白砂と苗場を結ぶ分水嶺 西赤沢源頭〜佐武流山〜2107m峰(檜俣川から往復)


- GPS
- 11:06
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,580m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 11:03
天候 | 小雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は倒木がある.檜俣川下降点近くの崩壊地は年々拡大し通れる幅が狭くなっている.檜俣川は雪解けで水量が多い.今回はスパッツ,雨具,スパッツ,シューズカバー の重ね合わせの重装備で渡渉した.深い場所は膝上までの水量だったが,2回の渡渉でも靴下が少し湿る程度で済んだ.登山道の上部は木の根っこで歩きにくい.残雪は1800m付近から目立つようになるが,佐武流山まで登山道が出ている場所も多い. 佐武流山から2107m峰まではやぶ漕ぎが混在している.前半は残雪が多く後半はやぶが出ている場所が多い.稜線上には荒れた踏み跡があり通過をためらうようなやぶ漕ぎは少ない.でも残雪がなくなるとかなり辛いと思う. |
写真
感想
5月4日に野反湖から白砂山を経由し佐武流山を目指したが,途中のやぶ漕ぎに時間がかかり1km手前の2107m峰で引き返した.今回はその1kmの稜線を歩くことが目的の山行.ここは登山道がなく無雪期はやぶ漕ぎになる.前日の天気予報は雨マークだったが,来週は仕事があるので残雪を利用できるのは今週しかない.
予報よりも早く夜明け前から小雨が降っていた.少しだけ止んだが,ほとんどは雨だった.林道が長いので最初は自転車を利用したが,途中に倒木や残雪があり,最後の方は疲れて断念し自転車をデポした.雨は止まず気分は今一つだが,せっかく来たので歩き始めた.でも気力は失せたままで比較的ゆっくり歩いた.
檜俣川は水量が多かった.今の時期にこのコースから佐武流山を登るには増水している檜俣川の渡渉の攻略がポイントと思う.今回はシューズカバー の併用でなんとか靴下が少し湿る程度で渡れた.朝日連峰の分水嶺歩きで多用した方法で,雨具の内外にスパッツを2つ使用するのがコツ.さらに大きなビニール袋を中に入れると完璧になる.使用した後は渡渉地点の木陰に隠しておいた.シューズカバー は軽く折りたたみ式でネットで千円台で購入できる.一番大きなサイズなら登山靴を履いたままでも入ると思う.
佐武流山から2107m峰までは半分以上残雪を利用できた.やぶも荒れた踏み跡がありそれほど大変ではなかったが,踏み跡は雪解けの早い場所に残るので,まだ残雪のある部分の雪解け後のやぶ漕ぎははかなり大変だと思う.
今回は誰にも会わなかった.これで中央分水嶺の白砂山から佐武流山を経由し小松原湿原までつながった.
ここから南に続く分水嶺山行:
白砂と苗場を結ぶ分水嶺 堂岩山〜白砂山〜沖ノ西沢ノ頭〜赤樋山〜2107m峰(佐武流山を目指すが時間切れ1km手前で断念)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4251336.html
ここから北に続く分水嶺山行:
白砂と苗場を結ぶ分水嶺 苗場山神社〜赤倉山〜ナラズ山〜西赤沢源頭
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2621995.html
ここと重複する分水嶺山行:
白砂と苗場を結ぶ分水嶺 西赤沢源頭〜佐武流山(檜俣川から往復)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2610637.html
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