杠葉尾ーイブネー雨乞岳ー綿向山


- GPS
- 07:55
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,982m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:45
天候 | 爽やかな晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山:近江鉄道バス 北畑口バス停 (JR近江八幡駅行きが概ね1時間ごと。イコカ使用可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
杠葉尾登山口に登山届けポストあり 危険箇所はありませんが、銚子ヶ口→クラシと雨乞岳→綿向山は経験者向きと思います。 |
その他周辺情報 | 北畑口バス停横の閉店した店舗にジュース類の自動販売機あり その手前、北畑集落南端(旧道沿い)の酒屋(?)前の自販機にビールあり |
写真
装備
個人装備 |
雨具
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
|
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感想
前から鈴鹿山系は狙っていたところ、苔の平原があるという情報を得てイブネ・クラシへ行ってみました。綿向山へは若い頃にピストンしていますが、それ以外は全く初めての山域です。
杠葉尾登山口→銚子ヶ口
おそらく昔の生活産業道。地形に逆らわない歩きやすい道です。
銚子ヶ口→イブネ・クラシ
趣が変わって登山道っぽくなります。
しばらくは、起伏は小さいものの地形が複雑で道が屈曲し自然迷路状態。その後は素直なアップダウンが繰り返し現れます。
大峠では、道標で示されたイブネ・クラシ方向が完全に低木で閉ざされていて戸惑いましたが、左手に回り込んで藪を強行突破すると十数メートルで道が現れました。
イブネ・クラシ
確かに奇特な風景ですね。一見の価値ありです。
手持ちの30年前の本「鈴鹿の山と谷」には笹原と書かれていますので、かつて深い笹原だった霊仙山と同様に一斉に枯死したのか?
ただ少々オーバーユース気味で、かなり地肌が現れています。
そろそろ保護が必要かと。
雨乞岳
御池岳に次ぐ高峰ということで楽しみにしていましたが、今回は前後の山が個性的でしたので印象が薄い感じです。頂上から間近に見える東雨乞岳のほうが広くて眺めも良さそうなのでそそられましたが、まだ先が長いのでパスしました。
清水頭
雨乞岳から南雨乞岳へは、胸ほどの高さのある笹を掻き分けて進みます。南雨乞岳から急坂を下ると、一転して草原に。
ここは、東は深い笹、西はシャクナゲの密林に守られた別天地。何もないといえば何もない殺風景な草原ですが、秘境感すら漂う静けさが気に入りました。
清水頭→大峠→イハイガ岳
清水頭の草原が終わると樹林帯、次いでシャクナゲの密林帯が続きます。
変化があって飽きない道ですが、眺望が効かず閉塞感があるので評価が分かれると思います。
大峠の前後とイハイガ岳前後に急坂があります。
要所にテープがあって進路に迷うところはありませんでした。
綿向山
密林帯を抜けて明るい草原を登りつめると眼下に湖東平野が広がり、なかなかドラマチック。低い丘陵帯と平地を見下ろす形となるため、頂上からの眺めは標高値以上の高度感があります。
頂上付近は綺麗に整備されていて、地元民に愛されている山のようです。
久々に去りがたい気持ちを感じました。
鈴鹿山脈は、標高が1000メートルを超えるだけあって、地元の若狭、朽木の山々より少しづつ規模が大きい感じ。ブナ林はありませんが二次林が美しいです。天気にも恵まれて山の気を堪能できた良い山行でした。
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