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Yamareco

記録ID: 4341883
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

徳本峠から霞沢岳(時間切れでK1ピークで撤退)

2022年05月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:06
距離
21.5km
登り
1,649m
下り
1,656m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:43
休憩
2:10
合計
13:53
0:09
33
0:42
0:43
4
0:47
0:54
197
7:55
8:59
144
11:23
11:30
104
13:14
13:14
12
13:26
13:28
31
13:59
13:59
3
14:02
ゴール地点
天候 ピーカン
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行は自家用車。帰りはバス
コース状況/
危険箇所等
基本的に今は登山適期ではありません。
徳本小屋は休業中、登山口にはハシゴを外してあるという注意書きがあります。
上部は雪渓のトラバースも複数箇所あります。

(小梨平〜徳本峠)
基本夏道だが何か所か雪のトラバースあり。
沢2箇所スノーブリッジがありましたが、復路時は崩壊の危険があったので渡渉

(徳本峠〜ジャンクションピーク)
ここも夏道と雪道が交互に出てきます。

(ジャンクションピーク〜K1)
ジャンクションピークからは雪上歩き。一部夏道露出。
三ヶ所の雪渓トラバースがありアイゼンとピッケル必須。
K1直下の核心部は急斜面で雪も緩んでおり滑落の危険性高い。
1日目は小梨平にでまったり
2022年05月28日 16:29撮影 by  X-S10, FUJIFILM
1
5/28 16:29
1日目は小梨平にでまったり
徳澤園はニリンソウが満開
2022年05月28日 12:50撮影 by  X-S10, FUJIFILM
1
5/28 12:50
徳澤園はニリンソウが満開
星がきれい
AM0時出発です
2022年05月29日 08:48撮影
5/29 8:48
AM0時出発です
明神の登山口
2022年05月29日 09:52撮影
5/29 9:52
明神の登山口
レッツラゴー
2022年05月29日 09:54撮影
5/29 9:54
レッツラゴー
日の出の20分前にジャンクションピークに到着
2022年05月29日 13:18撮影
5/29 13:18
日の出の20分前にジャンクションピークに到着
撮りたかった写真その1:JPからの霞沢岳モルゲンロート
3
撮りたかった写真その1:JPからの霞沢岳モルゲンロート
撮りたかった写真その2:JPからの穂高と明神モルゲンロート
3
撮りたかった写真その2:JPからの穂高と明神モルゲンロート
JPからは雪上歩き。トレースは無いのでGPSを頼りに。
2022年05月29日 14:16撮影
5/29 14:16
JPからは雪上歩き。トレースは無いのでGPSを頼りに。
アップダウンと夏道・雪道を繰り返しながら進みます
2022年05月29日 15:31撮影
5/29 15:31
アップダウンと夏道・雪道を繰り返しながら進みます
でっかい雪渓に到着。ここをトラバース。トレースは無し
2022年05月29日 16:17撮影
2
5/29 16:17
でっかい雪渓に到着。ここをトラバース。トレースは無し
振り返る
2022年05月29日 07:15撮影 by  X-S10, FUJIFILM
5/29 7:15
振り返る
手前の雪渓で5m程滑落。その後K1ピーク直下の急登はダガーポジションで慎重に。
2022年05月29日 16:51撮影
5/29 16:51
手前の雪渓で5m程滑落。その後K1ピーク直下の急登はダガーポジションで慎重に。
雪渓を嫌ってガレ場に出たけど失敗。急斜面ガレガレで直登できず夏道へ戻る。
2022年05月29日 17:04撮影
5/29 17:04
雪渓を嫌ってガレ場に出たけど失敗。急斜面ガレガレで直登できず夏道へ戻る。
ようやくK1です
2022年05月29日 17:17撮影
5/29 17:17
ようやくK1です
ここまで来てようやく大展望
2022年05月29日 17:17撮影
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5/29 17:17
ここまで来てようやく大展望
目の前見えるのがK2と霞沢岳。
2022年05月29日 08:09撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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5/29 8:09
目の前見えるのがK2と霞沢岳。
ここからの穂高の眺めは格別
2022年05月29日 08:49撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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5/29 8:49
ここからの穂高の眺めは格別
焼岳
2022年05月29日 08:50撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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5/29 8:50
焼岳
笠ヶ岳
2022年05月29日 08:50撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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5/29 8:50
笠ヶ岳
再び霞沢岳
2022年05月29日 08:49撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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5/29 8:49
再び霞沢岳
霞沢岳空撮。
2022年05月29日 08:23撮影
5/29 8:23
霞沢岳空撮。
上高地を見下ろす
2022年05月29日 08:26撮影
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5/29 8:26
上高地を見下ろす
登ってきた徳本峠とK1
2022年05月29日 08:19撮影
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5/29 8:19
登ってきた徳本峠とK1
ドローンにて。K1と穂高と俺その1
2022年05月29日 08:33撮影
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5/29 8:33
ドローンにて。K1と穂高と俺その1
ドローンにて。K1と穂高と俺その2
2022年05月29日 08:30撮影 by  FC3170, DJI
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5/29 8:30
ドローンにて。K1と穂高と俺その2
残念だけど、時間切れ。山頂は踏まずここで撤退を決めます。
2022年05月29日 18:12撮影
5/29 18:12
残念だけど、時間切れ。山頂は踏まずここで撤退を決めます。
気温が高くなっていて、雪もどんどん悪くなっている。
2022年05月29日 18:24撮影
5/29 18:24
気温が高くなっていて、雪もどんどん悪くなっている。
登山口まで戻ってきました。こんな注意書きがありました。
2022年05月29日 22:29撮影
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5/29 22:29
登山口まで戻ってきました。こんな注意書きがありました。
昨日より晴れている。お疲れ様でした。
2022年05月29日 15:25撮影 by  X-S10, FUJIFILM
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5/29 15:25
昨日より晴れている。お疲れ様でした。

感想

新緑と残雪の穂高を見たいと思い、霞沢岳へ。
前日は家族とこの時期満開のニリンソウを見に徳澤園までハイキング。
その後家族と分かれ、自分は小梨平でテント泊。
何気に初めて泊まりましたが、穂高は見れるしお風呂入れるしで良いですね、ここ。

23時に起床し、0時に出発。徳本峠中間地点あたりから雪渓のトラバースが出てくるが、
ツボ足でステップを作って通過。ジャンクションピークまで順調。
JPの眺望は良くない事は分かっていたが、ここからドローンを飛ばしてみたかった。
日の出の方位がこの時期若干微妙だが、うまく穂高(明神)と霞沢岳のモルゲンロートを拝めました。

ここまでまあ順調、さあここからK1まで一気にいくぞと思っていたがここから地獄の始まり。
しばらくは雪の樹林帯を進みながらアップダウンを繰り返す。トレースは無し。GPS見ながら迷わない様にルートを辿る。
K1ピークが迫ってきたタイミングで大きな雪渓。でも斜度はまだそんなに無い。普通に通過。
二度目の雪渓。さっきより傾斜が急、慎重さが求められる。進行方向の上部に道らしき空間。
そこを目指してトラバースしながら登る、八割通過した時点でここは道では無いと気づく。
上から下を見ると、20mほど下に道を発見。間違えた。
ここから降りようとダガーポジションに切り替えた瞬間、滑落。
必死にピックを刺すが雪が柔らかい。刺した雪ごと滑っていく。
何とか5mくらいの距離で停止。初めての滑落で心臓がバクバクいっているのが分かった。

まだドキドキが続いている中、K1ピーク直下の核心部に。
おいおい、さっきより急だよこれ、、、
急なだけならまだしもこの高温で時間が経つにつれ、どんどんと雪の状態が悪くなる。
雪渓の先にガレ場を発見、ルート的には最短っぽい。急な斜度も若干避けて行ける。
そちらに向かうが、今度もこれが失敗。
ガレ場は急すぎて登れない、浮石多数。冷静に考えたら雪が落ちるほど急な斜面なのに何故そっちへ向かったのか。
結局ガレ場の途中で遠回りして本来の夏道ルートへ。道が露出していて助かった。

K1ピーク。ここまで来てようやく大展望。来た甲斐がありました。
撮りたかったドローンの撮影も十分出来ました。

さて、ここからはあと30分程で頂上だが、既に予定時刻は過ぎているし、恐らくそれ以上に時間がかかる。
何より、気温はどんどん上がっていて、雪の状態は更に悪くなる。
当初の撮影目的は達成しているし、ここで撤退を決める。

帰りは行き以上に慎重に。
雪は、やっぱり悪い。
さっきは歩きながら行けた雪渓もダガーポジションで降りる。
ようやく3つの雪渓を通過し、ここでアイゼンを外しようやく安堵する。
徳本峠より下の、行きは普通に行けたスノーブリッジも崩壊しかけて渡渉へ。
明神まで来てコーラを飲み、無事帰還しました。
結局この日霞沢岳を目指したのは自分以外誰もいませんでした。

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