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記録ID: 4326714
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

【薮山レコ】村杉山・ヨシオ山

2022年05月25日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.8km
登り
1,163m
下り
1,165m

コースタイム

日帰り
山行
10:23
休憩
0:42
合計
11:05
5:33
199
スタート地点
8:52
62
1164m南肩
9:54
9:55
86
村杉山
11:21
11:57
61
ヨシオ山
12:58
13:00
55
村杉山
13:55
13:58
160
1164m南肩
16:38
ゴール地点
「にいがた名滝探検」んがお工房 著
  ヨシオ滝・・・直瀑、段瀑、ナメ滝を織り交ぜ小滝川に流れ込む見事な滝
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・小滝川上流へ向かうには高浪の池方面から大きく迂回(小滝川沿いの林道入山線が落石で通行止めのため)
・中俣新道方面は滝上発電所先のゲートで閉鎖
青海黒姫山から見た村杉山・ヨシオ山(元サイズ)
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青海黒姫山から見た村杉山・ヨシオ山(元サイズ)
林道入山線は瀬野田集落の先で通行止め。ヒスイ峡方面へは高浪の池方面から大きく迂回するしかない(7km以上遠くなる)。
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林道入山線は瀬野田集落の先で通行止め。ヒスイ峡方面へは高浪の池方面から大きく迂回するしかない(7km以上遠くなる)。
通行止め地点より小滝川上流方向(柴倉山)
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通行止め地点より小滝川上流方向(柴倉山)
朝日に照らされ始めた明星山
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朝日に照らされ始めた明星山
迂回途中、、水田に映る明星山
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迂回途中、、水田に映る明星山
迂回途中、撮影ポイントより望む明星山と高浪の池
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迂回途中、撮影ポイントより望む明星山と高浪の池
明星山の登山口となる橋(小滝川)
明星山の登山口となる橋(小滝川)
小滝川を渡り右の広場がスタート地点。(左奥は滝上発電所)
小滝川を渡り右の広場がスタート地点。(左奥は滝上発電所)
広場の奥へ進み小倉沢沿いへ
広場の奥へ進み小倉沢沿いへ
小倉沢の下流にシンボルのような巨岩が鎮座
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小倉沢の下流にシンボルのような巨岩が鎮座
小倉沢の右岸沿いを登っていたが薮が濃くなる。小倉沢を渡渉し...
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小倉沢の右岸沿いを登っていたが薮が濃くなる。小倉沢を渡渉し...
小倉沢と土倉沢との間の中尾根を登ることにする
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小倉沢と土倉沢との間の中尾根を登ることにする
最初はなだらかに登っていく。杉が植林され、土地も段々になっており昔は畑だったのかもしれない。
最初はなだらかに登っていく。杉が植林され、土地も段々になっており昔は畑だったのかもしれない。
草薮の中に ラショウモンカズラ
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草薮の中に ラショウモンカズラ
次第にブナ林の多い広葉樹林へ。勾配も増してくる。
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次第にブナ林の多い広葉樹林へ。勾配も増してくる。
852m付近。750m〜850mは急登で薮が濃い。
852m付近。750m〜850mは急登で薮が濃い。
左下から小沢が近づいてきて尾根と並行。小沢の上部は雪渓で水を確保できる。
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左下から小沢が近づいてきて尾根と並行。小沢の上部は雪渓で水を確保できる。
雪解け間もない急斜面へ出る
雪解け間もない急斜面へ出る
さらに登り1164m南肩直下へ
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さらに登り1164m南肩直下へ
登って来た尾根を見下ろす。明星山が印象的。
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登って来た尾根を見下ろす。明星山が印象的。
1164m南肩を目ざす。尾根上は薮のため傾いた雪堤をカモシカトラバース
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1164m南肩を目ざす。尾根上は薮のため傾いた雪堤をカモシカトラバース
1164m南肩付近は薮。
1164m南肩付近は薮。
村杉山へ向けて稜線を下ると密薮が立ちはだかる
村杉山へ向けて稜線を下ると密薮が立ちはだかる
時々薮と格闘しながらも出来るだけ、賞味期限切れ間近の雪堤を拾いながら進む
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時々薮と格闘しながらも出来るだけ、賞味期限切れ間近の雪堤を拾いながら進む
村杉山が近づくと稜線の南側に幅広の雪堤が現れる。展望も開ける。
村杉山が近づくと稜線の南側に幅広の雪堤が現れる。展望も開ける。
小蓮華山〜白馬岳の稜線、手前に聖山〜黒負山の稜線。
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小蓮華山〜白馬岳の稜線、手前に聖山〜黒負山の稜線。
稜線の北側は杉の混ざる樹林帯
稜線の北側は杉の混ざる樹林帯
樹林帯に入り村杉山の三角点を探す
樹林帯に入り村杉山の三角点を探す
薮の中に発見した村杉山の三角点。
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薮の中に発見した村杉山の三角点。
稜線の北側は薄暗い樹林帯で涼しい風が吹く
稜線の北側は薄暗い樹林帯で涼しい風が吹く
後立山連峰北部パノラマ(元サイズ)
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後立山連峰北部パノラマ(元サイズ)
海谷山塊、焼山、金山、雨飾山
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海谷山塊、焼山、金山、雨飾山
黒負山ズーム
1160mから一旦下る。左下の雪渓に降りたほうが楽だ。
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1160mから一旦下る。左下の雪渓に降りたほうが楽だ。
ヨシオ山への登り返し
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ヨシオ山への登り返し
ムラサキヤシオ
ヨシオ山、直下の登り。一部薮こぎはあるが意外と残雪を使えて助かる。
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ヨシオ山、直下の登り。一部薮こぎはあるが意外と残雪を使えて助かる。
ヨシオ山の山頂が見えてきた
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ヨシオ山の山頂が見えてきた
ヨシオ山の北斜面は日本海や青海黒姫山方向に開けている
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ヨシオ山の北斜面は日本海や青海黒姫山方向に開けている
たどって来た方向を振り返る
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たどって来た方向を振り返る
ヨシオ山の最高地点と思われる場所(ヨシオ山には三角点無し)
ヨシオ山の最高地点と思われる場所(ヨシオ山には三角点無し)
この潅木薮の根が見た目で最高地点、ここをヨシオ山の山頂とする。
この潅木薮の根が見た目で最高地点、ここをヨシオ山の山頂とする。
ヨシオ山から先(西尾根)の状況(踏み跡なし)
ヨシオ山から先(西尾根)の状況(踏み跡なし)
ヨシオ山の北尾根(こちらを降りるとアブキ谷へ出るがデンカの発電施設や治山ダム工事現場があり現在は入山禁止のようだ)
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ヨシオ山の北尾根(こちらを降りるとアブキ谷へ出るがデンカの発電施設や治山ダム工事現場があり現在は入山禁止のようだ)
最高地点の木に登り撮影。三角の柴倉山の右後方に犬ヶ岳の頭が見えている。
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最高地点の木に登り撮影。三角の柴倉山の右後方に犬ヶ岳の頭が見えている。
小蓮華山、黒負山、長栂山(朝日岳)、柴倉山パノラマ(元サイズ)
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小蓮華山、黒負山、長栂山(朝日岳)、柴倉山パノラマ(元サイズ)
村杉山、ヨシオ山東尾根パノラマ(元サイズ)
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村杉山、ヨシオ山東尾根パノラマ(元サイズ)
村杉山へ登り返す。益々強くなる日差しと雪からの照り返しで暑い。
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村杉山へ登り返す。益々強くなる日差しと雪からの照り返しで暑い。
村杉山付近には立派な天然杉が見られる
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村杉山付近には立派な天然杉が見られる
1164m南肩への登り返し。鞍部付近には...
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1164m南肩への登り返し。鞍部付近には...
強烈なツル混じりの潅木薮が立ちはだかる
強烈なツル混じりの潅木薮が立ちはだかる
1164m南肩からの下り。尾根がはっきりしないので下る方向を定めにくい。
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1164m南肩からの下り。尾根がはっきりしないので下る方向を定めにくい。
下る尾根のすぐ脇に水の流れる雪渓あり。ここでカラカラの喉を潤す。
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下る尾根のすぐ脇に水の流れる雪渓あり。ここでカラカラの喉を潤す。
特徴のない尾根のため何度も軌道修正しながら下る。ようやくブナの広尾根になりほっとする。
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特徴のない尾根のため何度も軌道修正しながら下る。ようやくブナの広尾根になりほっとする。
中尾根の下部は草藪となりペースダウン。沢は下降ルートに使えないかと土倉沢へ出てみる。が、滝の上だ。
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中尾根の下部は草藪となりペースダウン。沢は下降ルートに使えないかと土倉沢へ出てみる。が、滝の上だ。
上流方向、水量が増えているようだ。
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上流方向、水量が増えているようだ。
滝の上からの眺め、明星山(左)と清水山(右)
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滝の上からの眺め、明星山(左)と清水山(右)
右岸から巻いて草藪を下り切るとようやく小滝川が見えてくる。スタート地点は近い。
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右岸から巻いて草藪を下り切るとようやく小滝川が見えてくる。スタート地点は近い。
滝上発電所
滝上発電所の数十メートル先にあるゲート。中俣新道方面へは車両通行不可。
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滝上発電所の数十メートル先にあるゲート。中俣新道方面へは車両通行不可。
高浪の池
高浪の池と明星山
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高浪の池と明星山
夏中集落で見かけたルピナス
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夏中集落で見かけたルピナス
名立から望む日本海
  - おわり -
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名立から望む日本海
  - おわり -

感想

ヨシオ山・村杉山は犬ヶ岳から東へ延びる稜線上にあり登山道は存在していない。北は青海川、南は小滝川の流域であり周囲にヒスイ産地が点在している。
またヨシオ山の南斜面を流れるヨシオ沢は小滝川への合流点が豪快なヨシオ滝となって落ちている。
ヨシオ山の登山記録は殆どなく、山スキー(BC)の記録を僅かに拝見するのみである。今回は薮山の本来の姿(植生、地形)を知るために残雪期末期に村杉山経由で登ってみた。
小倉沢と土倉沢に挟まれた中尾根を登り1164m南肩へ登り稜線を村杉山へ西進。村杉山が近づくと稜線南側に幅広な雪堤が現れ助けられる。村杉山の三角点は薄暗い杉混じりの林の中に発見。1160mからは賞味期限切れ間近な残雪を拾いながら、一旦鞍部へ下ってから登り返す。ヨシオ山の手前からはビクトリーロードのような残雪が山頂直下まで導いてくれた。三角点がない山なので最高地点にある潅木薮の根をヨシオ山の山頂とみなした。
下山は往路を基本的に戻るが、気温の上昇と強烈な日差し、また中尾根の下りでは頻繁に軌道修正をしたため結構な体力を消耗。それでもベストなシーズンにヨシオ山に登ることができて良かったと思う。

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