ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 433915
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

GW初日  留浦駐車場〜雲取山ピストン  膝は笑わなかった   

2014年04月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
26.0km
登り
1,764m
下り
1,753m

コースタイム

5:21  留浦駐車場
5:29  鴨沢バス停
5:57  小袖乗越駐車場
6:01  雲取山登山口
7:16  堂所(お茶、ポカリ)
8:05  七つ石小屋(トイレ レーズンパン2個 塩熱飴 お茶 ポカリ)
8:47  ブナ坂
8:57  ダンシングツリー
9:14  ヘリポート
9:18  奥多摩小屋
9:27  偽ピーク(レーズンパン2個 お茶 ポカリ)
10:20 雲取山(カレーメンチカツバーガー レーズンパン1個 お茶 ポカリ)
10:30 雲取山山頂出発
12:05 七つ石小屋(レーズンパン2個 お茶 ポカリ 沢水をくむ ペプシ購入)
12:50 堂所
13:52 小袖乗越駐車場
14:20 留浦駐車場
天候 早朝は快晴 雲量1
頂上は晴れ 雲量7 遠くの山は霞み、富士山は見えなかった。
気温は8℃〜10℃くらい、頂上からは珍しく長そでを着て下山した。
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
留浦駐車場、3:40時点で3分の1程度開き
鴨沢駐車場はその時点で満車 両方とも車中泊者多し
また両方にトイレがある
最初利用しようと思っていた小袖乗越駐車場については、鴨沢から向かう林道が進入禁止になっており断念、しかし停めていた人もいるということから、他のところからここに来ることができるようだ。
コース状況/
危険箇所等
基本的にはじりじりと高度を稼いでいく道。土、落ち葉、木の根、石のミックス。七つ石小屋前と、小雲取山前に急登あり。
石尾根は歩いていてすがすがしい。
HPによってコースタイムは違うが、おおむね登りは4時間〜6時間半、下りが3時間〜4時間半。往復で約25kmと長いので、日帰りで行こうとするのであれば早朝出発を余儀なくされる。(小袖乗越からなら約22.5km程度)

温泉は道の駅「たばやま」併設の「のめこい湯」 600円 単純硫黄泉。しかし、pH9.8とアルカリ性を示すため、余分な肌の角質が溶けて美肌になれる。38度の湯船はずっと浸かっていられそう。
 留浦駐車場のトイレです。きれいでした。
2014年04月26日 05:17撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 5:17
 留浦駐車場のトイレです。きれいでした。
 出発前の留浦駐車場の様子。まだ若干空きがあるようです。
2014年04月26日 05:21撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 5:21
 出発前の留浦駐車場の様子。まだ若干空きがあるようです。
奥多摩湖とさくら。私の住んでいる三浦半島はもう桜は終わりましたが、こちらでは散りかけということで十分楽しめます。
2014年04月26日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
3
4/26 5:22
奥多摩湖とさくら。私の住んでいる三浦半島はもう桜は終わりましたが、こちらでは散りかけということで十分楽しめます。
 あの橋を渡ると???
2014年04月26日 05:23撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 5:23
 あの橋を渡ると???
 そう、山梨県丹波山村です。そういうわけで、駐車場は東京都奥多摩町、登山口は山梨県丹波山村です。
2014年04月26日 05:25撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 5:25
 そう、山梨県丹波山村です。そういうわけで、駐車場は東京都奥多摩町、登山口は山梨県丹波山村です。
 鴨沢駐車場より少し登ったところにありました、こちらではまだ梅が満開なんですね。
2014年04月26日 05:33撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
3
4/26 5:33
 鴨沢駐車場より少し登ったところにありました、こちらではまだ梅が満開なんですね。
 ヤマブキがあちこちに咲いています。
2014年04月26日 05:46撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 5:46
 ヤマブキがあちこちに咲いています。
 小袖乗越駐車場の様子。知っていればこちらに停めたかもしれないかあ・・・。
2014年04月26日 05:57撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 5:57
 小袖乗越駐車場の様子。知っていればこちらに停めたかもしれないかあ・・・。
 鴨沢集落からの道は通行止めになっています。
2014年04月26日 05:57撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 5:57
 鴨沢集落からの道は通行止めになっています。
 さあ、ここから本格的な登山に入ります。
2014年04月26日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 6:01
 さあ、ここから本格的な登山に入ります。
 気持ちいい道ですね。朝日が当たって心地よいです。
2014年04月26日 06:49撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 6:49
 気持ちいい道ですね。朝日が当たって心地よいです。
 堂所を過ぎたあたりから石が出てきます。
2014年04月26日 07:25撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 7:25
 堂所を過ぎたあたりから石が出てきます。
 そうこうしている間に七つ石小屋に着きました。新しいトイレと、沢水を引いていることが特徴ですね、まだ朝早いけどやっていました。
2014年04月26日 08:05撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:05
 そうこうしている間に七つ石小屋に着きました。新しいトイレと、沢水を引いていることが特徴ですね、まだ朝早いけどやっていました。
 その新しいトイレの様子です。
2014年04月26日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:06
 その新しいトイレの様子です。
 トイレの中にて、注目すべきは「東京都水道局」「丹波山村」の連名であるということ。丹波山を流れる川は奥多摩湖に流れ込み都民の飲み水になるからなのだろうか。
2014年04月26日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
4
4/26 8:09
 トイレの中にて、注目すべきは「東京都水道局」「丹波山村」の連名であるということ。丹波山を流れる川は奥多摩湖に流れ込み都民の飲み水になるからなのだろうか。
 甲斐駒ケ岳でしょうか?なお、この日は終始富士山は顔を見せませんでした。
2014年04月26日 08:20撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 8:20
 甲斐駒ケ岳でしょうか?なお、この日は終始富士山は顔を見せませんでした。
 もちろん、まき道を行きます・・・。今日はロングなので目的は「雲取山山頂にたどり着くこと」ですから。
2014年04月26日 08:25撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:25
 もちろん、まき道を行きます・・・。今日はロングなので目的は「雲取山山頂にたどり着くこと」ですから。
 ここで、目的地の雲取山が見えました。しかし、ここからが長い長い・・・。
2014年04月26日 08:38撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:38
 ここで、目的地の雲取山が見えました。しかし、ここからが長い長い・・・。
 さあ、ここから石尾根に入ります。
2014年04月26日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:47
 さあ、ここから石尾根に入ります。
 いい道。
2014年04月26日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:48
 いい道。
 いい道 その2.
2014年04月26日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 8:49
 いい道 その2.
 あれは雲取の象徴の一つ、「ダンシングツリー」ではありませんか。
2014年04月26日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7
4/26 8:55
 あれは雲取の象徴の一つ、「ダンシングツリー」ではありませんか。
 小ピークその1
2014年04月26日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 9:11
 小ピークその1
 これから登る小ピーク2と雲取山山頂が見えています。
2014年04月26日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 9:13
 これから登る小ピーク2と雲取山山頂が見えています。
 奥多摩小屋もチラ見して。
2014年04月26日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 9:18
 奥多摩小屋もチラ見して。
 えっ!! これ登るの??
2014年04月26日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
3
4/26 9:22
 えっ!! これ登るの??
 登りましたよ、小ピーク。あったのはこんなしるしだけですけどね。
2014年04月26日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 9:27
 登りましたよ、小ピーク。あったのはこんなしるしだけですけどね。
 小雲取山も越え、あとは山頂です。
2014年04月26日 10:13撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 10:13
 小雲取山も越え、あとは山頂です。
 山頂に着きました、これは埼玉県の山頂看板でしょうか。
2014年04月26日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
4
4/26 10:20
 山頂に着きました、これは埼玉県の山頂看板でしょうか。
 これは東京都?
2014年04月26日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 10:21
 これは東京都?
 一等三角点があります。
2014年04月26日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 10:21
 一等三角点があります。
 ここで食べたのは、昨日上野原のヤマザキショップで買った「自家製カレーメンチカツバーガー」バンズもしっかりと歯を受け止め、メンチもうまい。あっという間に食べてしまった。半額54円とは思えない。
2014年04月26日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7
4/26 10:53
 ここで食べたのは、昨日上野原のヤマザキショップで買った「自家製カレーメンチカツバーガー」バンズもしっかりと歯を受け止め、メンチもうまい。あっという間に食べてしまった。半額54円とは思えない。
 ちょっと離れたところに、山梨百名山の看板あり。沁みるねぇ〜。
2014年04月26日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 10:33
 ちょっと離れたところに、山梨百名山の看板あり。沁みるねぇ〜。
 七つ石小屋直情は、沢の水の影響でぬかるんでいます。
2014年04月26日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 12:03
 七つ石小屋直情は、沢の水の影響でぬかるんでいます。
 帰りはできるだけ植物も撮りました。「花の百名山」でもあるわけですから。
 そういうわけで、アシビ。
2014年04月26日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 12:30
 帰りはできるだけ植物も撮りました。「花の百名山」でもあるわけですから。
 そういうわけで、アシビ。
 ミツバツツジ、可憐ですよね。
2014年04月26日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 12:58
 ミツバツツジ、可憐ですよね。
 過去に営業していた小屋の跡でしょうか。
2014年04月26日 13:37撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 13:37
 過去に営業していた小屋の跡でしょうか。
 これは勉強しました。キブシですね。
2014年04月26日 13:50撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 13:50
 これは勉強しました。キブシですね。
 そんなわけで 小袖乗越駐車場に戻ってきました。まだ空きがあるようですね。ああ、ここからさらに歩くのか・・・。
2014年04月26日 13:52撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
4/26 13:52
 そんなわけで 小袖乗越駐車場に戻ってきました。まだ空きがあるようですね。ああ、ここからさらに歩くのか・・・。
 カタバミ。
2014年04月26日 13:58撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 13:58
 カタバミ。
 ムラサキカタバミ。
2014年04月26日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 14:01
 ムラサキカタバミ。
 本当にヤマブキがきれいな一日でした。
2014年04月26日 14:08撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 14:08
 本当にヤマブキがきれいな一日でした。
 駐車したのは東京都奥多摩町ですので・・・県境を越えます。
2014年04月26日 14:17撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 14:17
 駐車したのは東京都奥多摩町ですので・・・県境を越えます。
 奥多摩町側から見た鴨沢の街並み。真ん中から左上に上昇しているラインが見えますでしょうか。それが、登山道です。
2014年04月26日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2
4/26 14:19
 奥多摩町側から見た鴨沢の街並み。真ん中から左上に上昇しているラインが見えますでしょうか。それが、登山道です。
 桜もきれいですね。
2014年04月26日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 14:20
 桜もきれいですね。
 さて、道の駅「たばやま」で昼食です。
2014年04月26日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
4/26 14:42
 さて、道の駅「たばやま」で昼食です。
 昼食はこれ「丹波鹿のカレー 1.5人分」950円なり。でも、ご飯は300g位だったなあ・・・。鹿肉は美味でした。
2014年04月26日 14:53撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
3
4/26 14:53
 昼食はこれ「丹波鹿のカレー 1.5人分」950円なり。でも、ご飯は300g位だったなあ・・・。鹿肉は美味でした。
 道の駅にて その1
2014年04月26日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 15:01
 道の駅にて その1
 道の駅にて その2
2014年04月26日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 15:01
 道の駅にて その2
 丹波山温泉 のめこい湯です。大人600円とはお値打ち。
 泉質は単純硫黄泉、しかしPHが9.8とアルカリ性を示し、皮膚の表面の角質を溶かす「美肌の湯」である。きっと、炭酸水素塩が泉質にならない程度含まれていると思った。
2014年04月26日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
4/26 15:05
 丹波山温泉 のめこい湯です。大人600円とはお値打ち。
 泉質は単純硫黄泉、しかしPHが9.8とアルカリ性を示し、皮膚の表面の角質を溶かす「美肌の湯」である。きっと、炭酸水素塩が泉質にならない程度含まれていると思った。
 最後は、ユキヤナギですね。
2014年04月26日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
4
4/26 15:05
 最後は、ユキヤナギですね。
撮影機器:

感想

 いやあ、実に疲れた。しかし、体には痛みが全くない。25km近く、標高差1400m越え、だらだらとした下り、どれをとっても膝が笑ってしまいそうなのに、今日の膝には賛辞を送りたい。

 プロローグ1
 さて、話は昨年9月にさかのぼる。私は8月に登山に復帰し、天城山に行ってきたのだ。四辻のベンチで千葉県から来たというカップルと話をしていた。千葉県の方は、高い山に登るためには東京都を抜けなければならない、それがいつも渋滞で厳しいと話していた。そして日本百名山を目指したいと言っていたので、「そういえば東京にも日本百名山があったのではなかったか・・・と適当な知識で話してしまったのである・・・山の名前も知らずに・・・。」
 家で私は、小学校の時に使っていた地図帳(帝国書院)を広げてみると、確かに東京でも奥多摩の方には山がたくさんあり、登山が盛んだということがわかった。
 その地図帳には、例えば私が住んでいる三浦半島には「大根」「西瓜」など名物の絵が描いてある、そして雲取山には足の絵が描いてあり横に申し訳なさそうに「山登り」と書いているのである。そうか、奥多摩では山登りが名物なのだな・・・。と雲取山を理解した。

 プロローグ2
 昨年。私は11〜12月に3回に分けて笹尾根を歩いた。その笹尾根に続くのは・・・雲取山だなあと理解した。いつかは雲取に行かなければならない。と理解した。しかし、その頃はもう夏山登山には適さなくなっていた。

 私は、とても25kmを歩く自信はなかった。でも、冬の間に少しずつ歩き方を身に着け、ロングを歩く中で「ひょっとして、行けるかも・・・」と思ったのである
 3月末に、丹澤の大倉→蛭ヶ岳ピストンを行い、近い距離、高低差を歩いた。雲取は丹沢よりもアップダウンが少なく、登りっぱなしの下りっぱなしである。「雪が無くなったら行こう。」そう思えるようになったのである。
 毎日ヤマレコには一度は来て最近の山行をチェックする、積雪期の文字が少なくなり、無雪期が増えてきたので、日取りを今日に設定したのだ。しかし、今日は時間設定をした。12:00になった時点でどこにいてもそのまま元来た道を戻ることにしたのである。

 さて、昨日は職場を定時に出て、帰宅し準備、あわただしく車を出す。仮眠は道の駅「たばやま」と考えていたので、そうナビゲーションに入れると、平塚、厚木、八王子から青梅を通って奥多摩に抜けるルートが一番早いというがどうも信用ならない。ラッシュ時になぜ東京都下を走るのか・・・。
 結局、行きかえりとも、厚木、相模湖、上野原、小菅、丹波山に続く道を選択した。実際はどちらが早いのでしょうかねえ・・・それはわからない。
 上野原のヤマザキショップに立ち寄り行動食や飲み物を求める、なんと「ヤマザキ春のパン祭り」である。行動食は8個入りレーズンパン(204円)、カレーメンチカツバーガー(54円)となる。

 道の駅「たばやま」で3時半まで仮眠を取り、小袖乗越駐車場に向かう。GWだからみんな早いだろう。と思ってのことだが、鴨沢集落からの道が進入禁止になっている・・・とりあえず他の方法で小袖乗越駐車場に行くことを知らないので、留浦駐車場でさらに仮眠する。
 5時代になって準備をはじめ出発する。鴨沢駐車場、そして小袖乗越駐車場、なんと数台停まっているではないか・・・。私の知らない道があるんだなと思うがもう後の祭りである。入山口に勢いよく飛び込む。

 雲取山までの道は基本的にはなだらかな道で距離をたくさん歩く中で高度を稼いでいく。普段のペースで歩けるのだ、自分の感覚の中ではあっけなく堂所、七つ石小屋までたどりつく。息を整えるのも100歩に1度くらいである。(先週の茅が岳後半は30歩に1度であった)
 七つ石小屋では新しくなったトイレに注目である。本当にきれいだった。100円を忘れずに!!
 休憩後は、七つ石山には行かず巻道を選択する。今日の目標は雲取山山頂だ、体力や行動食、水などをできるだけ温存しなくては、と考えた上での行動である。

 しばらくして石尾根に出る。ここはいい道、歩きやすく大展望、たまに急な所があるがそれはご愛嬌。さっきと打って変わって小ピークにも登っていく。特に写真の中にもある小ピークへの登りはしんどかった。その後、小雲取山に向けての胸突八丁、それを超えたらあとはいい道である。
 避難小屋があり、その近くに山梨県の山頂標示があるがこれに騙されてはいけない、もっと高いところにある山頂標示こそ本物である。避難小屋の前でも後ろでもいいが向かって右に歩くと30mほどで本当の頂上である。山梨県の標識は山頂に立っていない。本当の山頂は、東京都と埼玉県のものであり、厳密にいうと山梨県は山頂30メートル前に県境が来てしまっているのである。
 頂上では、昨日ヤマザキショップで買ったカレーメンチカツバーガーを食べる。これがめっぽううまい。バンズは歯を程よい抵抗で受け入れある瞬間から千切れていく、カレーはスパイシーでミンチ肉の臭みを撮るだけでなく香ばしさも与えている、あっという間に食べてしまった。

 10時半に山頂を後にする。いい道を勢いよく降りていく。奥多摩小屋でテント泊の人、雲取山荘などで宿泊する人が多いようだ、果たしてテントは全員張れたのであろうか。雲取山荘50張、奥多摩小屋10張、七つ石小屋10張、三条の湯15張しかテン場はないようだ(ウィキペディアによると)。それ以上の人数がテントを担いで登っているように感じましたが、大丈夫だったのでしょうか・・・。
 
 七つ石小屋でポカリスエットを飲み干し、そのペットボトルに沢水をくむ。これは帰宅してから焼酎で割って飲もう。その後も順調に下山していく。1時半近くに、出会った外国の方は半そで短パンで、トレランリュックを背負い、ゆっくり上っていた。どうやら水も持ってなさそうだ。大丈夫かなと思ったが、きっとこの上の山小屋で水を汲んだり行動食を買ったりするだろうと思い、話しかけなかった。山岳事故になってなければよいが・・・。

 下りはゆっくりと植物を撮影しながら戻ってきた。花の百名山ということもあり、たくさんの植物に恵まれている山だと思う。私の方が全然知らないので、写真を撮っても載せられないことを残念だと思う。そして、25km近く歩いているのに、今日は膝が笑わなかった(笑いそうになった時もあったがこらえた。温泉後の今では「明日また登山だよ」と言われたも対応できる気がする)
 小袖乗越駐車場、鴨沢駐車場を経由して自分の車に帰ってきた。さ、まずは温泉と昼食だ。

 今回は両方とも道の駅「たばやま」で済ますこととする。まず食事は、「丹波鹿のカレー」1.5人前で950円である。鹿肉は私は好きで、独特の固さと風味をカレーでまろやかにしていると思う。鹿が増えすぎている丹沢でもやればいいのに(もうやっていたらごめんなさい)
 そして、吊り橋を渡って「のめこい湯」に入る。源泉露天風呂や41度湯船もあるのだが、38度の湯船があるのがいい、ただゆっくり浸かれる、いつまでも浸かっていたくなってしまう。そしてpHが9.8とアルカリ性を示しており、皮膚の角質が溶けていく美肌の湯なのである。本当に山梨はいい温泉多いなあと思う。

 そんなこんなで、帰宅。
 雲取山は、三峰神社の三峰のうちの一つである。そのうち、いつか三峰神社からも登ってみたいと思った。きっと宗教的なものがいろいろ見られるに違いない。
 今日がGW初日、あと何回山歩きできるかなあ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2664人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
小袖乗越〜ブナ坂(石尾根)〜雲取山山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
小袖乗越雲取山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
雲取山(鴨沢バス停往復)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
七ツ石山・雲取山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [2日]
雲取山  三峰神社ー鴨沢
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
トレイルラン 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら