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Yamareco

記録ID: 4348080
全員に公開
ハイキング
比良山系

大擂鉢から釣瓶岳〜武奈ヶ岳〜八雲ヶ原〜八つ淵の滝周回

2022年05月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
10.4km
登り
998m
下り
998m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:59
休憩
0:27
合計
6:26
7:17
7:17
36
7:53
7:56
2
7:58
7:58
97
9:35
9:36
20
9:56
9:56
24
10:20
10:22
12
10:34
10:39
9
10:48
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14
11:02
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16
11:18
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42
12:00
12:06
11
12:17
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2
12:19
12:20
0
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12:27
12
12:39
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2
12:41
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0
12:41
12:41
19
天候 晴れのちくもり
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ガリバー青少年旅行村の登山者用駐車場を利用(無料)
コース状況/
危険箇所等
八つ淵の滝はガリバー旅行村の観光客でも気軽に見に行けそうな位置に感じるが、滝周辺の登山道は鎖とロープの連続で不用意に歩けるところではない。
今回持ってこなかったが、ヘルメットを着用すべきであった。
しかしルート全体に鎖等のサポートはしっかりしている。

大擂鉢から東の尾根への取り付きは深い岩の切れ込みを渡るので危険が伴う。
渡ってしまうと勾配は急だが岩や樹木の手掛かりもあってぐいぐい登れる。
少し緩やかになってからがヤブこぎの試練が待っている。

ナガオ尾根に上がってからは特に危険個所はない。

下り、比良ロッジ跡手前から八淵の滝は、あまり歩かれていない登山道というより踏み跡に近い道になる。 ルートロスに注意して歩く。

貴船の滝手前に分岐があり、滝の脇の岩場を下る鎖場のルートと大擂鉢まで迂回するルートに分かれる。
かなりの危険が伴うのは間違いないので無理をしないこと。
ガリバー青少年旅行村
登山者用駐車場(無料)
2
ガリバー青少年旅行村
登山者用駐車場(無料)
場内の道を登り切って山道へ。
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場内の道を登り切って山道へ。
ヤマアジサイ
八ツ淵の滝マップ
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八ツ淵の滝マップ
滝に沿ったコースと迂回コースを選択して進む。
滝へのコースの危険については繰り返し掲示されている。
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滝に沿ったコースと迂回コースを選択して進む。
滝へのコースの危険については繰り返し掲示されている。
「注意してください」ではなく、「ここで引き返してください」
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「注意してください」ではなく、「ここで引き返してください」
ワクワクしてきた。
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ワクワクしてきた。
渡渉ポイント
岩の斜面をトラバース(鎖場)
天気によっては難度が上がりそう。
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岩の斜面をトラバース(鎖場)
天気によっては難度が上がりそう。
最初の滝(魚止の滝)
4
最初の滝(魚止の滝)
岩場を登っていてふと見ると、対岸に鎖と梯子が見えた。
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岩場を登っていてふと見ると、対岸に鎖と梯子が見えた。
滝壺近くまで下りて、しぶきを浴びながら渡渉。
濡れた岩が不気味だ。
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滝壺近くまで下りて、しぶきを浴びながら渡渉。
濡れた岩が不気味だ。
眼前の水流と轟音にテンションが上がる。
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眼前の水流と轟音にテンションが上がる。
障子滝を上から見下ろす。
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障子滝を上から見下ろす。
土の崖をよじ登り、
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土の崖をよじ登り、
また渡渉。
大擂鉢
ここから目的の尾根に取りつく。
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大擂鉢
ここから目的の尾根に取りつく。
正面の岩が尾根の底部になるが、左の沢がずいぶん切れ込んでいる。
渡れるポイントを探してしばらくうろうろ。
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正面の岩が尾根の底部になるが、左の沢がずいぶん切れ込んでいる。
渡れるポイントを探してしばらくうろうろ。
なんとか渡った先は土の崖。
足元は崩れやすいが手掛かりはある。
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なんとか渡った先は土の崖。
足元は崩れやすいが手掛かりはある。
残りの滝はまた下りに見る。
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残りの滝はまた下りに見る。
急こう配を登り切って緩やかな痩せ尾根に入る。
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急こう配を登り切って緩やかな痩せ尾根に入る。
いい天気だ。
ドウダンツツジ?
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ドウダンツツジ?
山の主とまではいかないまでも、この尾根の主くらいの風格はありそう。
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山の主とまではいかないまでも、この尾根の主くらいの風格はありそう。
緑のコントラストだけでこんなに居心地のいい空間ができることに毎回驚かされる。
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緑のコントラストだけでこんなに居心地のいい空間ができることに毎回驚かされる。
ナガオ尾根に出合うと、先日も歩いたコースを釣瓶岳へ。
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ナガオ尾根に出合うと、先日も歩いたコースを釣瓶岳へ。
アカモノを見つけたと思ったら、
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アカモノを見つけたと思ったら、
あちらにもこちらにも群生が。
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あちらにもこちらにも群生が。
雪の時とは別の道。
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雪の時とは別の道。
あの雲は・・・
このあと天気が悪くなる空模様。
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このあと天気が悪くなる空模様。
細川越の道標
ばらばらになったのを方角を合わせて並べてあるのが律儀。
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細川越の道標
ばらばらになったのを方角を合わせて並べてあるのが律儀。
面白い芽の付き方。
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面白い芽の付き方。
サラサドウダン
釈迦ヶ岳からリトル比良の山並み。
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釈迦ヶ岳からリトル比良の山並み。
雲が増えて風か強まった山頂。
たぶん下界では暑いんだろう。
ここは別世界。
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雲が増えて風か強まった山頂。
たぶん下界では暑いんだろう。
ここは別世界。
目線を近づけると愛着が増す。
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目線を近づけると愛着が増す。
コヤマノ岳のブナの森はやっぱり癒される。
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コヤマノ岳のブナの森はやっぱり癒される。
今日はパノラマコースから八雲へ。
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今日はパノラマコースから八雲へ。
ヤクモ池
活発に動いていたイモリ。
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活発に動いていたイモリ。
ロッジ跡手前から八ツ淵の滝へ。
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ロッジ跡手前から八ツ淵の滝へ。
しばらく通行止めだっただろうか、あまり歩かれていない雰囲気。
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しばらく通行止めだっただろうか、あまり歩かれていない雰囲気。
だんだん深くなる谷沿いを歩く。
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だんだん深くなる谷沿いを歩く。
鎖場も再び。
危なっかしい橋を渡る。
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危なっかしい橋を渡る。
掲示通りの危険なルートに入る。
直進すれば大擂鉢までの迂回ルート。
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掲示通りの危険なルートに入る。
直進すれば大擂鉢までの迂回ルート。
まずは貴船滝最上部
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まずは貴船滝最上部
滝をすぐわきに見ながら水流と同じく垂直に下りていく。
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滝をすぐわきに見ながら水流と同じく垂直に下りていく。
手前に花をあしらってみた。
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手前に花をあしらってみた。
落差は約30m。
この位置からだと下が見えないので余計に迫力が増す。
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落差は約30m。
この位置からだと下が見えないので余計に迫力が増す。
なかなかの高度感。
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なかなかの高度感。
滝を離れてふたたび緑の森へ。
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滝を離れてふたたび緑の森へ。
ガリバー旅行村のロッジ村。
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ガリバー旅行村のロッジ村。

感想

最近の比良で嵌っている尾根探索。
先日のカラ岳への尾根の近くでまたよさそうなルートを見つけた。

出発点は先日と同じガリバー旅行村。
登山者用の無料駐車場があるのは本当にありがたい。

早朝の場内を歩いてそのまま八ツ淵の滝へのハイキングコースへ。
林道の終点には滝のマップに並んで注意書きが掲示してある。
麓に近いので気軽に散策できそうに思えるが、実際には死亡事故も起きているし、ある程度の経験者でなければ歩けない道だ。

分岐ポイントの大擂鉢へは、魚止滝、障子滝を巡るルートと、滝を迂回するハイキングコースに分かれる。
当然滝めぐりのルートを歩いたのだが、前回(2011年)歩いた記憶はほぼなく、どれかの滝の横を鎖をつかんで登っていた映像が頭に残っているくらい。

足を滑らす等のうっかりミスには注意しながら、青ガレの何倍かという迫力のガレ場を越え、滝のしぶきを全身に浴びる渡渉ポイントを越え、全身アドレナリンの塊になって大擂鉢までやってきた。

ここから右(東)の尾根に取りつく予定だ。
その尾根はすぐに見つけたのだが、今の自分の位置からだと沢を一本渡らないといけない。
幅はあまりないけれど、両岸が垂直に数m落ち込んだ谷になっている。
滑落というより転落の危険がある。
ポイントを探してうろうろした結果、少し上部で張り出した岩を見つけて渡ることができた。
これで予定のルートを辿れそうだ。

取り付いた尾根は、しばらく土の崖が続く。
足元はもろもろと柔らかく滑りやすいが、木の根や枝などつかめるものが多いのでそう苦労はしない。
130mほど急登を這い上がったどころで緩やかな尾根に変わった。
痩せた尾根をヤブこぎしながらナガオ尾根に出てしまえば、そこからは前回のルートを辿って釣瓶岳へ。
今回も足のつりをごまかしながらの無理やり山行が楽しい。

細川越を経て武奈ヶ岳に至る。
山頂では風が強い。
空気は涼しくしっとりしていて、汗をかいた体には心地いい。
上空は雲が増えだして、予報通り午後には下り坂になりそう。

八雲からロッジ跡に登り返す途中で左に折れて八ツ淵の滝に向かう。
貴船滝の迫力とスリルにまた刺激を受けながら危なっかしい岩場下りを楽しむ。
途中片足を脛まで水につけてしまったのはご愛嬌。

滝と緑と花
メインイベントがありすぎて一日で終わるのがもったいない山行だった。

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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