角田山で花探し

2022年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: 05:14
• 距離: 6.3km
• 登り: 531m
• 下り: 551m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:37

10:15 角田浜バス停
11:11 11:14 角田岬灯台
13:49 13:49 灯台コース分岐点
13:54 13:54 三望平園地
14:19 14:29 角田山
14:48 14:55 観音堂
15:07 15:13 角田山
16:21 16:23 桜尾根登山口
16:52 角田妙光寺入口バス停

天候

曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
上越新幹線とき303号→燕三条駅8:48着/9:02発→吉田駅9:15着/9:19発→巻駅9:30着/9:47発（にしかん観光周遊グルーンバス：左周り）-角田浜BS10:10着

【復路】
角田妙光寺入口BS17:01発（新潟交通観光バス）→巻駅17:27着/18:26発→吉田駅18:38着/18:42発→燕三条駅18:53/19:06（上越新幹線とき344号）→東京方面へ

にしかん観光周遊グルーンバス（運行日注意！）
https://www.niigatawestcoast.jp/bus
尚、以前、運行されていた「角田山周遊登山バス」の時刻表がネットでは表示されるが、現在は運行されていないので注意が必要！

新潟交通観光バス（巻−間手橋−角田妙光寺入口　線）
https://www.niigata-kotsu.co.jp/~nk-kanko/katahigashi.html
今回登った灯台コースと桜尾根コースは、海水浴場BSが近いが夏季のみの運行で、夏期以外は隣の角田妙光寺入口BSまで歩かなければならない（約1.3km北東側：網元・丸木舟近く）。

角田山山頂のバイオトイレは故障で使用できない。観音堂近くの旧式トイレは使用可能。

写真

5/15 2:00

海からの出発。灯台が見える風景は素晴らしい。
あいにく午前中は曇り。

5/15 1:45

ハリセンジュ（ニセアカシア）
角田浜バス停付

5/15 1:49

コウゾリナ
（海岸線）

5/15 2:04

スナビキソウ
（海岸線）

5/15 2:05

ハマニガナ
砂地に根を張っている
（海岸線）

5/15 2:09

コウボウシバ
（雄小穂）
（海岸線）

5/15 2:10

コウボウシバ
（果実）
（海岸線）

5/15 2:12

メノマンネングサ
丸みのある、赤みを帯びた葉が印象的だ
（海岸線）

5/15 2:14

ツメクサ
ノミノツヅリにそっくりであるが萼の形や葉の形が異なる。
（海岸線）

5/15 2:17

灯台の下のトンネルを超えて西側へ

5/15 2:18

日本海の様子
トンネルを抜けると、断崖の荒々しい景色となる
東側の浜辺と対照的だ

5/15 2:22

オオジシバリ
これより灯台コース

5/15 2:24

コバンソウ

5/15 2:30

灯台まで登ってきた。
灯りのついているときに来てみたいものだ

5/15 2:34

「カタバミ」

5/15 2:43

オニノゲシ

5/15 2:48

ハマナス

5/15 2:56

コバンソウのアップ
NHKの動物番組、「ダーウィンが来た!」のヒゲじいに似ている

5/15 11:28

スイバ

5/15 11:31

マユミ
（雄花）

5/15 11:32

ナワシロイチゴ

5/15 11:41

フジ
これは尾根のあちらこちらで咲いていた

5/15 11:48

ヒョウタンボク

5/15 1:47

ヒョウタンボクの果実
まだ赤く熟していない
（撮影は海岸線）

5/15 11:50

灯台から少し上ったところにピークがあり、三角点発見
四等三角点（基準点名：角田岬）

5/15 11:54

ヤマイバラ

5/15 12:04

ホタルカズラ
終盤となっている

5/15 12:12

メノマンネングサ
砂浜でも見つけたが、このような岩場にも群生している。

5/15 12:13

ピーク（296m）への登山道
急な角礫岩の岩場と階段の登山道が続く。

5/15 12:15

アサツキ
まだ開花していない。

5/15 12:20

ノアザミ
白い花粉がきれいだ

5/15 12:21

カシワ
（雄花）

5/15 13:02

ニホンタンポポ（種類は不明）
西洋タンポポはいくらでも見てきたが、日本タンポポは初めて

5/15 13:05

イタヤカエデ
翼果

5/15 13:11

ピーク（296m）を過ぎると、岩場と階段から解放され、登山道は樹林帯になる。

5/15 13:11

ツクバネウツギの群生

5/15 13:11

ツクバネウツギ

5/15 13:35

ヤマツツジ

5/15 13:40

タチシオデ

5/15 13:59

オオサワハコベ

5/15 14:06

ウラジロヨウラク

5/15 14:06

ウラジロヨウラク

5/15 14:08

ガマズミ

5/15 14:14

絞め殺されそうな樹
この山域ではこんな光景をよく見た

5/15 14:18

ミヤマカラマツ

5/15 14:19

角田山山頂
「かくたやま」ではなく「かくだやま」と読むことを初めて知る

5/15 14:19

二等三角点（基準点名：角田山）
国土地理院の25000分の1地図に、角田山山頂には三角点マークがないが、存在していた。
尚、同院の基準点成果等閲覧サービスには記載されている。

5/15 14:32

ニョイスミレ
ここからは山頂から観音堂間の花

5/15 14:32

タニウツギ

5/15 14:34

ツクバキンモンソウ

5/15 14:37

ニガイチゴ

5/15 14:45

シャガ

5/15 14:46

エチゴキジムロ

5/15 14:50

観音堂から越後平野
画面上部は日本海

5/15 15:05

「すみれ」
この山域のすみれは同じ株からでも大型の花がそんざいする。
このスミレはアメリカスミレサイシンくらいの大きさだった。

5/15 15:27

ラショウモンカズラ
桜尾根コース

5/15 15:31

マムシグサ
桜尾根コース

5/15 15:39

オククルマムグラ
桜尾根コース

エビネ
桜尾根の最後に登場
桜尾根コース

5/15 16:25

朝、出発した角田浜まで戻ってきた。
水平線の向こうに見えるのは佐渡島。
こうしてみると大きいと感じた。

5/15 16:25

ハマヒルガオ
ここからは海岸線

5/15 16:26

マルバアキグミ

5/15 16:30

ヤハズエンドウ
（カラスノエンドウ）

5/15 16:35

シロバナマンチマ

5/15 16:36

ハマエンドウ
（青紫色）
砂地に根を生やしている

5/15 16:36

ハマエンドウ
（赤色）
砂地に根を生やしている

5/15 16:41

オドリコソウ

5/15 16:53

シャリンバイ

5/15 16:54

クサフジ
角田妙光寺入口BS付近

5/15 16:56

マンテマ
角田妙光寺入口BS付近

5/15 16:55

シラン（シロバナの品種）
始めて見た。
角田妙光寺入口BS付近

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

四等三角点

前回、上越国境を越えた坂戸山へ行き、面白い植物を見つけることができたので、今回はさらに足を延ばして日本海に面した角田山を選んだ。
ここは早春にミスミソウ（ユキワリソウ）とカタクリを過去に3回見に来ている。
今回はそのあとの季節である。

特に海岸線が近いことから、海岸線特有な植物を見つけることができた。
灯台コースは次々にいろいろな植物が現れるので、相当時間をとってしまった。

一方、下山に使用した桜尾根コースは早春のような派手さはないものの、灯台コースにない花を見つけることができた。
草におおわれて目立たなかったが、ミスミソウ（ユキワリソウ）の三角形の葉が息をひそめて隠れていた。来年見に来るからねといった気持になった。

電車、バスの時間がうまく合い、東京から日帰りできたのはよかった。
平日になるとバスの便が悪くなるので、レンタカーか、タクシーが必要になる。