鎌ヶ岳 夕陽登山。ルートミスから滑落。

2022年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 01:23
• 距離: 3.1km
• 登り: 374m
• 下り: 368m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:11
• 休憩: 0:09
• 合計: 1:20

18:34 武平トンネル東登山口
18:40 18:40 武平峠
18:59 18:59 三ッ口谷分岐
19:03 19:04 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
19:14 19:15 鎌ヶ岳
19:20 19:25 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
19:28 19:29 三ッ口谷分岐
19:47 19:48 武平峠
19:54 19:54 武平トンネル東登山口
19:54 ゴール地点

写真

5/29 18:55

三重市街

5/29 18:56

鎌ヶ岳

5/29 19:06

今日はダメか

5/29 19:08

一応山頂にきた

5/29 19:08

久しぶり。

5/29 19:08

雨乞方面に沈んだ模様

5/29 19:14

この稜線いつか歩きたい

5/29 19:15

ちょい夜景

5/29 19:54

なんとか下山できた。トンネルから左を登るトレースがあるけど右が正解

違う尾根に乗ってしまい、急斜面で踏み跡が消えて間違いに気づき、戻ろうと木を掴んだらその木が折れて頭が下に。恐怖。２回目で当たった木にしがみつき静止。下にはガレ場が見えた。ガレ場まで落ち石に当たったら外傷がやばかっただろう。

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

henatyoko

所用を済ませた帰り、快晴の鈴鹿山脈を見ていたら、
久しぶりに夕陽登山して見たくなった。
御在所と悩んだが視界が広い鎌ヶ岳にした。
武平峠からスタート。
日の入り19:10だからいつもどおりいけば間に合う計算。
誰もいないと思ったら山頂直下で二人とすれ違う。
なんか直登ルートは登っちゃダメな雰囲気でトラバースルートへ。
山頂着。登ってる途中で知ってたけど夕陽イマイチでした。

小休止、昔行けた直登ルートは立ち入り禁止っぽい。
行きと同じトラバースルートで下山。
が下り出してすぐ違う尾根に乗ってしまい、踏み跡が消える。
急斜面で明らかにおかしい。
登り直すか、と振り返り木を掴んだらその木が折れて
足場も脆く体勢が崩れ下の木に激突。
その木に捕まろうと反応したが、掴み損ね頭から斜面ゴロゴロ。
7-8mくらい下の木に右脇腹からモロ激突。
息ができず苦しいがさらに落ちそうになり、しがみついて止めた。
息が苦しくて動けない。冷静になれ、と言い聞かす。
最悪動けなくてもビバーク装備はひととおりある。

まずポールが片方無くなってるが周囲にも下にも見当たらない。
幸い他の装備や車の鍵、携帯は落ちてないことを確認。
痛む脇腹、肋骨逝ったか。慎重に登り返し。
滑り落ちた箇所にあると思ったがポールはなかった。
正規ルートに復帰出来た、なんのことはないルートミス。
トラバースすべきところを踏み跡に騙され下ってしまった。
安全地帯で状態確認、幸い手足は擦り傷だけ。
今はアドレナリンで平気だがそのうち激痛が走るかも。
ロキソニン、水と栄養摂り落ち着く。
ポールは山のゴミとなり申し訳ないがあの急斜面では探せない、完全に闇になる前に下山を優先。
薄暗くなったのでヘッデンつけて慎重に下る。

すれ違った方が前方に見えた、武平峠手前で譲っていただいた。
変に気を遣わせるのもアレなので平気なふりして下山。
車道にでて一安心。

まぁ油断以外の何物でもないでしょう。
肋骨打撲、折れてはいませんでしたが体勢変える度激痛でしばらく安静です。
肋骨は何回か折ったりヒビ入ってますが過去最高に痛いです。
座ったら立つのも一苦労、歩くのもすごく遅い、ロキソニンでなんとか生活しています。
しっかり反省し、これからの登山に活かしたいと思います。

※脇腹の痛みがずっと取れず、内臓がどうにかなってるか不安になり8月頭にCT撮ったら
　やっぱり折れてました。レントゲンでは映らない場所が折れてました。