白山の大展望 笈ヶ岳

2022年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,678m
• 下り: 1,668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:56
• 休憩: 1:29
• 合計: 12:25

4:03 中宮温泉ビジターセンター
4:31 4:41 ジライ谷出合
5:49 5:59 ジライ谷ノ頭
7:44 7:50 冬瓜山
8:31 8:36 シリタカ山
9:40 9:43 中宮ルート分岐
10:06 10:06 小笈ヶ岳
10:19 10:55 笈ヶ岳
11:25 11:25 中宮ルート分岐
12:15 12:18 シリタカ山
15:44 16:00 ジライ谷出合
16:28 16:28 中宮温泉ビジターセンター
16:28 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R156で郡上市白鳥。R158を大野市方面、R157を勝山市方面へ。白山市の道の駅瀬女でR360に入る。白川郷に向かって約8kmで白山白川郷ホワイトロードゲート前。

コース状況／危険箇所等

要所にはピンクテープが念入りにほどこされていたり、やぶみちもうっすらトレースがあったりしたので、なんとなくわかりました。

とは言えやぶはやぶで手ごわく、雪道が途切れると必然的にやぶとのミックスになったので、履いたままのアイゼンとポールがひっかかるとなかなか前進できませんでした。ただ、想像していたよりも歩かれているんだなあという印象で、正規ルート（と呼ぶのかわからないけど）はお手柔らかなやぶといった感じで、猛烈に跳ね返されたらルートから外れたと理解していいのかなと思いつつ、自分は強行突破しました。

シリタカ山から中宮ルート分岐への道がよくわかりませんでした。尾根とおしで行けばたどりつくだろうと、忠実にキープしていたつもりだったけれど、気づけば崖に迷い込んで二進も三進もいかなくなってしまいました。

危ないと思ってそろりと引き返し、猛烈なやぶを強引にトラバースすると、比較的雪が多くついた急斜面に出たのでそこから稜線めがけてのぼりかえしました。地図上で見ると尾根を左からまわりこむようにして突き上げる感じだったと思います。なんとか稜線に出ると、木の枝の高い位置にピンクテープがあったので、それが取りつき点の目印と判断すれば、ほんとうにここでよいのかと思いつつ這い上がったその道が正解だったような気がします。

山頂への稜線の東側は比較的雪が残っていて、わずかなやぶを除いては快適な雪山歩行ができました。

下山は冬瓜平経由で戻ろうと考えていましたが、見おろしてもルートどりがよくわからなくて、迷いそうだと思ってのぼりの尾根道を引き返しました。GPSをお持ちの方であれば問題なく2つのピークを省エネでトラバースできるのではないでしょうか。

写真

5/15 3:39

ゲートは閉まっている。

5/15 3:41

料金所までは可。

5/15 4:03

中宮ビジターセンターからスタート。

5/15 4:06

登山者以外に来る人はいなさそう。

5/15 4:12

第1トンネル。

5/15 4:20

第2トンネル。

5/15 4:30

いたら怖い。

5/15 4:31

トイレがあったけど怖くて中は見なかった。

5/15 4:41

渡渉は問題なし。

5/15 4:51

普段トラロープに手をかけることはほとんどないけど、頼らざるを得ない箇所多数。

5/15 5:21

あれが笈ヶ岳さんかしら。

5/15 5:24

左に道がついている。

5/15 5:49

ジライ谷の頭からのながめ。

5/15 5:59

急登なのであっという間に標高が上がる。

5/15 6:03

ときどきタムシバさん。

5/15 6:54

山毛欅尾山さんからの道に合流。

5/15 7:08

雪が現れたのでさっそく装着。

5/15 7:15

右手には霊峰。

5/15 7:26

うれしい雪道かと思ったらすぐさまやぶ。

5/15 7:35

思わず脱ぐ。

5/15 7:41

冬瓜山さん直下の直登。

5/15 7:44

視界がひらけ、左手に冬瓜平を見下ろす。

5/15 7:44

霊峰はまだ白が濃い。

5/15 7:45

冬瓜山さんについた。

5/15 7:47

いちばん高いとこがめざすいただき。

5/15 7:52

戸隠風。ここは立てる。

5/15 7:59

履いたり脱いだりいそがしい。

5/15 8:06

これくらい雪があると歩きやすい。

5/15 8:09

左手を樹間から。

5/15 8:09

ズームアップでぴょこぴょこと笈ヶ岳さんと小笈ヶ岳さん。

5/15 8:10

右側も樹間から。

5/15 8:10

ズームアップ。

5/15 8:22

やぶになると途端に歩きにくい。

5/15 8:31

シリタカ山さんにとうちゃく。

5/15 8:33

山頂からのながめがすばらしい。

5/15 8:34

こんなにひらけてるのにたっぷりと雪がある。かなりつもっているのかな。

5/15 8:54

カメラをレベルに保って撮った実際の角度。

5/15 8:55

このあと、写真右端のP1716（中宮ルート分岐）に向かってつめていけばいけばよいかなと思ったら行き詰まった。

5/15 9:06

雪庇らしきものは見られなかった。

5/15 9:14

この日は一日中閉じていた様子。

5/15 9:39

最後の稜線に乗る寸前に雪解けによる水場があった。ちなみにここもやぶの中。

5/15 9:43

はいあがって出たところの枝にピンクテープがある。一応の正規ルートなのかな。

5/15 9:45

この程度のやぶならかわいい。

5/15 9:49

ビクトリーロード。

5/15 9:53

ふきだまるとまだだいぶ残っている。

5/15 10:05

やぶ飽きた。

5/15 10:06

小笈ヶ岳さん山頂はなにもない。

5/15 10:12

最後もやぶだった。

5/15 10:23

5/15 10:30

さくらが咲いてた。

5/15 10:31

山頂からの眺め。

5/15 10:31

霞んでるけど彼方に御嶽山さん。

5/15 10:31

おなじく乗鞍岳さん。

5/15 10:31

劔岳さんから穂高連峰。

5/15 10:31

大笠山さん。

5/15 10:31

金沢平野。

5/15 10:37

今日こそ高カロリーペプシ。

5/15 10:50

一筆箋在中。

5/15 10:50

5/15 10:52

5/15 11:09

帰ろう。

5/15 11:30

下降点がわからなくてさまよう。

5/15 11:53

この斑な感じもよい。

5/15 11:58

笈さんを背に。

5/15 12:15

シリタカ山さんまでもどった。

5/15 14:18

いわうちわさん。

5/15 15:08

ふじさんも咲いてる。

5/15 16:07

にりんそうさん。

5/15 16:07

すき。

5/15 16:40

ゴール。

5/15 16:45

5/15 16:50

ビジターセンター駐車場。車中泊不可とも言われているようだけど実際はできそうな気配。

5/15 16:59

ちゃりんこでこの信号待ちは初。

5/15 17:09

5/15 17:22

5/15 17:22

夜半前に着いたのでゲート前にとめた。

5/15 17:30

5/15 17:33

激やぶの洗礼。

5/15 17:35

われながらこうして写真で見るとひく。

5/15 18:00

道の駅瀬女に寄って帰った。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

装備

個人装備

ドライレイヤー 長袖シャツ フリース パンツ くつ下 手袋(予備２) 雨具 くつ ザック 昼食 行動食 非常食 ごみ袋 ハイドレーション 給水用ソフトボトル バーナー ガスカートリッジ ライター メスティン 地図 高度計 コンパス ヘッドランプ (予備1) 乾電池 クランポン ポール アックス トイレットペーパー 携帯電話 タオル サングラス カメラ 三脚 ラジオ 鈴 ツェルト 細引き ヘルメット

感想

IwIwab

まえから行きたいなあと思っていたけど、チキンなのでなかなか腰が上がらなかった。

道のない山だと聞いて、いつものようにビビりながら登ってたけど、行ってよかったと思えるよいお山だった。

一期一会の出会いもむっちゃうれしかった。また行きたいなって思った。

コメント

yoshimuuu

先日お話しさせて頂いたものです！
この日はlwlwabさんだけ登頂✨本当におめでとうございました😊そしてたくさんの楽しいお話をありがとうございました！これからもお互い楽しい山歩きをしていきましょー！！またどこかのやまで👋

ちなみに…昨日私も再度笈ヶ岳にお邪魔させて頂き無事山頂標柱に会う事ができました！

IwIwab

不躾にも長い時間おつきあいいただき、こちらこそありがとうございました。掛け値なく楽しい登山となり感謝いたします。

無事登頂されたのですね。前回引き返した先の道はいかがでしたでしょうか。決してお手軽な山ではありませんが、その分登頂した充実感はひとしおですね。自分ももうすこし雪の多い時期にあらためて行けたらなと感じました。

僭越ですが、お話しをお伺いしてyoshimuuuさんとは好きなものが共通しているような気がして、親近感というか、ほんとうにうれしい気持ちになりました。こんな出会いがあるから登山はやめられません。

北海道のお山にお詳しい様子で案内していただきたいくらいです。どこかで出会えることをこころより楽しみにしています。この度はありがとうございました！

追伸　一緒に撮らせていただいた写真ですが、データでも現物でも送るのは手間ではないので、希望があればお気軽におっしゃってください。ちなみにとても良い感じに写っていると感じました。たいせつにしますね。

はむぴ

お疲れ様でした。同じ日、カモウリ平を散策するだけの山行をしたものです 笑

体力を付けて出直します。
あ、一緒に撮らせていただいた写真はどうしましょう。

IwIwab

おつかれさまでした。また登頂できるとよいですね。赤岳はいかがでしたか。

写真は送りますので、現物もしくはメール添付など、Hamussyさんご希望の送付方法をおっしゃってください。

と思ったのですが、非公開で住所やアドレスをどのようにやりとりできるかを考えていませんでした。何かよい方法があればおしえてください。

はむぴ

翌日思ったほど雪雲が入らなかったので、赤岳は取りやめにしました 笑

メッセージ機能を使ってみようと思います。
届いてますかね…？