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Yamareco

記録ID: 4345515
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

初夏のイブネ【オゾ谷から南尾根で周回】

2022年05月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
onetotani その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:25
距離
16.8km
登り
996m
下り
994m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:09
休憩
2:11
合計
10:20
距離 16.8km 登り 1,001m 下り 1,000m
6:19
21
6:40
56
7:45
7:53
6
7:59
21
8:20
8:25
17
神崎川右岸
8:42
9
8:51
9:08
53
10:01
10:21
44
11:05
11:07
25
11:32
12:05
3
クラシ分岐
12:08
12:09
12
12:21
6
12:27
12:35
33
13:08
13:12
56
千種街道(下重谷出合)
14:08
14:12
24
14:36
14:49
21
15:10
7
15:17
15:29
9
16:25
14
16:39
朝明駐車場
天候 風が心地良い快晴 

【気温】
駐車場:18℃ クラシ:19℃ 下重谷出合:22℃ 根の平峠:26℃
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明駐車場(有料:500円/1回)
根の平の草原から望む雨乞岳とクラシ方面。
2022年05月29日 07:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 7:56
根の平の草原から望む雨乞岳とクラシ方面。
【タケ谷】
まだ残っていたコイワカガミ。
2022年05月29日 08:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 8:14
【タケ谷】
まだ残っていたコイワカガミ。
【タケ谷】
右岸へ徒渉しタケ谷から離れる。
2022年05月29日 08:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 8:15
【タケ谷】
右岸へ徒渉しタケ谷から離れる。
【神崎川(愛知川)】
右岸に出て徒渉準備。
2022年05月29日 08:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 8:22
【神崎川(愛知川)】
右岸に出て徒渉準備。
【神崎川(愛知川)】
水深30cmほどの浅瀬を徒渉中。
2022年05月29日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 8:25
【神崎川(愛知川)】
水深30cmほどの浅瀬を徒渉中。
【神崎川(愛知川)】
本流からオゾ谷出合を眺める。
2022年05月29日 08:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 8:56
【神崎川(愛知川)】
本流からオゾ谷出合を眺める。
オゾ谷出合に到着。
2022年05月29日 08:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 8:57
オゾ谷出合に到着。
手書きの道標も擦れてしまった。
2022年05月29日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 9:02
手書きの道標も擦れてしまった。
【オゾ谷】
石積みの残る大蔵鉱山跡。
2022年05月29日 09:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 9:27
【オゾ谷】
石積みの残る大蔵鉱山跡。
【オゾ谷】
鉱山跡を過ぎ、左岸の捲き道から谷芯を辿る。
2022年05月29日 09:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 9:33
【オゾ谷】
鉱山跡を過ぎ、左岸の捲き道から谷芯を辿る。
【オゾ谷】
三股に掛けられた新しい道標を確認する。(左股と中股が見える。)
2022年05月29日 09:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 9:39
【オゾ谷】
三股に掛けられた新しい道標を確認する。(左股と中股が見える。)
【オゾ谷】
ワサビ峠を目指して右股へ入る。
2022年05月29日 09:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 9:41
【オゾ谷】
ワサビ峠を目指して右股へ入る。
【オゾ谷右股】
山芍薬も終わってしまった。
2022年05月29日 09:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 9:47
【オゾ谷右股】
山芍薬も終わってしまった。
【オゾ谷右股】
終盤の急登に付けられたお助けロープを頼って。
2022年05月29日 10:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 10:04
【オゾ谷右股】
終盤の急登に付けられたお助けロープを頼って。
ワサビ峠に到着。
2022年05月29日 10:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 10:10
ワサビ峠に到着。
【クラシ北尾根】
岩稜帯を攀じる。
2022年05月29日 10:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 10:38
【クラシ北尾根】
岩稜帯を攀じる。
【クラシ北尾根】
鈴ヶ岳、御池岳、頭陀ヶ平をズーム。
2022年05月29日 10:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 10:56
【クラシ北尾根】
鈴ヶ岳、御池岳、頭陀ヶ平をズーム。
【クラシ北尾根】
鮮やかなコイワカガミ
2022年05月29日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 11:03
【クラシ北尾根】
鮮やかなコイワカガミ
【クラシ北尾根】
ジャンダルムの急斜面を攀じ登る。
2022年05月29日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 11:04
【クラシ北尾根】
ジャンダルムの急斜面を攀じ登る。
【クラシ北尾根】
ジャンダルムのピークは一人がやっと。
2022年05月29日 11:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 11:06
【クラシ北尾根】
ジャンダルムのピークは一人がやっと。
【クラシ北尾根】
北尾根の肩まで最後の急登だ。
2022年05月29日 11:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 11:06
【クラシ北尾根】
北尾根の肩まで最後の急登だ。
【クラシ北尾根】
ジャンダルムのピークと藤原岳〜竜ヶ岳〜釈迦ヶ岳を望む。
2022年05月29日 11:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 11:14
【クラシ北尾根】
ジャンダルムのピークと藤原岳〜竜ヶ岳〜釈迦ヶ岳を望む。
【クラシ北尾根】
きれいな石楠花が残っていた。
2022年05月29日 11:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 11:20
【クラシ北尾根】
きれいな石楠花が残っていた。
ブナに囲まれた台地に乗った、さあ〜食事にしましょう。
2022年05月29日 11:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 11:30
ブナに囲まれた台地に乗った、さあ〜食事にしましょう。
石楠花が終わってしまったクラシに到着。
2022年05月29日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 12:10
石楠花が終わってしまったクラシに到着。
苔の台地から国見岳、御在所岳を望む。
2022年05月29日 12:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
5/29 12:15
苔の台地から国見岳、御在所岳を望む。
「越百岳」のブナにご挨拶。
2022年05月29日 12:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 12:18
「越百岳」のブナにご挨拶。
イブネ北端へ向かうメンバーを追って。
2022年05月29日 12:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
6
5/29 12:20
イブネ北端へ向かうメンバーを追って。
《イブネ北端》
鮮やかなヤマツツジに出逢う。
2022年05月29日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 12:22
《イブネ北端》
鮮やかなヤマツツジに出逢う。
《イブネ北端》
クラシを振り返ると霊仙山から釈迦ヶ岳へと続く山並みが一望。
2022年05月29日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 12:24
《イブネ北端》
クラシを振り返ると霊仙山から釈迦ヶ岳へと続く山並みが一望。
《イブネ》
国見岳と御在所岳(気象レーダー、望湖台、御嶽大権現の各ピーク)と鎌ヶ岳。
2022年05月29日 12:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
5/29 12:25
《イブネ》
国見岳と御在所岳(気象レーダー、望湖台、御嶽大権現の各ピーク)と鎌ヶ岳。
《イブネ》
立派な道標が立ちましたね。
2022年05月29日 12:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 12:28
《イブネ》
立派な道標が立ちましたね。
《イブネ》
絵になる景色だ。
2022年05月29日 12:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
5/29 12:28
《イブネ》
絵になる景色だ。
《イブネ》
東雨乞岳、雨乞岳本峰がド〜ン。
2022年05月29日 12:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 12:28
《イブネ》
東雨乞岳、雨乞岳本峰がド〜ン。
《イブネ》
さあ〜、南尾根から下ろう。
2022年05月29日 12:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 12:29
《イブネ》
さあ〜、南尾根から下ろう。
南尾根から下重谷出合に着地。
2022年05月29日 13:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 13:08
南尾根から下重谷出合に着地。
コクイ谷出合を飛び石伝いで徒渉。
2022年05月29日 14:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
5/29 14:08
コクイ谷出合を飛び石伝いで徒渉。
フタリシズカがあちこちに。
2022年05月29日 14:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 14:16
フタリシズカがあちこちに。
根の平のシンボル:神杉。
2022年05月29日 15:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
5/29 15:08
根の平のシンボル:神杉。
根の平峠のタニウツギ。
2022年05月29日 15:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 15:18
根の平峠のタニウツギ。
登山口に下山終了。 楽しい一日でした。
2022年05月29日 16:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
5/29 16:17
登山口に下山終了。 楽しい一日でした。

感想

伊勢谷、タケ谷、神崎川など数回の徒渉が必要になる今回のコース、
先日の雨の影響を心配しながら伊勢谷に入ると、水量から推測すると
徒渉に困るほどではなさそうだ。  

コイワカガミもタニウツギも見ないまま到着した根の平峠ですでに
20℃近くまで上がり暑い日になりそうだが、草原から望むクラシや
雨乞岳はすこぶる鮮明だ。
上高地への踏み跡を見送り、渡ったタケ谷の右岸から神崎川の水辺に
降りると、流石に飛び石伝いで徒渉できる流れではなかった。
靴から草履に替える者、裸足になる者、ビニール袋を履く者と
思い思いの準備で浅瀬を選んで30cmほどの水を左岸へ渡る。

左岸の高みに絡んだ道が徐々に流れに近づき、クラシ谷そしてオゾ谷を
横切り小さな台地に上がると「オゾ谷出合」の道標が立ち、擦れた手書き
のプレートや大岩の赤ペンキがワサビ峠の分岐を教えてくれる。
大岩の裏から頼りない踏み跡を追って右手の山腹へ上がり、5年ぶりに
オゾ谷からワサビ峠を目指す。
高捲きから徐々に谷側に近づくと、しばらくして斜面がゆったりと広がり
石積みが残る大蔵鉱山跡に出るとやがて高捲きも終わり、沢筋をしばらく
進むと三股になり、左股:クラシ、右股:ワサビ峠を示す新しい道標に
従って右股へ入る。

途中で左岸へ移った後、伏流に変わった二股を左股へ入ると急斜面に
お助けロープが現れ、頭上に高岩のピークが覗ける頃、一段と傾斜を
増した谷を左に横切りトラバース気味に山腹に絡むとゆったりした
鞍部に出て、ワサビ峠に到着する。

南からオゾ谷、北からワサビ谷、東から高岩の各コースが峠で集まり、
クラシに向かうクラシ北尾根はマイナールートながら変化に富んで
楽しい尾根だ。
まろやかな尾根筋がやがて痩せ尾根に変わり、岩稜帯を攀じると厳しい
尾根が続く核心部にさしかかる。
狭いスタンスを慎重に踏んで高度を稼ぎ、石楠花の密生するエリアに
来るといよいよジャンダルムへの登りだ。
僅かに得られるスタンスを強引に攀じて素晴らしい眺望が得られるTOPを越え、北尾根の肩に突き上げるような最後の急斜面を登りきると、
足元に笹の下生えが現れ、美しいブナの林となってクラシ北尾根から
クラシの台地に合流する。

青い空、笹の緑、ブナのグレーが創り出す穏やかな雰囲気。
のんびりするには絶好の場所で昼食を済ませ、クラシから苔の台地を
ぬうように広大なイブネのステージに上がる。

ひょっとしたらと期待した石楠花もシロヤシオも残っていなかったが、
それでもイブネは魅力的な場所だ。
もう少し「鈴鹿の奥座敷」と呼ばれるに相応しい雰囲気に浸っていたいが
下山時間だ。

今回も杉峠経由より1時間程短縮できる南尾根を下って、クールダウン
しながら千種街道を朝明まで戻ろう。


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