残雪期の苗場山ハイキング(赤湯温泉から赤倉山廻りルート)


- GPS
- 14:40
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 3,032m
- 下り
- 3,032m
コースタイム
13:00苗場プリンスホテル奥の林道途中-16:00赤湯温泉山口館
5/2(金)
6:30赤湯温泉山口館-12:00苗場山山頂-16:00赤湯温泉山口館-18:30苗場プリンスホテル奥の林道途中
天候 | 初日は曇り時々雨、二日目は晴天、山頂付近でガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険箇所等 山口館から先、赤倉山周回ルートと昌次新道ルートがあるが、昌次新道は山頂付近に大きな雪庇があり、利用不可。 赤倉山ルートも残雪多く、GPSと地図読みができないとおそらく遭難します。 私はかなり健脚な方だと思いますが、山口館から山頂まで往復で9時間半ほどかかってますので、体力に自信のない人は止めておいた方がよいと思います。 ■温泉情報 まんてん星の湯 http://www.mantenboshinoyu.com/ |
写真
感想
トレイルレース(STY)後のアクティブレストということで、のんびり冬山ハイキングを楽しみに以前同じ時期に敗退していた苗場山を目指すことにした。
去年は和田小屋から入り、最後の急登で残雪のため敗退していたので、今回は別ルートでということで赤湯ルートを使うことにした。
ただこちらも宿の予約のため電話すると、昌次新道は雪庇がせり出していて使えないとのことで、少し遠回りになるが、赤倉尾根ルートであれば緩やかな尾根なので登れるだろうとの事だった。
初日は午後から林道歩き始め、4時ごろ山口館に到着。今年初の客だったらしい。小屋の方から呑みましょうとせっかく誘っていただいたのだが、寝不足もあり、お風呂に入ったあとそのまま朝まで爆睡してしまった。
2日目。赤倉山ルートの標準コースタイムは11時間ほど。赤湯からの下山も考えると14時間ほどのコースタイムになるので、早めに出たかったが結局小屋を出たのは6時半ほど。
ルートは不明瞭で何度かロストし、そのたびにiphoneの山と高原地図アプリを見てルートに戻るべく藪漕ぎなどをする羽目になった。赤倉山の尾根に出てからはルートは鮮明だがトレースはなし。定期的に地図を確認しながら進まないとやはりルートを間違える。
山頂付近は広大な一面の雪原。下から見ていた時はとても天気が良かったのだが、いざ登ってくるとガスっている。なんだかな。山頂付近の小屋にたどり着き、山頂の位置をGPSで確認し、写真をパチリ。標識もないが、これでも一応苗場山登頂かな。結局山頂についたのは正午ごろでほぼコースタイムどおりだった。このペースだと下山するころには真っ暗になってしまう。
登頂してしまえば下りるだけ。帰りは自分のトレースがあるので、それをただひたすらたどっていく。途中でルートを確認する手間が省けるのでペースが上がる。但し、赤倉山から赤湯温泉まではやっぱりルートがよくわからない。何度かコースをロストした。
16時に赤湯温泉に到着。小屋番さんにコースの状況を伝えておく。昌次新道は10m近い雪庇がせり出していて無理。赤倉ルートもかなり体力と地図読みができないと日帰りでのピストンは厳しいと。
赤湯温泉を出たのが16時半頃。あと2時間ほどで日が暮れる。ヘッドランプは持っていたが暗い中歩きたくはない。なので、赤湯からはトレランモードで林道を走っていく。行きは3時間ほどかかった林道を2時間で下山。なんとか明るいうちに下山することができた。
■装備リスト
[パッキングシステム]
・ザック Berghaus VAPOUR20
・パックライナー Granite Gear EVENT UBERLIGHT CTF3 DRYSACK(10L)
[クッキングシステム]
・ストーブ Primus P153
・クッカー snow peak 極
・カップ コフラン フォールドカップ
・ユーテンシル snow peak 武器
・水筒 サーモス山専ボトル500ml
お茶の粉末が水でもお湯でもよく溶けて、登山には相性よし。
・ウォーターコンテナ platypus 水筒(0.5L)
・ウォーターコンテナ platypus プラティリザーブ(0.8L) 24g
・フードコンテナ 100円ショップ ストックバック(L)
・ゴミ袋 100円ショップ ストックバック(S)
[防寒具&雨具&スペア衣類]
・インサレーション TNF Light Heat Jacket 175g
・レインウェア Montane Minimus Jacket
・レインボトム mont-bell バーサライトパンツ
[その他]
・ヘッドライト Black Diamond Spot 94g
・地図 山と高原地図iphoneアプリ
冬山必携。これがないと確実に遭難する。
・ファーストエイドキット 薬,絆創膏,テーピング,マッチ in AMK
・携帯電話 Apple iPhone5
・軽アイゼン CAMP ICE MASTER
・カメラ SONY Cyber-shot RX100m2
・ライター big ミニライター
山頂付近だと着火率悪し。
・ハンカチ FineTrack ナノハンカチ
・貴重品 車の鍵 財布
・シリセード用のそり
ほとんど使い物にならなかった。いらなかったな。
[消費するもの]
・食料 アルファ米x2 カップラーメンx1(アルファ米1未使用)
・行動食 SAVASジェルx3 SuperDrive x12粒 Reload x3粒 塩熱サプリx2
・嗜好品 缶ビールx1 氷結x1 ワインx720ml つまみ各種(ワインが半分ほど余った)
・玄米茶の粉末
・飲料水 1.0L
・燃料 ガス缶x1
[行動中身に着けるもの]
・アンダーウェア Phenix デオシームUnderwear 61g
・アンダーウェア finetrack フラッドラッシュアクティブスキンT
・アンダーウェア finetrack メリノスピンサーモクルーネック
・アンダーウェア finetrack メリノスピンサーモタイツ
・ボトム finetrack ストームゴージュアルパインパンツロング
・ヘッドウェア OR フェイスマスク付きニット帽
・グローブ Mountain Hardware STIMULUS STRETCH GLOVE
iphone利用可のグローブだが、2シーズン目で反応悪い。
・グローブ Black Diamond Glissade(未使用)
・ソックス finetrack スパイルフィルアルパインソックス
・シューズ Montrail マウンテンマゾヒスト ミッド アウトドライ
・インソール SuperFeet Trim to Fit Blue 90g
・サングラス なし
サングラスは冬山必携。目が痛くなった。
・時計 EPSON WristableGPS SF-710S
・ストック Helinox Passport TL115
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