山行記録: 台高南部 古川 岩屋谷

記録ID: 4303992

全員に公開

沢登り

大台ケ原・大杉谷・高見山

台高南部古川岩屋谷

2022年05月19日(木) [日帰り]

桃奈々その他1人

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 05:52
距離: 4.8km
登り: 1,266m
下り: 1,277m

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歩くペース

とても速い

0.6～0.7

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 5:52
休憩: 0:00
合計: 5:52

距離 4.8km 登り 1,271m 下り 1,282m

9:37

352分

スタート地点

15:29

ゴール地点

梅雨開け前は、北関東以北は雪が残っているし、手頃な丹沢/奥多摩/奥秩父はかなり登りつくした感があるので、暖かい南紀遠征～(*^^)v
遠隔地しかも平日、なかなか乗ってくる人が居ないのですが、なんとか相方を見つけて出発しました。
足の故障は、完治していないので、日帰り軽めの沢二本立てプラスアルファです。
軽めとは言っても紀伊の沢(*^^)v
東京近郊の日帰りルートとは比較にならない水量豊富な巨瀑、深くて巨大な釜や淵、嵓の間を縫うトリッキーな大高巻が楽しめます。

二日目の今日は、台高で楽に日帰り出来る秀渓古川岩屋谷です。
残置ハーケンは皆無、巻きは踏み跡と言える程明瞭な物は有りません。
遡行図の記述通りには行かない所も多々あり、その分楽しめました。

17日　夜8時出発　奥伊勢PAにて仮眠
18日　相野谷川落打橋～中ノ谷～子ノ泊山～登山口～一ノ滝～四ノ滝
新宮泊
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4301297.html
19日　台高　古川岩屋谷
尾鷲泊
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4303992.html
20日　楯ヶ崎登頂～伊勢神宮内宮/外宮観光

過去天気図（気象庁）	2022年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	●不動滝不動橋右岸からトラバースし分流の滝落ち口に出られます。か細い踏み跡あります。分流の滝上段、遡行図では右岸巻きとありますが、困難そうなので左岸を登りました。藪岩Ⅲ程度です。落ち口左岸の岩峰に出て、懸垂下降5mで落ち口に下降し水流を渡りました。支点は木が有ります。 ●12mの滝右岸の支流にかかる滝に向かってトラバースし落ち口に出て支流左岸を登って巻きます。遡行図では「懸垂下降で12m滝上に出る」となっていましたが、巻き過ぎて銚子の滝の直ぐ下まで巻いてしまいました。歩いて下降水流復帰出来ます。 ●銚子の滝遡行図では「右岸から水流を渡り左岸に」となっていましたが、右岸は滝もその側壁もハングしているし、水流を渡るにしては水量が多いので左岸を巻きました。結構な大高巻になります。トラバースして水流線に近づきリッジに乗ると次の滝を見下ろす位置に出ました。 ●25mの滝左岸のルンゼから巻きます。ルンゼ下部は傾斜が有るように見えましたが、取り付いてみると岩硬く快適に登れます。Ⅲ程度。上部に行くに従い狭くなり堆積物が詰まっていて若干悪いです。右手の側壁に逃げましたが、苔と泥が乗った岩でこちらも悪いです。トラバースポイントは見いだせず、標高で200m程登り植林帯まで巻き上げられて、やっとトラバース出来ました。歩いて下降水線復帰出来ます。 ●V字状の滝左岸のリッジを快適に登れます。Ⅲ程度。落ち口に4m程懸垂下降して上段を登ります。上段はⅡ程度。 ●上流小滝/滑小滝が続きノンビリ遡行していくと河原状になり、やがて左岸に住居跡と思われる石垣が有りました。ここで遡行を打ち切りました。 ●下山杣道住居跡から植林帯を標高で50m程度登ると、石垣で補強された明瞭な杣道に出ました。杣道はトラバースして尾根を越え谷を下る様になるまでは明瞭です。谷に入ると落石で道の形跡は破壊されていて不明瞭になります。気を付けてみていると石段なども出てきますが、70%は落石にかき消されてしまっているという感じです。 ※ 遡行図には40mザイル要となっていましたが、30mザイル一本で足りると思います。(12mの滝で懸垂下降しなかったからかも・・??)
その他周辺情報	宿泊は尾鷲のホテル望月。安いです。食事は、いつもの鬼瓦さん、コスパ最高で地物の海産物がいただけます。昼/夜共にお勧めです。