しっとり幻想的な浅間山(前掛山〜あさま山荘ピストン)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:06
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
一度行ってみたかった浅間山。
今回は諏訪大社や善光寺の観光もつくワクワク3日間の長野ツアー。
ずっと運転してくださった山岳会の先輩に大感謝の3日間でした。
浅間山は活火山で 今のところ噴火警戒レベルは1
前掛山までなら登ることが出来る。
次またいつレベルが上がるかわからないので 行けるときにいっておきたい山だった。
あさま山荘に前泊をし、宿で朝ごはんを食べてから出発の予定が
宿で朝ごはんをおにぎりに出来るというので ではと朝とお昼のおにぎりを持って
出発を5時に変更してStart。
その時の状況で 行けたら外輪山巡りもという予定に変更したが
前日の雨がまだ残り 小雨の中 ガスに包まれた 視界のないしっとり湿った登山となった。
ルートは一ノ鳥居、二ノ鳥居を抜けて歩く「火山館コース」。
高低差は約1000m。 金剛山2個分?
このコースを色々と調べれば
「二ノ鳥居を通過すれば、長坂と呼ばれる九十九折の急坂となります。この坂を抜けると、「カモシカ平」という開放的で明るい山岳風景が現れ、迫力ある浅間山の第一外輪山を見上げることができます。その名の通り、カモシカ平周辺では、天然記念物のニホンカモシカを見ることができる機会の多いところ。しばし歩みを止めて、目を凝らしてみてください。」
と書いてあるが 目を凝らしても見えるのはガスばかり(笑)
火山館が近くなったころには硫黄の匂いがきつくなり 赤く濁った蛇堀川が見えてくる。
この川を渡渉すれば 直ぐに火山館。
200円の有料お手洗いがあった。
ここを超えれば森林限界となり眺めも良くなるはずが・・・
やっぱり見えるのはガスばかり^^;
外輪山を歩くコースと合流する賽ノ河原分岐点を過ぎてから 浅間山山頂と前掛山の分岐の、立入禁止告示板までの直登部分が このコースの一番の難所。
今年初の2000m超え。
息が荒くなり なかなか元に戻らない。
とりあえず止まらずに登ってしまおうとくことで
賞味期限切れ間近の行動食でエネルギー補給しシャリバテをリカバー。
高度が高くなると食欲がなくなるので こういうスタイルのほうが合ってるのかもと思う。
立入禁止告示板をやっと過ぎればかまぼこ型の避難シェルターが2基。
2004年9月の噴火で損壊し2007年に再建されたもので
噴石の衝撃を40分の1程度に和らげることができるらしい。
その噴石の衝撃がどれぐらいの威力かわからないけど(だって前回のは噴火でこわれたんだよね?)
今回は大丈夫なんかなぁ?とか余計なことをつい考える(笑)
シェルターから前掛山までは20分。
ガスの切れ間に見える残雪がガスに混ざり 厳かというか幻想的な景色である。
めったに見ることが出来ないこういう風景も風情があってよいなぁとも思う。
眺望のない前掛山の滞在は短く 外輪山巡りもガスの中では面白くなさそうで
ちゃっちゃっと下山することに。
登りは追い抜きの人も少なく やっぱりお天気が悪いから人がいないんやと思っていたが 下山中は続々と登ってくる人と出会う。
そうか 我々の出発が早かったからね。なにせ朝の5時だったもん。
一瞬ガスが切れたときに 浅間山火口の稜線がくっきりと見えて
大きなザックを背負って動く2つの人影もはっきり見えた。
え?
勇気有りますなぁ。
あれだけ息が上がった急坂も下山は楽ちんで ガスも薄れ
なんとお昼過ぎには浅間山山荘に戻れた。
なにより強風を予想してたが取り越し苦労に終わって良かったし
登りは余裕なくて気が付かなかったが 山桜も綺麗に残っててラッキー。
宿泊とセットになっていた温泉チケットで汗を流してさっぱり。
距離は長かったけれど 登りやすくていい山だった。
結局 朝とお昼のおにぎりはほとんど食べす 勿体ないことをした。
普段はジェル状の行動食だけで あまり余分におやつなどは持って歩かないが
こういう2000m超えの山になれば、水分も食べ物も手元にあるだけ、車に置いていくよりはとザックに詰めてしまい
そして結局歩荷になるという^^;
まぁ何事もなく無駄になってしまう=無事に終わってよかった ということで良しとしましょう(⌒⌒)
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