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Yamareco

記録ID: 434492
全員に公開
雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

妙高山・火打山

2014年04月26日(土) 〜 2014年04月27日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:08
距離
24.4km
登り
2,278m
下り
2,252m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4/26(土)
6:44 笹ヶ峰登山口
7:25 黒沢(橋)
8:35 富士見平
9:10-9:28 黒沢池ヒュッテ
9:55 大倉乗越
11:27 妙高山山頂
11:36 妙高大神
11:45-12:03 妙高山山頂
12:53 大倉乗越
13:06 黒沢池ヒュッテ

4/27(日)
4:32 黒沢池ヒュッテ
5:44-5:54 火打山山頂
6:48-8:07 黒沢池ヒュッテ
8:50 富士見平
9:20 黒沢(橋)
9:49 笹ヶ峰登山口
天候 2日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越自動車道妙高高原ICから16.5km
コース状況/
危険箇所等
▼道路
積雪や凍結なし
路肩の雪壁によりやや見通しが悪いので対向車に注意。

▼登山ポスト
笹ヶ峰登山口のゲートにポストあり

▼トイレ
登山口から50m下の大駐車場に有(紙なし・水出ず)

▼水場
登山口付近はキャンプ場など随所にあるらしいが確認していない
途中は黒沢(橋)の所くらい(積雪により足場悪し転落注意)
高谷池ヒュッテはあるはず(行ってない)

▼黒沢池ヒュッテ(冬期閉鎖中)
トイレなし
水場なし

▼電波状況(docomo)
電波の届く場所がごく限られるので気を付けてください
登山口で既に電波無し
(電波有)
 妙高山山頂
 火打山山頂〜雷鳥平
 茶臼山山頂付近(弱)
 富士見付近平(弱)

▼コース状況
・登山口〜黒沢(橋)
 ●7時前
 そこそこ締まっていて歩きにくくはありませんでした。
 ●9時過ぎ
 だいぶ緩くなっていました。。
 登山口付近はくるぶし付近まで埋まります。

・十二曲り〜富士見平
 ●7時過ぎ(行き)
 急登部分は日陰なので硬かったです。
 アイゼンで楽に登れました。
 尾根は既に陽が当たりだいぶ柔らかくなっていました。
 ●9時前(下山時)
 急斜面はピッケルがあった方が安心な部分がありました。
 大部分がアイゼンで程好くブレーキが利く堅さ。良いペースで下山できました。

・富士見平〜黒沢池ヒュッテ
 陽当たりが良いのですぐに緩くなりそうです。
 通過は8時〜9時過ぎでしたが、平坦部分は少々足を取られますが大きくは埋まりません。
 巻き道は時々脛までの踏み抜きがありました。

<妙高山方面>
・黒沢池ヒュッテ〜大倉乗越〜長助池分岐
 9時半に出発したので、乗越までは柔らかかったです。
 乗越から長助池までの急斜面下りは核心部の一つです。
 長助池分岐までの夏道トラバースルートは不可(所々デブリあり)
 長助池まで下ります(あまりの急斜面に引き返す人もいるかもしれません)雪崩注意です。
 アイゼンとピッケルで確実に下ります。
 帰りの登り返しは根性です!
 長助池付近は陽当たり良く、風も無いため柔らかいです。

・長助池分岐〜妙高山山頂
 10時過ぎ、長助池分岐まで雪が柔らかく難儀しました。
 山頂のコルまでの急登は何とかアイゼンも効く時間帯に登ることができました。
 山頂の尾根は雪が柔らかいです。
 岩と雪の間で何度も股まで深く踏み抜きました。
 帰りはアイゼンと念のためのピッケルで問題ありませんでした。

<火打山方面>
・黒沢池ヒュッテ〜火打山
 ●日出前後
  クラストしていてサクサク登れます。非常に快適。
 ●日出後
  茶臼山の下りでくるぶし位まで埋まる部分があり、足を取られました。
  北東側の雪庇は亀裂や崩壊があるので気を付けましょう。
登山口
(下山時に撮影)
登山口
(下山時に撮影)
登り始め
広々とした雪原でコースがわかりづらいくトレースがいくつかあります
登り始め
広々とした雪原でコースがわかりづらいくトレースがいくつかあります
「十二曲り」を右寄りに進みほとんど曲がることなく尾根に出ました
この先も急登がありますが先にここに出たほうが気分的に楽かもしれません
「十二曲り」を右寄りに進みほとんど曲がることなく尾根に出ました
この先も急登がありますが先にここに出たほうが気分的に楽かもしれません
富士見平から黒沢岳を右に巻いて雪原が見えてきました
富士見平から黒沢岳を右に巻いて雪原が見えてきました
大雪原
真ん中の先まで行きます
大雪原
真ん中の先まで行きます
着きました!
黒沢池ヒュッテ(冬期閉鎖中)
着きました!
黒沢池ヒュッテ(冬期閉鎖中)
テント(仮設)
必要ない荷物はいったんここにデポします
テント(仮設)
必要ない荷物はいったんここにデポします
妙高に向かいます
乗越に向かうがもうちょい左でした。。
妙高に向かいます
乗越に向かうがもうちょい左でした。。
乗越から下って長助池付近
風が無く暑いです
1
乗越から下って長助池付近
風が無く暑いです
雪が緩くなって大変。。
ダブルピークの間のコル(写真中央)を目指しますが遥か彼方に感じます
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雪が緩くなって大変。。
ダブルピークの間のコル(写真中央)を目指しますが遥か彼方に感じます
急登
雪はまだそこそこ締まっています
急登
雪はまだそこそこ締まっています
コル直下
踏み抜きが多く注意です
コル直下
踏み抜きが多く注意です
コルに出ました!
外輪山の尾根は雪庇が続いてます
コルに出ました!
外輪山の尾根は雪庇が続いてます
もう少し・・
右のヤセ尾根を登ると山頂です
もう少し・・
右のヤセ尾根を登ると山頂です
最後の核心部
着きました!
山頂周辺も大きな踏み抜きに注意です(だいぶやられました。。)
3
着きました!
山頂周辺も大きな踏み抜きに注意です(だいぶやられました。。)
妙高大神に行きます
日本岩
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妙高大神に行きます
日本岩
妙高大神
正面からの写真を撮り忘れました。。
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妙高大神
正面からの写真を撮り忘れました。。
山頂に戻って大神方面
山頂に戻って大神方面
下山はあっという間です
下山はあっという間です
正面に大倉乗越
夏は真ん中辺?を左に向かってトラバースするらしいですが・・
いったん下った方が安全かつ早いです
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正面に大倉乗越
夏は真ん中辺?を左に向かってトラバースするらしいですが・・
いったん下った方が安全かつ早いです
大倉乗越を下から見上げます
軽くデブリ跡もあります
170mを一気に登ります
大倉乗越を下から見上げます
軽くデブリ跡もあります
170mを一気に登ります
途中から振り返って
下部にデブリも・・
途中から振り返って
下部にデブリも・・
20分ちょいでした
20分ちょいでした
テントと荷物を回収し、高谷池ヒュッテに移動するか迷いましたが・・
3名様パーティー1組も張っていたので今夜はここに泊まります
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テントと荷物を回収し、高谷池ヒュッテに移動するか迷いましたが・・
3名様パーティー1組も張っていたので今夜はここに泊まります
13時に下山したので暇です
3名様パーティーが妙高方面の偵察に出かけました
雪を掘って水を作ったりしながら過ごします
13時に下山したので暇です
3名様パーティーが妙高方面の偵察に出かけました
雪を掘って水を作ったりしながら過ごします
まだ陽が高いのでおあずけです
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まだ陽が高いのでおあずけです
携帯の電波は届きません
1
携帯の電波は届きません
三田原山方面
日差しが凄く強いです
サングラスは必須です
日差しが凄く強いです
サングラスは必須です
おはようございます
朝は-2〜3℃でした
4:30夜明け前に火打山に向け軽装で出発です
2
おはようございます
朝は-2〜3℃でした
4:30夜明け前に火打山に向け軽装で出発です
まずは茶臼山
サクサク登れます
硬いのは陽が差すまでです
サクサク登れます
硬いのは陽が差すまでです
黒沢池ヒュッテと大倉乗越方面
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黒沢池ヒュッテと大倉乗越方面
茶臼山付近
火打山が見えてきました
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茶臼山付近
火打山が見えてきました
妙高山も見えます
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妙高山も見えます
夜明けの火打山
夜が明けました
最後は急登です
締まっていてサクサク登れました
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最後は急登です
締まっていてサクサク登れました
着きました!
焼山
水蒸気の噴出音がかすかに聞こえます
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焼山
水蒸気の噴出音がかすかに聞こえます
振り返って
帰りは雪庇に気を付けながら尾根沿いを進みます
帰りは雪庇に気を付けながら尾根沿いを進みます
崩落してクレバス状になってます
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崩落してクレバス状になってます
ヒュッテまで戻ってきました
往復2時間半でした
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ヒュッテまで戻ってきました
往復2時間半でした
テントを撤収し雪原を戻ります
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テントを撤収し雪原を戻ります
正面の黒沢岳の裾を巻いて富士見平に出ます
夏道通りに行きたいですがどの辺を巻いているのか不明です
正面の黒沢岳の裾を巻いて富士見平に出ます
夏道通りに行きたいですがどの辺を巻いているのか不明です
富士見平までの巻道
踏み抜きが酷いので尾根へ急ぎます
富士見平までの巻道
踏み抜きが酷いので尾根へ急ぎます
「十二曲り」の下り
下の方はほぼ「曲がらず」でした
「十二曲り」の下り
下の方はほぼ「曲がらず」でした
登山口付近
だいぶ緩くなっておりズボズボと足を取られます
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登山口付近
だいぶ緩くなっておりズボズボと足を取られます
到着!
無事下山できました。。
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到着!
無事下山できました。。
駐車場の周りはまだ背丈以上の積雪です
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駐車場の周りはまだ背丈以上の積雪です

感想

妙高・火打は楽しみにしていたルートの一つです。
せっかくなら残雪期に挑戦してみたくなり行ってきました。

妙高は大倉乗越⇔長助池までの登降が核心でした。
状況により雪崩れる可能性あり。
時間はかかりますが大倉山を巻くルートもあるようなので候補に入れるべきでしょう。

妙高の長い急斜面の登降ですが、この時期は雪の硬い早朝にアイゼン履いて歩くのが良いと思います。

後から知りましたが、高谷池タイムズ参考になります。
http://www.myoko.tv/kouyaike/topics/kouyaike_times.htm







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コメント

長助池からの登り返しはキツそう
sekinaoさん、こんにちは。

いつもいつもおじゃましてすみません。zucchiです。
この時期に妙高・火打登ったんですね。相変わらず精力的に百名山登ってますね!
昨年秋に登った時は雪がないので妙高へは夏道トラバースを通りましたが、それでも妙高への登りは結構キツかったです。それをこの時期なのでトラバースは難しいでしょうが、長助池まで下りてからの登り返しはちょっと辛そうです
それでも登りきってこのペースですから恐れ入りました。

まだまだこの山域は雪がしっかりありますね。テン泊は少なそうですが、夜は寒さ等はそれほど気にならなかったでしょうか?
この時期に登ってテン泊もよさそうなので、そのうち時間が取れれば行ってみたい ところです

※谷川岳も登られたんですね。着々とクリアしてってますね!

zucchi
2014/4/29 8:31
>zucchiさん
こんばんは!
いぇいぇ、いつもコメントありがとうございます
確かに妙高は難易度が高かったです。
大倉乗越から長助池の急斜面は引きますね(笑)
幸い今回は池から直登した方のステップが階段のように刻まれていて使わせてもらいました。
昨日、「ところで乗越の夏道トラバースはどうなっているんだろう?」と思い詳しいレコがあったので見ていたらzucchiさんのレコでした(笑)
夏の日帰りもキツイんじゃないかな?と思っていますが、さすがですね!

テン場は2000mで最低でも-3℃くらいでした。
天気が良く日中は長袖シャツ1枚でも過ごせましたが、日没と同時に5℃くらいまで気温が下がります。まだまだ冬山テン泊装備は必要ですね。
紫外線が強すぎて顔が一気に焼けてしまいましたので、天気が良い日は紫外線対策とサングラスは必須だと思いました。

谷川岳は昨年6月のものなんです。
友人が登りたいと言っていて、編集中放置していたものを参考用にアップしました。
過去の山行記録も時間があれば書いて行きたいと思っています。

後半のGWも少し遠方へ足を伸ばしたいと思います
お互い安全に楽しみましょう!
2014/4/29 19:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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