悪沢岳、敗退(千枚小屋情報も)
- GPS
- 32:30
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,231m
- 下り
- 2,351m
コースタイム
7/19 5:10千枚小屋-5:49千枚岳-6:30丸山-7:16千枚小屋-7:38駒鳥池-8:29見晴台-9:00清水平-10:39鉄塔付近-12:02椹島-14:50中ノ宿吊り橋
天候 | 雨時々曇り。時に強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは、危険箇所なし。千枚岳より荒川三山方面の稜線は、ガレてて歩きにくい、ヤセ尾根。 |
写真
感想
約20年振りの南アルプス。高校時代に甲斐駒・千丈に行ったきり南アルプスとは御縁がありませんでした。別に避けていた訳では、ないんだけど…
今回の南アは、本来荒川三山-赤石岳縦走の予定でしたが、悪沢岳に向かう稜線が強風のため敗退しました。ピークを踏んだのは、千枚岳のみです。
7/17 ほぼ一日かけて椹島まで行く。高速1000円じゃないのにぃ。椹島の幕営地、儲かっているのかとても立派。トイレは、水洗。夜は、人が入ると自動的に電気がつきます。そこら辺のキャンプ場に劣りません。ここから山を始めたらと思うと…。今回は、1〜2人用のゴアライトとツェルトの組み合わせ。テントに人が寝てツェルトに荷物を置くというパターン。まぁ、思ったよりイケる感じでした。
7/18
昨日から降っていた雨は止まず。ここにいても仕方ないので、千枚小屋に向かうことに。雨の中の山行ほどツライものはない。景色は見えないので、黙々と登るしかない。椹島を出て、鉄橋の横の沢沿いを詰めていく。苦手な吊り橋が一か所あり、そこを渡ると本格的な登りに差し掛かる。時折、林道を横切り。林道を走る工事車両のエンジン音を聞きながら登っていく。清水平付近まで来ると、もう林道は近くを走っていないのかエンジン音も聞こえなくなってくる。まだ、少し雨は降っている。せめて、テン場に着くころには止んでほしいものだ。黙々と霧の中を登っていくとやっと今日の幕営地千枚小屋に着く。着いた頃には、雨は止んでいた。テントを組み立て、荷物の整理をしたら、かなり早いが晩御飯の支度。晩御飯は、レトルト食品のマーボ丼と中華丼。久しぶりに山で真面目に米を炊く。最近は単独ばっかだったからな。ご飯を食べ終わり、梅酒を飲みながらラジオを聴いていた。夕方になり横になっているといつ間にか寝ていた。
7/19
朝3時半頃に目が覚める。外はまだ暗い。たぶん静岡の街の明かりだと思うのだが、遠くに見えていた。暗い中、朝ごはんの支度。今日は、9時間くらいの行程の予定。朝ごはんは、単独時におなじみのジフィーズ。今朝は、ちらし寿司。意外においしくて驚いた。ご飯を食べ終わる頃には、多少明るくなってきて朝焼けも見えてくる。撤収準備を終え、いざ歩き始めると頭が隠れた富士山がよく見えた。とりあえず、千枚岳に向かうことに。千枚岳に向かう途中からガスの中に入る。千枚岳につき、次は悪沢岳に向かうが稜線に出たとたんに強風が吹き荒れていた。がんばって、丸山の途中まで進むがパートナーと相談して撤退することに。ちょっと強風は怖いかな。何度か風に煽られたし、パートナーはちょっと浮いたって言ってた。ここから一気に椹島まで下ることに決定。あとは、黙々と下っていくだけ。途中、登ってくる人に何人か出会ったが明日は天気がいいとのこと。まぁ、下り始めたら仕方ない。もうどんどん下っていこう。途中、雨が降ったり止んだりの中下って行きお昼には椹島に着くことができた。小屋で1泊もしていなかった為に椹島から歩くことになる。ちょっと、納得いかないが仕方ない。さらに林道を歩いて行く。今日は10時間行動。近年まれに見る行動時間だった…
おまけ(千枚小屋情報)
椹島でテント泊した時に、千枚小屋の仮設小屋を建設しているお兄さんと話をする機会がありました。お兄さんたちは、林道を詰めに詰めて千枚小屋まで30分しか歩かないみたいです。先週末に解体作業が終わり、22日に資材を搬入して建設し始めて7月25日から開業すると言ってました。バスの運ちゃんによるとおおよそ100人収容できる小屋のようです。仮設小屋を2,3年使うようなことも言ってました。ちょっとした情報ですけどご参考になれば
某南アスペシャリストのIさんも
塩見にいって苦労されたようです。この連休。
ツェルトに荷物しまうってよさそうですね。
家の自分の部屋もそうですけど、なんでも床に直置きすると
狭く感じちゃうので。
あのお姉さんが浮いたくらいの風ってことは最低でも20m/sくらい吹いたでんしょう。
9月にリベンジしますかー。
あの時期晴れるのか(・・;
最低な天気の連休でしたね。
全国各地で雨だからどこ行ってもヤナ感じでしょう。
私も岩木山を目の前にして帰りましたが、また来てやるぜ!って気持ちと、またここまで来るのかって気持ちの半々。また行けってことであきらめるしかないですよね。撤退は好判断だと思います。一人だと強行できたりしますから、複数だったのも良かったかもしれないですね
ツェルト、便利です。意外に役に立ちました。しかし、今回は風が強くなかったから使えたような気がします。
リベンジは、必ずしなくては…
独りだと強行してたかもしれません。実際、姉さんは独りだったら強行してたって言ってました。う〜ん、やはり独りだとそういう判断になっちゃうんだろうなぁ。危ないよね
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