、山頂からは360°の大パノラマを存分に楽しめました。前回の高妻山では厚い雲がかかりよく見えなかった後立山連峰の峰々も全開状態でお出迎えです♪
まぁ、前回は雲で見えなかったとはいうものの、どれがどの山なのかは何度も登っているお蔭で、心眼ではありませんが山腹さえ見えれば大体の位置関係でどの山なのか分かりました。
しかし今回は南の爺ヶ岳付近から北は朝日岳辺りまで、南北に連なる壮大な山並みをこの目で一望できました。それはまさに壮観。そして煌びやかなスター揃いでさすがの後立山連峰だと改めて実感したのでした。
北西から北に目を向ければ栂海新道の山々から青々とした日本海、糸魚川市街もよく見えます。こうして貸切の静かな山頂から海や下界を眺めていると日々の喧騒を忘れて心晴れやかな清々しい気分になります。また山上から見下ろす圧倒的な高度感と、そこからくる壮大な景観は言葉にならないくらいの素晴らしいものでした。
さらに北には頚城駒ヶ岳や鬼ヶ面山などの海谷山塊も見えます。この山域は日本最後の秘境とも言われているようで、未開の山という雰囲気にちょっと惹かれるものを感じました。(でもこの手の山の現実は藪メイン?で結構キツイんだろうなぁ…💦)
北から時計回りで巡ると東にはお隣の山で大迫力の天狗原山と金山のコンビが丸見えです。その左奥には焼山、さらに奥は火打山のピークもチョコンと見えました。今夏は以前から温めていた計画で妙高から火打、できれば焼山までの稜線をテント泊で歩いてみたい。今回の山行でこの山域の魅力を肌で感じたので、今年の夏はこの計画を必ず実行しようと思いました。
前回の高妻山と今回の雨飾山山行で北信五岳や頸城山塊周辺の山並みや実際の雰囲気など、その一端を知ることができました。この山域も個性豊かで素敵な山が多いですね。再訪してまだ未踏の山を踏んでみたいと思える魅力的な山域でした。

そんなことで、お天気にも恵まれて絶好のコンディションで登ることができた雨飾山でしたが、頸城山塊の山は今回の雨飾山がまだ一座目。
自宅から遠いだけに中々難しい面はありますが、今後は好機を逃さずにこの魅力溢れる山域を再訪したいと思います。
 

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コメント

キター(・∀・)雨飾山〜!
キャンプ場に泊まってね、新緑の時に行きたい〜って思ってたのですが、先越された(笑)
やっぱりなかなか長いルートですねぇ。
私でも行けるかしら?
360度のパノラマ!羨ましいったらありゃしない。あぁ!行きたい!!
2022/5/13 21:04
ochadaさん
雨飾山よかったですよん(^−^)
雪が無くなればあの登山口のあるキャンプ場からなので、往復で10km切るくらいですから。行程的にも一般的な登山になりますよ。
ヤマレコのガイド的な記録を見ると秋がおススメみたいです。樹林帯の紅葉が素晴らしいって書いてありましたよ。山頂からの大パノラマも最高なので、ぜひぜひ行ってみてください。
2022/5/13 22:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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