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記録ID: 4388071
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳からの釈迦ヶ岳で撤退(鈴鹿山系)

2022年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
02:34
距離
9.9km
登り
1,200m
下り
1,204m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
0:04
合計
2:34
11:23
11:24
22
11:46
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8
11:54
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15
12:09
12:11
9
12:20
12:21
10
12:31
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12
12:43
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6
12:49
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14
13:03
13:03
23
13:26
13:26
1
13:27
ゴール地点
天候 晴れ。のちに強風。
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自動車で西藤原駅近くの登山口駐車場へ停めさせていただきました。
藤原岳登山口駐車場。入り口には満車のため観光駐車場へと促されましたが、数台の空きがありました。トイレ・休憩小屋も完備され、大変きれいに管理されてました。ナビの地図が古くて到着がこんな時間になってしまいました(^^;)。
藤原岳登山口駐車場。入り口には満車のため観光駐車場へと促されましたが、数台の空きがありました。トイレ・休憩小屋も完備され、大変きれいに管理されてました。ナビの地図が古くて到着がこんな時間になってしまいました(^^;)。
道にはしっかりトレースが刻まれ、しかもありがちな急登もなく、ほぼ同じ斜度で快適に登れます。危険もなく、風もなく、8合目あたりまで眺望はありませんが、本当に安全に登れる山です。下のほうではヒルに警戒しましたが、幸い遭遇することはありませんでした。遠くに伊吹山が見えております。
道にはしっかりトレースが刻まれ、しかもありがちな急登もなく、ほぼ同じ斜度で快適に登れます。危険もなく、風もなく、8合目あたりまで眺望はありませんが、本当に安全に登れる山です。下のほうではヒルに警戒しましたが、幸い遭遇することはありませんでした。遠くに伊吹山が見えております。
あっという間に9合目。花の季節は過ぎていたのか、あまり写真を撮ることもなく山頂に近づいております。ちょうどこの看板の裏あたり、がっつり山肌が削られております。伊吹と藤原はこれがちょっと(^^;)。
あっという間に9合目。花の季節は過ぎていたのか、あまり写真を撮ることもなく山頂に近づいております。ちょうどこの看板の裏あたり、がっつり山肌が削られております。伊吹と藤原はこれがちょっと(^^;)。
藤原山荘です。1階は休憩所、2階は土足現金の避難所となっていました。この正面にはトイレもあります。そりゃ、みんな安心して登れますよね(^^)。
藤原山荘です。1階は休憩所、2階は土足現金の避難所となっていました。この正面にはトイレもあります。そりゃ、みんな安心して登れますよね(^^)。
山荘より望む藤原岳山頂!石灰岩質のピークは穏やかでなだらかですね。コースタイムはここから20分程度だそうです。
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山荘より望む藤原岳山頂!石灰岩質のピークは穏やかでなだらかですね。コースタイムはここから20分程度だそうです。
山頂到着!山頂からは鈴鹿山系が良く見えます(^^)。たくさんの方がいらっしゃったので、1枚撮ると交代しました。「シャッターを押しましょうか?」と声をかけてくださった方、ありがとうございました!
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山頂到着!山頂からは鈴鹿山系が良く見えます(^^)。たくさんの方がいらっしゃったので、1枚撮ると交代しました。「シャッターを押しましょうか?」と声をかけてくださった方、ありがとうございました!
山頂の岩に紛れて石碑のようなものがありました。倒れちゃったんでしょうかね。
山頂の岩に紛れて石碑のようなものがありました。倒れちゃったんでしょうかね。
御池のテーブルを見たかったのですが、ガスがかかってました。もっとも、標高差からあまり見えなかったかもしれないですね。
御池のテーブルを見たかったのですが、ガスがかかってました。もっとも、標高差からあまり見えなかったかもしれないですね。
南に向かって。竜ヶ岳の優しい山頂が見えています。奥には御在所が見えてます。あんなところを目指すなんて、鈴鹿セブン縦走、おそろしや(^^;)。
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南に向かって。竜ヶ岳の優しい山頂が見えています。奥には御在所が見えてます。あんなところを目指すなんて、鈴鹿セブン縦走、おそろしや(^^;)。
さて、下山を開始します。山頂直下より藤原山荘を望んで。いい天気で風もなく、さすが多くの人に愛されているだけのことはあります。
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さて、下山を開始します。山頂直下より藤原山荘を望んで。いい天気で風もなく、さすが多くの人に愛されているだけのことはあります。
が、藤原岳ではちょっと物足りない思いが(^^;)。時間的にバカやってますが、釈迦ヶ岳の登山道に取りついてしまいました。八風街道からの太平尾根登山口です。まあ行けるだけ行きましょう!2組の下山の方とすれ違いましたが、ちょっと驚かれてしまいます。
が、藤原岳ではちょっと物足りない思いが(^^;)。時間的にバカやってますが、釈迦ヶ岳の登山道に取りついてしまいました。八風街道からの太平尾根登山口です。まあ行けるだけ行きましょう!2組の下山の方とすれ違いましたが、ちょっと驚かれてしまいます。
で、当然のように撤退(^^;)。藤原岳はあんなに優しく迎えてくれましたが、こちらは思ったより急登ありザレありの、ザ・鈴鹿でした。ぞくぞくしながら登っておりましたが、足つり発生と強風に、4時撤退判断の予定を早めてここで撤退決断しました。でも楽しめた!さて、決断したからには下山下山。
で、当然のように撤退(^^;)。藤原岳はあんなに優しく迎えてくれましたが、こちらは思ったより急登ありザレありの、ザ・鈴鹿でした。ぞくぞくしながら登っておりましたが、足つり発生と強風に、4時撤退判断の予定を早めてここで撤退決断しました。でも楽しめた!さて、決断したからには下山下山。
登りでは気づきませんでしたが、北山の看板がありました。岩場ではルートファインディングの難しいところもあり、楽しめます。しかし足を使い切っていたので下りは慎重に進みます。途中サルに警戒され、びっくりしました。足元気を付けないと(^^;)。
登りでは気づきませんでしたが、北山の看板がありました。岩場ではルートファインディングの難しいところもあり、楽しめます。しかし足を使い切っていたので下りは慎重に進みます。途中サルに警戒され、びっくりしました。足元気を付けないと(^^;)。
さて、登山道は終了。このルート、林道からいきなり渡渉があります。特にテープも看板もありませんでしたので、このケルンが目印かな。
さて、登山道は終了。このルート、林道からいきなり渡渉があります。特にテープも看板もありませんでしたので、このケルンが目印かな。

感想

ちょっと寝坊した上にカーナビにに新名神が入っていなかったため、想定外に登山口への到着が遅れてしまいました(^^;)。まあ藤原岳のみなら大丈夫だろうと登山を開始します。同じような時間に登り始めていた方々もいらっしゃったうえ、道が明瞭なので安心して登っていけます。

特に迷う場所もなく危険個所もないため、足は早まりました。登山出発時に下山された方がいたのでヒルの存在を聞いてみたところ、朝のうちに2回ウェアにくっついていたと話されていたので、余計足が早まります(^^;)。道には〇合目という看板もあるため、メンタル的にも楽に進めました。

道中眺望はあまりなかったのですが、8合目過ぎで眺望が開けると伊吹山が見えました。そういえば鈴鹿セブンの北端ですもんね。9合目からは山肌を削られたところが見えます。これがちょっとあれなんですが、でもこんなところまでよく工事ができたもんだ。人間ってすごい。

そうしてほどなく山頂が開けてきました。せっかくなので藤原山荘の中ものぞかせてもらいました。トイレもあり、広々としています。周辺では多くの方が昼食を取られていらっしゃいました。私は写真だけ撮るとそのまま山頂へ向かいます。

そして山頂到着!鈴鹿セブン6座目登頂。眺望はさすがに素晴らしいですね。冬に登った御池岳のみガスがかかっていたのが残念でしたが、写真を数枚撮ると下山へ。標高はそれなりにあるもののちょっと楽に登れ過ぎてなんか物足りない気が(^^;)。まあわかってて来たのですが、もう少し冒険をしてみたくなってきてしまいました。

なのでそのまま下山口から釈迦ヶ岳を目指すことに。もっとも、こう言った展開を想定して、コースと地図はスマホにダウンロード済み。まあ想定外に到着が遅れてしまったので、気分を味わうだけでもと思い、車に乗り込むと釈迦ヶ岳の登山口を目指しました。

思ったより距離はありましたが、釈迦ヶ岳の太平尾根登山口へ。ここからなら登りも少ないし、距離も少ない。あわよくば登り切れるかなと思いながら、決して無理をしないつもりで改めて歩き始めました。今の季節なら夜7時ごろまでは明るいから時間的には行けそうな気もしますが、東側の尾根のため暗くなるのは早いかと思い、4時に撤退期限を設定してスタートです。

登り始めてすぐ、2組のパーティーとすれ違いました。「今から?」という顔をされてらっしゃいましたが、無理はしませんのでご安心を(^^;)。そりゃこんな時間から登り始めるなんて、山をなめていると思われても仕方ありませんものね。林道をしばらく行くとまずは渡渉ポイントへ。ここ、看板などありませんので小さなケルンを目印にするか、GPSが必須です。

川を渡るとすぐさま急登が始まりました。おお、これこれ!岩場でルートファインディングをしたり、山を登っている感じがひしひしとしてきます。そういえば藤原岳は石灰岩質でしたがこちらは花崗岩質。ということはヒルの心配は少ないか。であればもうちょっとシーズンは長いかもしれません。しかし花崗岩質ということは風化したザレ場があるということ。足元に注意して進みます。

ちょっとした稜線からは強風に吹かれました。この辺りの地名である八風からして風の通り道なのでしょうか。それとも今日の風が強いのか?体を持っていかれるとまでは言いすぎですが、ちょっと細めの尾根筋で強風に吹かれるとなかなかドキドキするじゃありませんか。ウインドシェルを出して着こみます。藤原では全然風がなかったのに、ちょっと移動するとこうもいろいろ違うとは。勉強になります。

そのうち足がつり始めました。おっと、良くないです。足運びに気を使わなければならない道での足つりは危険が増します。今日はおなかの調子もいまいちで、山行中にあまり補給が撮れていなかったのも影響しているか。足つりに加えてシャリバテも感じます。4時撤退判断の予定でしたが、この先のルートの残りをスマホで確認。3分の2ほど来たあたりでしょうか。現在はまだ3時過ぎ。登りきれるか?しかしこの強風に、若干怖くなっているのも事実。

うん、撤退しましょう。もちろんザックには行動食もヘッデンもありますし、十分な水もありましたが、怖さを感じている時点で体からの警告に従うとの決断に至りました。もう若くはないけれど、またチャレンジできないわけでもない。北山の先の鞍部で撤退です。一度決めたら「やっぱり・・・」とはしないことが肝要と自分に言い聞かせ、元来たルートに向かいました。

下山となり、使う筋肉が変わると登りの時とは違う部位がつってきました。時間はあるのでゆっくり下ります。なるべく疲れていない上半身を多用し、足が滑ったりつったりしたときのバックアップを取りながら下山。1か所、短いお助けロープの先を間違って左に巻いてしまって数メートル登り返しましたが、ついさっき通ったところを間違えるなんて、疲れているのかも。さらに慎重に下ることにします。

サルに吠えられたりしながら、やがて渡渉ポイントまで戻りました。もうここからは安心です。いやあ、充実しました!遅い出発でしたがたっぷり楽しませていただきました。釈迦ヶ岳の一部を踏めたのもありがたい。天気の心配もなく、くたくたになるまで遊ばせていただけました。体に残る疲労感が今日の登山の実感につながり、1登頂1撤退でしたがまた充実感が増します。今日もありがとうございました。

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