アドベンチャーレース(奥多摩)への初参戦



- GPS
- 08:19
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,929m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:20
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
その他周辺情報 | 河辺温泉(ナイトタイム580円)、華の舞4000円 |
感想
初めてアドベンチャーレース参戦。新たな体験嬉しさと同時に山の怖さを知るほろ苦い思い出となった。
■参加のきっかけ
ある練習会の帰りの電車、今回のチームメンバーMとアドベンチャーレースの話になった。海外でのレース経験がある彼女は、日本でも出て見たいけど、二の足を踏んでいるとのことだった。私もちょうど興味があったので、意気投合、出よう!ということになった。
■レース模様
おおまかな流れは以下の通り。
・集合(受付(誓約書提出)、荷物検査、健康申告、チーム写真、MTBレンタルして、置き場所に持っていく)
・準備(荷物確認、朝食)
・ブリーフィング
・スタート
・ことわざゼスチャーゲーム
・MTBでスタート
・CT1→CT2川岸ギリギリにあり→CT3トンネル脇
・CT5→CT4カヤック
・CT6にMTBを置いて山へ
・CT7でチェック
・CT9登山道沿い→CT8・10斜面を降りて、足元が柔らかいところでウロウロトラバースしながら、かなり迷ってゲット。でもこれらがダミーじゃないかどうかは結局わからずじまい
・CT11:地形が分かりやすいところにあったので、難なくゲット。登り返がキツかった。
CT12:結局、ここには辿り着けなかった。
CT13:ここにはたどり着いた。違う形で。
■反省点
・地図読みのスキルアップが必要だった。
・地形図から目標物にだとりつくスキル。
・早めの意識合わせ(ある時点で〇〇なら〇〇する、等)
・17:00にCT12につけないと分かったらすぐに、GPSを使ってCT12を目指せたばよかった。
・事務局電話番号の写真撮影。
■よかった点
・1人では参加しにくい初めてのアドベンチャーレースに参加できた。
・カヤックという新しいアクティビティを経験できた。
・登山道以外を歩く経験
・地図読みの重要性に気づけた。
・自身の登山スキルの弱い点を再認識できた。
■110通報
CT12に向かうため、足元が柔らかいズブズブの斜面を降りるも、なかなか先が見えない中、時間は経過しあたりは薄暗くなっていった。このまま降りれるのか??降り続けてだいっじょうぶなのか?登山の鉄則では迷ったら戻れ、迷ったら降りるのではなく登れ、だが、降り続けていいのか。不安なまま、10分ぐらい降りる。
「この状況を事務局に知らせておこう」
と思ったら、パスポートがない。斜面を降りているうちにどこかで落としたのかもしれない。事務局の番号がわからないなら、主催の会社に電話しておこうとネット検索して17:14固定電話に電話するも留守番電話。なぬー、こりゃヤバい!!
そしたら、もうかけるところはひとつしかない。17:16に110をダイヤルした。
「事件ですか、事故ですか」テレビで見たことがある受け答えだ。緊迫した感じになってきた。「事故というか山での道迷いで」
その後、奥多摩でアドベンチャーレースをしていること、事務局に電話したいが電話番号をなくしてしまったこと、2名で、怪我はないことを伝えた。
「位置をとっていますので、動かないで」
携帯電話の位置から、GPS計測できるようだ。
「救急隊を派遣したので、目印になるものがあるところについたらまた電話ください」
電話を切って、尾斜面を登り返して稜線に出ることにした。
17:22事務局から着信あり。
「警察に電話かけた方ですか」「そうです」「事務局の●●です」
近くにいるとのことだったので、GPSで落ち合う尾根を確認しお互い相手のいる場所に向かうことに。
そんなときに「〇〇さーん」とどこかから叫ぶ声が。
ザックについている笛を思い切り吹いて応えた。
なんと警察の山岳救助隊の方がこちらに向かってきた。事情を説明し、一緒に尾根を登ることになった。体力はまだまだ十分にあったので、ガシガシと斜面を登り、稜線に出ると事務局方が待ってくれていた。
警察や消防の車両が止まっている山ノ神付近で名前や住所等を書いて、事務局の車でゴールのある奥多摩総合運動場に帰着。あたりはすっかり暗くなっていた。
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