(名郷BS)→鳥首峠→大持山→小持山→武甲山→(浦山口駅)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 2,030m
コースタイム
↓ 西武線 特急レッドアロー「ちちぶ3号」
飯能駅 0732 0748
↓ 国際興業バス(臨時便)
名郷BS 0838 0845
↓
セメント工場脇登山口 0925
↓
鳥首峠 1033 1043
↓
大持山 1207 1219
↓
小持山 1252 1308
↓
シラジクボ 1340 1345
↓
武甲山 1432 1459
↓
浦山口駅 1711 1720
↓ 秩父鉄道 普通
御花畑駅 1727
↓
西武秩父駅 1734 1800
↓ 西武線 各停
飯能駅 1855 1856
↓ 西武線・副都心線 快速(ほぼ各停)
渋谷駅 1832 2018
天候 | 晴れ(春霞) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無し |
写真
感想
ゴールデンウィーク開始。天気予報では、明日から天気は崩れるらしいので、日帰り登山とする。翌日も休みなので、ここは比較的歩きごたえがあって、疲れが翌日まで残りそうな大持山、小持山、武甲山の縦走に行く事にする。
今回は長丁場なので、ゆっくり昼飯を作るのは止めて、池袋駅で朝食と昼食のパンを買い込む。前日にネット予約した西武特急「ちちぶ3号」に乗って飯能に出る。ネット予約の時、満席に近いようなことが書いてあったが、それほどでもなく、隣は空いたままだった。しかし、飯能のバス停は大行列!気を利かせて国際興業が臨時便を出してくれたおかげで、ゆっくりと座って行くことができた。趣ある山村を眺めながらバスは行く。
終点の名郷バス停で降り、身支度をして歩きはじめる。バスから、相当数の人が降りたのに、いつのまにか閑散としていて、川沿いの車道を登っている人影は無い。大半の人は、どこへ行ったのだろう。蕨山だろうか?大鳩園を過ぎ、妻坂峠への道を分け、白岩渓流園のキャンプ場を過ぎて車道を歩いて行き、突き当りのセメント工場が見えて来る。
セメント工場脇に登山口がある。最初は、セメントを運ぶレール(?)に沿って登って行く。ひと登りしたところがレールの終点になっていて、廃屋がいくつか建っており、アカヤシオが綺麗だった。ここからは、展望が無い林の中を登って行く。今年は大雪だったせいか、所々に雪の吹き溜まりが残っていた。結構な急登をジグザグに登りきると、鳥首峠に出る。天目山方面の展望が開ける。石造りの小さな祠がある。小休止する。樹林帯では感じなかったが、尾根上の風は冷たかった。
鳥首峠からは、尾根上の稜線を行く。木が生えているので見通しが良いという程ではなかったが、所々にアカヤシオが綺麗に咲いていた。あそこが大持山頂かと思って登りきると、山頂はまだ先ということを2、3回繰り返し登って行く。結局、木々の間からずっと左手に見えていた大きなピークが大持山のようだった。途中、ウノタワと言う、木がまばらに生えている開けた所を通る。伝説によると山ノ神の化身である鵜が棲む大沼があったとのことで、いかにも沼でもあった雰囲気だ。
ようやく大持山について、昼食のパンを食べる。背後には武川岳が見えていた。ここまで、殆ど人に会わなかったのだが、ここからはアカヤシオの季節だからか、相当数の人とすれ違った。大持山から下り、小持山に登り返す。岩場という程のものではないが、少し岩場っぽい所があった。危険を感じるほどではない。ここでも、所々にアカヤシオが咲いていた。岩場を登り切った所が小持山で、ここはアカヤシオが群生して綺麗に咲いていた。正面には、武甲山が見える。小休止して残りのパンを食べるが、人が多く落ち着かない感じだった。
小持山からは、1,008mのシラジクボまで、270mぐらい大きく下る。シラジクボから、武甲山までは290mぐらいの急な登りだ。振り返ると大持山、小持山の眺めが良い。スミレだろうか、紫色の小さな花、数種類が沢山咲いていた。ようやく武甲山縦走路と交わる十字路に出る。ここは数年前に縦走した所だ。十字路を少し行った先が御嶽神社で、その奥を入って行ったところが、展望台だ。春霞はかかっていたが、秩父市街の眺めが良い。羊山公園の芝桜も見えている。フェンスのすぐ向こうは、セメント採掘のため切れ落ちているようなので、乗り出したりはしなかったが、木々が邪魔して両神はあまり良く見えない。
展望台から御嶽神社に戻り、裏参道を下る。暫らくは、左手に大持山や小持山を見ながら、広い道を緩やかに下って行く。山桜が群生している所があって、午後の日差しを受け、とても綺麗だった。やがて樹林帯に入り、その後は、どんどん下って行く。数年前に通っているはずなのだが、全く記憶にない道だ。やがて沢に出て、急な下りは終わる。雪の吹き溜まりがある沢沿いを下って行き、相当歩いたと思う頃、人家が見えてきて里に出た。里の中を歩いていると、ひょっこりと浦山口駅の近くに出る。
浦山口から、お花畑駅にでて、西武秩父駅まで歩く。羊山公園の芝桜のためか、特急は満席だったので、やむなく飯能行きの各駅停車に乗る。駅からは夕陽に染まる武甲山が良く見えた。各駅停車だと、単線の待ち合わせ時間が長く、飯能まで1時間近くかかる。飯能で、副都心線直通の快速に連絡していたのでラッキーと思ったが、実は「快速」とは名ばかりで、光が丘と練馬の間の数駅を飛ばすだけで、後は全部各駅停車だった。あれじゃ詐欺ではないか?結局、2時間半以上かかって渋谷につき、田園都市線に乗り換えて帰宅した。
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